Tag Archive for 牧野正人

明日開幕!藤原歌劇団創立80周年記念《ファルスタッフ》

 藤原歌劇団が1月24日(土)と25日(日)に上演するヴェルディ《ファルスタッフ》公演のゲネラルプローベ(総通し稽古)が会場の東京文化会館で行われた。24日のキャストのゲネプロを観た。  《ファルスタッフ》は、オペラファンにとってはおなじみの名作だが、あまり接する機会がなかったファンの中には「名作という評価は知っている…

第12回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン 《アレグザンダーの饗宴》

ヘンデルのユニークな“音楽賛歌”  多様なヘンデルの作品を紹介することを目的に、2003年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。12回目となる今回は「ヘンデルの英語の劇場音楽の多様性」をテーマに、数ある劇場作品の中でも特にユニークな存在であるオード《アレグザンダーの饗宴》全2部を全曲上演する。  …

粟國 淳(演出)

シェイクスピア時代の舞台の在り方を意識しました  悲劇が得意なヴェルディが人生の締め括りに書いたのは、世間の予想を覆す喜劇のオペラ《ファルスタッフ》(1893)。30歳も若いボーイトに台本を書かせ、自分の気の向くままに筆を走らせたこの名作を、若々しさを舞台に盛り込む演出家の第一人者、粟國淳の“心の眼”はどのように見つめ…

沼尻竜典オペラセレクション ヴェルディ《リゴレット》

実力派が結集したすこぶる意欲的な公演  びわ湖ホール芸術監督・沼尻竜典によるオペラセレクション第8弾は、ヴェルディ中期の名作《リゴレット》。ダブル・キャストのそれぞれに、実力本位のキャスティングを感じさせる納得の顔ぶれが揃った。これは2公演とも観てみたい! リゴレットを演じるのは堀内康雄と牧野正人という日本が誇る2人の…

藤原歌劇団《蝶々夫人》ゲネプロレポート

今年創立80周年を迎えた藤原歌劇団。明日から上演される《蝶々夫人》はその記念公演のひとつです。粟國安彦演出による藤原歌劇団伝統の舞台は「これぞ日本人の《蝶々夫人》!」と言いたくなる、純日本的で完成度の高い舞台です。調度や小物、細かい所作に至るまで考え抜かれ、それでいてすべての流れが自然で美しいため、何度観ても味わい深い…