eぶらあぼ2014.4月号
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169井上道義と共演する(2015/6/22)。 OEKの定期公演はフィルハーモニー・シリーズ(全8回)、マイスター・シリーズ(全5回)、ファンタスティック・クラシカルコンサート(全4回)の計3シリーズがあり、これらの定期公演は石川県立音楽堂で開催される。シーズン詳細は下記ウェブサイトでご確認下さい。オーケストラ・アンサンブル金沢http://www.oek.jp■2014年度武満徹作曲賞のファイナリスト が決定 2014年度「武満徹作曲賞」(東京オペラシティ文化財団)の譜面審査結果が発表された。同賞はオーケストラ作品の作曲コンクールで、毎年1人の作曲家が単独で審査に当たるのが特徴。16回目となる2014年度の審査員は、世界の主要なオーケストラや歌劇場に定期的に客演する指揮者であり、現代ハンガリーを代表する作曲家ペーテル・エトヴェシュ。31カ国から集まった108作品の中から、審査の結果、下記の4名がファイナリストに選ばれた。5月に本選演奏会が行われ、演奏による最終審査が行われる。◎シラセート・パントゥラアンポーン(タイ/1982年生):覚醒/寂静◎ティモ・ルートカンプ(ドイツ/1980年生):ブラック・ボックス◎大胡恵(だいご けい)(日本/1979年生):北之椿-親和性によるグラデイション第2番-◎ジョヴァンニ・ダリオ・マンジーニ(イタリア/1978年生):かくて海は再び我らを封じた2014年度 武満徹作曲賞 本選演奏会★5月25日(日)15:00・東京オペラシティコンサートホール杉山洋一(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団武満徹作曲賞http://www.operacity.jp/concert/award■エプソン、スマートグラスで字幕表示の 実証実験 新国立劇場、セイコーエプソン、電通国際情報サービス、Zimakuプラスは共同で、エプソンの新型スマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いたシースルー字幕の実証実験を行った。 「MOVERIO BT-200」はAndroid™ 4.0プラットホームを搭載したシースルータイプのメガネ型ヘッドマウントディスプレイ。 実験は2月28日から3月2日、新国立劇場オペラ研修所公演《ナクソス島のアリアドネ》(新国立劇場・中劇場)で行われ、Zimakuプラスがオペラの字幕制作と送出を担当、電通国際情報サービスがWi-Fiを利用したエリア限定型の配信プラットフォーム「potaVee」でオペラの舞台進行と連動した字幕情報を「MOVERIO BT-200」にリアルタイムで配信した。実験には劇場関係者や同劇場友の会会員など15人が参加した。 原語上演が一般的となった昨今のオペラを観劇する際、日本語字幕はオペラの内容を理解する上で欠かせないものとなっている一方、字幕を見る際に舞台から視線を外すことで、オペラの世界に没入できないといった課題もあった。舞台上の好きなところを見ながら、同時に字幕も見ることのできるシースルー字幕は、その課題を解決するものとして期待されている。※WEBぶらあぼ(http://ebravo.jp)では、詳細な試用レポートを掲載しています。エプソン MOVERIOhttp://www.epson.jp/products/moverio新国立劇場http://www.nntt.jac.go.jp電通国際情報サービスhttp://www.isid.co.jpZimakuプラスhttp://www.zimakuplus.jp■サウンドスタジオノア秋葉原店がオープン サウンドスタジオノアの秋葉原店がオープンした。同店舗はピアノスタジオ8部屋を擁する大型店。秋葉原の中央通り沿いにあり、JR秋葉原駅から徒歩5分、東京メトロ銀座線の末広町駅からは徒歩1分という好立地。9階建てのビル全フロアがスタジオで、ピアノスタジオは2階にある。ヤマハのC6Xをはじめとするグランドピアノ6台、アップライトピアノ2台が設置されており、24時間利用が可能。また、各部屋にレコーディング設備も完備され簡単に演奏を録音・再生できる。サウンドスタジオノア秋葉原店03-5816-8388http://akihabara.studionoah.jpMOVERIO BT-200

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