eぶらあぼ 2014.11月号
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■オーケストラと邦楽の融合 札幌コンサートホール、福岡シンフォニーホール、サントリーホールが共同で、古代祝祭劇「太陽の記憶─卑弥呼」を制作する。「日本には古くから様々な音楽がありました。しかし、それらが一堂に会して演奏する作品はありませんでした。この『卑弥呼』は雅楽、聲明、能、歌舞伎、そして明治以降に輸入された西洋音楽に携わる人達が集まり、これまでに無かった音の世界を作りだすものです」と作曲を担当する菅野由弘は記者会見で語った。作曲の菅野をはじめ、歌舞伎の中村福助、ヴァイオリンの大谷康子、三味線の常磐津文字兵衛の4人がある会合で集まった時に、この企画が生まれたという。日本に存在している様々な芸術がコラボレートしジャンルを超えた新しい世界を創造堤剛と弦楽セクション古代祝祭劇太陽の記憶─「卑弥呼」サントリーホールリハーサル風景リハーサル風景

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