eぶらあぼ 2015.1月号
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28粟國 淳Jun Aguni 演出Prole1967年東京生まれ。父・粟國安彦のオペラ演出の勉強に伴って70年にローマに渡り、同地で育つ。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を学ぶ。オペラの演技・演出法をM.ゴヴォーニに師事。ローマ歌劇場の演出部で研鑽を積む一方、藤原歌劇団の数多くの公演で演出助手を務めた。また、新国立劇場ではF.ゼッフィレッリ、L.ロンコーニ等巨匠演出家達の助手も務めた。97年藤原歌劇団公演《愛の妙薬》で演出家デビューを飾り成功を収め、98年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊、H.ブロックハウスのもとでさらに研鑚を積みヨーロッパで活躍。新国立劇場に2000年《セビリアの理髪師》(藤原歌劇団共催)でデビュー後、藤原歌劇団で《イル・カンピエッロ》を新演出したほか、《トスカ》を再演演出、13年には《仮面舞踏会》を新演出し、高い評価を得た。

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