eぶらあぼ 2014.8月号
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173コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報NHK「おかあさんといっしょ」の第16代“歌のおねえさん”として知られる神崎ゆう子が、家田厚志指揮の東京ニューシティ管弦楽団と共におくる、楽しくて心に残るステージ。「ぼよよん行進曲」「バナナのおやこ」「ホ! ホ! ホ!」「ありがとうの花」など、子供たちが大好きな童謡を集めて。さらに、神崎のトークや、楽器体験なども。乳児から入場が可能なのもうれしい。家族そろって、素敵な思い出がつくれそう。岩下晶子は国立音大や東京芸大大学院を経て渡米し、マネス音楽院でネッド・ローレムの歌曲研究により博士号を取得した俊英ソプラノ。ピアノの千葉かほると臨むリサイタルでは、思い入れひとしおのローレムをはじめ、バーバーやコープランド、アージェント、ホイビーなど、近現代アメリカ歌曲の深遠なる世界を特集する。「初めて聴く方から、造詣の深い方まで魅了する、欲張りな内容です」と岩下は言う。国際的な活動を展開する名手・林峰男を中心に、石田聖子、河田夏実、櫻井慶喜、渋谷陽子、高橋純子、長谷部一郎、三森未来子と、ソリストやオーケストラ楽団員として活躍する8人のチェリストが再び集結。今回もヴィラ・ロボス「ブラジル風バッハ第1番」やクープラン「5つの演奏会用小品」、バッハ「シャコンヌ」、グリーグ「ホルベルク組曲」など名曲を通じ、チェロ・アンサンブルの愉悦を届ける。テノールの佐藤隆紀と日野真一郎、佐賀龍彦、バリトンの黒川拓哉と宮原浩暢という5人のイケメン声楽家で組織されたヴォーカル・グループ。クラシックはもちろん、ポップスやジャズ、日本の民謡まで歌いこなし、独自の地平を拓いている。今回のステージも、「オーソレミオ」やミュージカル『RENT』から「Seasons of Love」など、自在な選曲で。ヴェルヴェットの手触りを思わせる、魅惑のハーモニーに心を委ねたい。組み合わせた手に息を吹き込み、美しい音色を織り上げる「ハンドフルート」。森光弘は幼少から独自の技を磨き、東京音大在学中に本格的な演奏活動を開始した。ピアノの臼田圭介と共に結成したユニット「CHILDHOOD」として、国内のみならず、欧米や中国でも公演。未体験なはずなのに、なぜか懐かしい音色で、聴く者を魅了してきた。今回も、オリジナル曲からクラシック、アニメの音楽まで、感動の音色を響かせる。ねりまファミリーシリーズVol.1神崎ゆう子(歌・お話)「オーケストラといっしょ」CHILDHOOD チャイルドフッド感動の手笛The Cello Ensemble Concert真夏の再会、8人のチェリストの饗宴新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズ岩下晶子(ソプラノ)軽井沢国際音楽祭フェスティバル・オーケストラ・コンサートLE VELVETSThis is “THE VOICE”8/26(火)14:00練馬文化センター8/24(日)14:00音楽工房ホール(浜松市楽器博物館2階)8/22(金)19:00三鷹市芸術文化センター8/31(日)14:00東京オペラシティリサイタルホール8/24(日)13:30軽井沢大賀ホール8/22(金)18:00つくばノバホール©篠原栄治避暑地として120年の歴史を誇る軽井沢の地を舞台に、毎夏開かれる「軽井沢国際音楽祭」は、前身となる『Karuizawa & Music』から、13年目に。締め括りを飾るのが、フェスティバル・オーケストラ・コンサート。音楽祭を彩った一線のプロ奏者と講習会受講生らで組織されたオーケストラが、音楽監督・横川晴児の指揮でブラームスの交響曲第2番やモーツァルトのクラリネット協奏曲(ソロ:ミシェル・アリニョン)などを披露する。ミシェル・アリニョン横川晴児林 峰男森 光弘

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