eぶらあぼ 2014.9月号
157/207

166■第9回浜松国際ピアノコンクールが 2015年11月に開催 世界的に活躍するピアニストを輩出していることで知られる、浜松国際ピアノコンクールが、2015年11月21日から12月8日にかけて、アクトシティ浜松で開催される。実行委員会長は鈴木康友浜松市長、運営委員長は一柳慧(作曲家)、審査委員長は海老彰子(ピアニスト)が務める。今回から第1次予選はハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタのいずれか1曲(全楽章)と自由な選択による1曲を組み合わせての演奏(25分以内)とし、本選(共演は高関健指揮の東京交響楽団)での協奏曲の選択肢として古典派の楽曲が増えたことが大きな特色となっている。また、審査員にマルタ・アルゲリッチが加わることも注目される。応募期間は2015年2月1日〜4月15日。問 浜松国際ピアノコンクール事務局053-451-1148http://www.hipic.jp■スタインウェイがマルタ・アルゲリッチ  エディションを発表 スタインウェイ&サンズ社が“Steinway Artist Edition”としてマルタ・アルゲリッチが選定した「マルタ・アルゲリッチ エディション」を発表した。 “Steinway Artist Edition”としては、2011年の「アルフレッド・ブレンデル エディション」に続くもので、世界限定25台(モデルは全てB-211/黒色艶出塗装仕上げ)、日本にはそのうち2台が9月に入荷予定。 アルゲリッチは、去る7月9日にスタインウェイ・ハンブルク工場を訪れ、25台のB-211を選定、その1台1台に署名した。購入者には、アルゲリッチのサイン入りの証書が贈呈される。 なお、売り上げの一部は、アルゲリッチが才能ある若手の育成を目的に創設した「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ財団」に寄付される。問 スタインウェイ・ジャパン03-5251-6550http://www.steinway.co.jp■訃報:ロリン・マゼール 世界的指揮者のロリン・マゼール氏が、7月13日、肺炎による合併症のため、アメリカのヴァージニア州の自宅で死去した。享年84。マゼール氏は、1930年パリで、アメリカ人の両親の間に生まれた。5歳でヴァイオリンを始め、7歳から指揮法を学び、15歳までにアメリカのほぼすべてのオーケストラを指揮するという神童ぶりを発揮した。ヨーロッパ・デビューは53年のイタリア、マッシモ・ベッリーニ劇場。60年にはアメリカ人としては初めてバイロイト音楽祭に登場した。以来、150以上のオーケストラで、5000回以上に及ぶコンサートとオペラの指揮を行った。ベルリン・ドイツ・オペラ芸術監督兼首席指揮者、ウィーン国立歌劇場音楽総監督、ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督などのポストも務めた。たびたび来日し、NHK交響楽団、東京交響楽団など日本のオーケストラも指揮して話題を呼んだ。■訃報:カルロ・ベルゴンツィ イタリアの名テノール歌手、カルロ・ベルゴンツィ氏が7月25日、イタリアのミラノの病院で死去した。享年90。死因は明らかにされていない。ベルゴンツィ氏はイタリアのビダレンツォ出身。1953年、ミラノ・スカラ座でデビュー。以後、ヴェルディのオペラを中心に多くの名演を聴かせた。NHKイタリア歌劇団をはじめ、たびたび日本を訪れたが、2001年のリサイタルが最後の来日公演となった。■訃報:経種廉彦 テノール歌手の経種廉彦(いだねやすひこ)氏が、7月17日にすい臓がんのため死去した。享年52。経種氏は二期会会員として東京二期会《ファルスタッフ》《さまよえるオランダ人》などで活躍。また、新国立劇場の《愛怨》、《鹿鳴館》などに出演し高い評価を得た。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です