Tag Archive for 東響

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2015

首都圏のプロ・オーケストラが集結する“クラシック音楽の夏フェス”  2005年に産声をあげ、今や春の風物詩として定着した『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』『東京・春・音楽祭』という2つの音楽祭。その前年である04年にオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールを舞台に、夏の祭典としてスタートした『フェスタサマーミュー…

ゲルギエフ&東響がチェスキーナ洋子メモリアルコンサートを開催

 東京交響楽団は8月5日(水)サントリーホールで、今年1月10日、ローマ市内の病院で死去したチェスキーナ洋子氏を偲ぶ追悼コンサートを開催する。指揮はワレリー・ゲルギエフ。  故・チェスキーナ洋子氏は、東京交響楽団ハープ奏者を経て、1960年、戦後初の公費留学生としてイタリア・ヴェネツィア音楽院に留学、資産家のレンツォ・…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

ブルックナーでも卓越した才能を発揮  ジョナサン・ノットが東京交響楽団音楽監督に就任し2シーズン目に入った。6月のプログラムのメインは、ブルックナーの交響曲の中でも伸びやかな表現で人気の第7番が取り上げられる。聴きどころをまとめてみよう。  まず、ノットはバンベルク響という中欧の上質なオーケストラで音楽監督を長く務め、…

クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮) 東京交響楽団

キーワードは“祖国”  LAフィルのドゥダメル(1981年生)やボストン響のネルソンス(78年)など、近年、若手指揮者の活躍が著しい。日本の楽団も、都響がフルシャ(81年)を、日本フィルがインキネン(80年)を、東京フィルがバッティストーニ(87年)を首席客演指揮者に迎えるなど、次代を担う若い才能の獲得に積極的になって…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

いよいよ大作《パルジファル》に挑む  ジョナサン・ノットのもと、快進撃を続ける東京交響楽団。いよいよこの3月にはワーグナーの舞台神聖祝典劇《パルジファル》(抜粋)に挑む。ノット新音楽監督の最初のシーズンの締めくくりにふさわしい、特別な作品が取りあげられることになる。  もっともノットは東京交響楽団の音楽監督に就任して以…

フレッシュ名曲コンサート オール・モーツァルト・プログラム

モーツァルト名曲づくしの一夜  瑞々しいサウンドが、東京に春の訪れを告げる。次代を担う気鋭のアーティストの熱演を聴く『フレッシュ名曲コンサート』。今回は、飯森範親指揮の東京交響楽団によるオール・モーツァルト・プログラムで、珠玉の名曲を堪能する。まずは、2011年の第80回日本音楽コンクールと13年の第11回東京音楽コン…

秋山和慶(指揮) 東京交響楽団

節目の年は名手たちとの共演で  現在、東京交響楽団桂冠指揮者の秋山和慶は、1964年に同団を指揮してデビューしたが、その後も両者は長年にわたり上質のアンサンブルを聴かせてきた。秋山は小澤征爾と並び齋藤秀雄のメソッドを最もよく体現した音楽家。スダーンからノットへとバトンタッチし、ますます充実している東響だが、正確なタクト…

秋山和慶指揮者生活50周年記念演奏会

指揮者人生をふりかえり、デビュー公演を再現  名匠、秋山和慶が指揮者生活50周年を迎える。その50年間の集大成というべき記念演奏会が開催される。オーケストラは1964年2月にデビューを果たした東京交響楽団。ブラームスの交響曲第2番、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(独奏は神尾真由子)、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

両大家の想いをこめた捧げもの  以前ジョナサン・ノットにインタビューした際、彼は「東響では、ドイツ的な音を目指すべく、ドイツ・ロマン派の音楽を主に取り上げたい」と話していた。そして実際、今年4月の音楽監督就任以来、マーラー、シューベルト、ブラームスを軸としたプログラムで、明晰かつエネルギー溢れる演奏を披露してきた。次い…

飯森範親(指揮) 東京交響楽団

天才の名作に注がれる清新な情熱  いま東京交響楽団のサウンドと音楽作りが興味深い。ノットを音楽監督に迎えた今年4月以降、10年に及ぶスダーン体制のもとで培われた端整で精緻なアンサンブルに、別種の開放感や生気が付与されつつあると思えるからだ。  来る11月定期のメインは、正指揮者・飯森範親が振るベルリオーズの「幻想交響曲…