Tag Archive for 神奈川フィル

小森輝彦(バリトン) × 宮本益光 (バリトン)

オペラ≪金閣寺≫をめぐって ベルリン・ドイツ・オペラが黛敏郎に委嘱し、1976年に同劇場で初演された《金閣寺》。三島由紀夫の小説を原作とするこの作品は、日本でも91年の全幕初演以降、97年、99年に再演され、「日本オペラの金字塔」とまで称えられた。このほど、神奈川県民ホールで16年ぶりの上演が実現する。主役の溝口を演ず…

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2015

首都圏のプロ・オーケストラが集結する“クラシック音楽の夏フェス”  2005年に産声をあげ、今や春の風物詩として定着した『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』『東京・春・音楽祭』という2つの音楽祭。その前年である04年にオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールを舞台に、夏の祭典としてスタートした『フェスタサマーミュー…

神奈川県民ホールオープンシアター2015 子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』

子どもたちにこそ上質のステージを!  神奈川県民ホールが毎年行っている「オープンシアター」。“芸術に触れ、劇場に親しむ”をコンセプトに、質のよい公演を低価格で楽しめるよう工夫されたイベントである。今年は子どものためのバレエとして、東京バレエ団の『ねむれる森の美女』が上演される(オーロラ姫:三雲友里加、沖香菜子/デジレ王…

サッシャ・ゲッツェル(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

胸に染み渡る巨匠最晩年の至高の境地  軽やかなニューイヤー・コンサートもいいが、1月も後半になれば重厚な音楽も聴きたい…。そんなファンにお薦めなのが、神奈川フィルの1月定期「みなとみらいシリーズ」。本公演では後期ロマン派の大家、R.シュトラウスとブルックナーの最晩年の深遠な世界を堪能できる。  指揮は、ウィーン生まれの…

神奈川県民ホール 年末年越しスペシャル ファンタスティック・ガラコンサート 2014

今年のコンセプトは“40”  オペラにバレエにオーケストラ。名作のハイライトをいっぺんに楽しめる、まさにファンタスティックな、神奈川県民ホールの『ファンタスティック・ガラコンサート』が、恒例の年末に戻ってきた。昨年はホールの改修休館のために11月末に開催されたが、年の瀬ならではの開放感はやはり特別。一年を締めくくって新…

現田茂夫(指揮)

“宇宙の響き”でホールの新たな一歩を祝う  来年1月に開館40周年を迎える神奈川県民ホールは現在休館中だが、いよいよ今年の10月5日、『第21回神奈川国際芸術フェスティバル』のラインナップの一つでもある、現田茂夫と神奈川フィルによるマーラーの交響曲第8番で開館する。 「マーラー自身が『宇宙が鳴り響く』と言っているように…

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 小泉和裕 特別客演指揮者就任披露公演

名匠で聴くロシアの名作2編  地元横浜を中心に積極的な演奏活動を展開している神奈川フィルにとり、新たな門出となる2014年。4月の常任指揮者就任披露公演で大成功を収めた川瀬賢太郎に続き、今回は同時期に特別客演指揮者に就任した小泉和裕が登場する。  1973年の第3回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝した後、ベルリン・フ…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2014

10回目は10のプロ・オーケストラで! エキサイティングな2週間  ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンと同様、2005年にその歴史がスタートし、今年で10回目を迎える真夏の音楽祭『フェスタサマーミューザ』。サイモン・ラトルやマリス・ヤンソンスなどにも愛され、首都圏の重要な音楽ホールとなったミューザ川崎シンフォニーホール…

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第299回・第300回定期演奏会

演奏者にマッチした絶妙なプログラミング  毎回バラエティ豊かな出演者とプログラミングで人気の神奈川フィル。5〜6月の定期も実に意欲的で覇気が漲っている。  名誉指揮者の現田茂夫が指揮する第299回定期。最大の聴きどころは、今シーズンから第1コンサートマスターに就任する崎谷直人がソロを弾くモーツァルトの協奏曲第4番だ。当…

金聖響(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団

実りと祈りを捧げる、忘れがたき終幕  かくも劇的な最後があるだろうか? 来る3月、金聖響が神奈川フィルのシェフとしての最終公演を迎える。  メインはマーラーの交響曲第6番「悲劇的」。これは様々な意味がこめられたプログラムだ。  1998年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝後、内外で活躍する金聖響は、2009年4…