Tag Archive for 東京フィル

テノールの世界 〜輝ける歌声〜

日本を牽引するテノール3人が集結、真夏に響く熱き歌声  サントリーホールに、現在の日本オペラ・シーンを牽引する3人のテノールが集結し、それぞれ輝かしい歌声を披露する夢のステージ。独・伊・仏の人気オペラからの名アリアや歌曲を歌い分ける華麗なステージだ。誰がどの曲を歌うのかは当日発表とのことで楽しみは膨らむ。  顔ぶれの筆…

チョン・ミョンフン(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

絆の深まるコンビによる渾身の「新世界より」  新しい時代のスタートを祝うように、チョン・ミョンフン&東京フィルがドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を演奏する。彼にとって、ドヴォルザークは特別に愛着のあるレパートリーであり、かつてドイツ・グラモフォンでウィーン・フィルとともに、交響曲第3番、第6番、第7番、第8番…

【レポート】武満徹作曲賞 本選演奏会&授賞式

 今年で21回目となる武満徹作曲賞(主催:東京オペラシティ文化財団)の本選演奏会が、6月9日(日)の午後に開かれた。毎年たった一人の作曲家が審査するこのコンクールで今年、その任に当たったのは、いまや名実ともに現代フランスを代表する音楽家となったフィリップ・マヌリだ。  31ヵ国から集まった83もの応募作をマヌリが丹念に…

沼尻竜典(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

メッセージを持った重量級の作品二曲を    東京フィルの6月定期は、沼尻竜典が「田園」「大地の歌」という大曲を二つ並べた。  「田園」は「運命」で形式美を突き詰めたベートーヴェンが、交響曲のがっちりとした構造に描写性をミックスした意欲作。田園風景を前にして弾む心が活写され、小川のほとりでの散策、村人たちの愉快…

【特別公開】フィリップ・マヌリ(作曲) ロング・インタビュー

「ぶらあぼ」5/18発行6月号のClose Up interviewに掲載されたインタビューには収まりきれなかったフル・バージョンをWEBのみで特別公開します。 温故知新が未知の世界を生む  テクノ、エレクトロニカ、ノイズミュージックなど…コンピューターのプログラミングを介して音楽制作をするミュージシャンたちを支える「…

【特別先行公開】フィリップ・マヌリ(作曲家)

温故知新が未知の世界を生む  武満徹の遺志を引き継ぎ、20年以上続くコンポージアムが、今年も東京オペラシティで開催される。核となる武満徹作曲賞の審査員を務めるのは、フランスを代表する作曲家の一人フィリップ・マヌリだ。これまでも東京藝術大学や京都フランス音楽アカデミーで講座を受け持ってきたマヌリにとって、日本滞在は自身の…

東京フィルハーモニー交響楽団 渋谷の午後のコンサート。 2019-20シーズン

トーク付きの名曲コンサートを平日昼間に楽しむ好企画  最近、活況を呈しているのが平日昼間のオーケストラ公演。平日夜や週末よりも、平日の昼のほうが出かけやすい。家庭や仕事の事情でそんなライフスタイルを送る人々は決して少なくない。  東京フィルが2019-20シーズンから新たにスタートさせる「渋谷の午後のコンサート。」も平…

軽井沢大賀ホール 2019春の音楽祭

GWはリゾートで上質な音楽に浸るという贅沢    日本が大きな時代の転換期を迎える4月から5月。今年の大型連休をどう過ごそうかと思っている方へ、リゾート地に滞在して毎日を最高級の音楽で楽しむというプランはいかがだろうか。多くの観光客で賑わう軽井沢において、クラシックを中心に多くのコンサートを行ってきた軽井沢大…

【ゲネプロレポート】新国立劇場《フィレンツェの悲劇》《ジャンニ・スキッキ》(新制作)

人間の欲望をテーマとする1幕仕立てのオペラをダブルビルで上演  歌劇場では、短いオペラを並べて一晩のステージを作ることがある。いわゆる、ダブルビルと呼ばれる上演形態である。もとは映画の2本立て(double bill)を意味する英語だが、今ではイタリアやフランスでも使われる一般的な表現になっている。  今回、新国立劇場…

アンドレア・バッティストーニ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

情熱全開で新時代を祝う  平成が終わり、新天皇が即位して元号が変わる。4月の東京フィル定期では、バッティストーニが、まるでそれに即したようなプログラムを組んでいる。1937年イギリス国王ジョージ6世の戴冠式で演奏されたウォルトンの「戴冠行進曲『王冠』」と、1790年神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式祝賀演奏会で披…