Tag Archive for 読響

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

大いなる喜びへの“参加”  いまカンブルラン&読響が面白い。現代ものを巧みに組み合わせたプログラミングと色彩的で緻密な演奏は、エキサイティングかつ示唆に富んでおり、毎回足を運ぶ甲斐がある。今年1月も、ラヴェルの名作でカラフル&ピュアな音楽を聴かせる一方、ガブリエリ、ベリオ、ベルリオーズという類のない演目の定期では、楽器…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団 ドヴォルザーク 「レクイエム」

国際派声楽陣と共に挑む大作  これまでに数々の意欲的なプログラムによって聴衆に驚きを与えてくれた下野竜也と読売日響。この名コンビが3月の定期演奏会でドヴォルザークの「レクイエム」を演奏する。合唱は国立音楽大学合唱団。中嶋彰子、藤村実穂子、吉田浩之、妻屋秀和の万全の独唱陣がそろう。  ドヴォルザークの「レクイエム」は18…

山田和樹(指揮) 読売日本交響楽団

ベートーヴェンとR.シュトラウス、二人の英雄  コンサートの曲目に一貫したテーマが掲げられていると、公演に対する興味がいっそう増す。しかし、まさかこんな手があったとは。  躍進する俊英指揮者、山田和樹が読売日本交響楽団と組んだプログラムは「英雄」プロ。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」とR.シュトラウスの交響詩「英雄…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

いつもとは違った、美し過ぎるニューイヤー  新年にシューマン&ラヴェル…これは大人のニューイヤー・コンサートと言うべきか。読売日本交響楽団の2014年は、常任指揮者カンブルランとピアノのロジェ・ムラロのフランス・コンビによる冒頭2人の作品で始まる。  まずはカンブルランお国もののラヴェル。読響に精緻な美感と色彩感をもた…

デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

透徹した解釈の「第九」に期待  毎年この時期になると、今年の年末はどの「第九」に足を運ぼうかと迷う。本来、年末とはなんの関係もない作品だが、この偉大な交響曲が師走の年中行事として演奏されるおかげで、私たちは毎年、好きなオーケストラを選んで「第九」を聴くことができる。僥倖というほかない。  今年特に目をひくのは、読売日本…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

 カンブルラン&読売日本交響楽団の12月定期はバルトークを中心にしたプログラムだ。今回の選曲では、卓抜なオーケストレーションで目にも綾なスペクタクルを展開してくれるバルトークの醍醐味が味わいつくせる。最晩年の白鳥の歌ともいうべき「ピアノ協奏曲第3番」を弾くのはハンガリー人を父、日本人を母に持つ話題の若手、金子三勇士だ。…

スタニスラフ・ スクロヴァチェフスキ●指揮

元気を保つ秘訣は、音楽に対する集中力とワイン(?)  現役最高齢の指揮者の一人であるスタニスラフ・スクロヴァチェフスキは、今年10月3日、90歳の誕生日を日本で祝った。当日は、桂冠名誉指揮者を務める読売日本交響楽団の東京オペラシティ公演。終演後、読響が「ハッピー・バースデイ」を奏でると、会場は温かな拍手に包まれた。 「…

上岡敏之(指揮)

前代未聞の快挙が続く  ヴッパータール響との来日公演等で熱狂的支持を集める上岡敏之が、指揮者として「第九」とピアニストとしてベートーヴェンのピアノ・ソナタ集のCDを同時にリリースする。これはおそらく前代未聞だ。  「第九」は、「創設150周年の意味もあって、8年ぶりにヴッパータール響で演奏した」2012年9月のライヴ録…

【WEBぶらあぼ先着先行】久石譲 第九スペシャル

日本を代表する作曲家 久石譲が、作曲家の視点で「第九」を分析・再構築、数多の「第九」の名演がくりひろげられてきたNHKホールで読売日本交響楽団(読響)を指揮する。 歌手陣は、ソプラノに林正子、メゾソプラノに谷口睦美、テノールに村上敏明、バスに妻屋秀和と、日本のオペラ界を代表する面々がそろう。 また、「第九」の前には、久…

講演会「ライマン作曲のオペラ『リア』の上演史」が開催

10月11日(金)18:30から、東京ドイツ文化センターにて、講演会「ライマン作曲のオペラ『リア』の上演史」が開催される。 この秋、日生劇場で上演される、現代ドイツの作曲家 アリベルト・ライマンの現代オペラ『リア』日本初演に際し、1978年から2012年にかけてドイツで上演された公演をシェイクスピア作品としての視点、オ…