Tag Archive for 東京フィル

日本オペラ振興会が2019/20のラインアップを発表

《蝶々夫人》から《紅天女》まで人気作&話題作満載!  日本オペラ振興会(藤原歌劇団・日本オペラ協会)が来年度の内容を下記の通り発表した。藤原歌劇団がイタリアオペラ4本(新制作1本)、日本オペラ協会が1本(新制作)の計5演目が並ぶ。実力派と注目の新人がバランスよく配されたキャスティングも魅力。 ・プッチーニ《蝶々夫人》(…

新国立劇場 2018/19シーズンオペラ 開幕公演 モーツァルト《魔笛》(新制作)

大野和士新体制のスタートを告げる傑作舞台  新国立劇場は、2018/19シーズンから大野和士がオペラ芸術監督に就任。「レパートリーの拡充」をはじめとする「5つの柱」を掲げた大野新監督は、新制作を従来の3作から4作へと拡大。その最初の作品に選ばれたのが、ウィリアム・ケントリッジ演出の《魔笛》である。  このプロダクション…

エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)

コロラトゥーラの女王、その偉業の集大成を聴く  数年前、記者会見の席に現れたエディタ・グルベローヴァは、華やかさと率直さを併せ持つといった、「器の大きいプリマドンナ」であった。オペラ・デビューが1968年というから、今年で実に半世紀、彼女は歌い続けてきたのである。  このとき、筆者は一つ質問を行った。「ベルカント・オペ…

第12回 国際オーボエコンクール・東京

オーボエの新しきスターの誕生、そして名匠たちの豪華なコンサート  時に哀愁に満ち、時に官能的な音色で、聴く者を魅了するオーボエ。「国際オーボエコンクール」は、その真価を掘り下げ、優れた人材を発掘・育成し、国内外への活躍の場を広げるべく、ソニー音楽財団が開催している。12回目の今年、場を軽井沢から東京へ移し「国際オーボエ…

第16回 東京音楽コンクール 本選

新進演奏家たちの頂上対決を目撃する  才能ある若手音楽家を発掘し、その支援や育成を目指して東京文化会館や東京都などが毎年開催、これまで数多くの入賞者が世界の檜舞台へと羽ばたいている「東京音楽コンクール」。16回目となる今年は声楽・弦楽・金管の3部門が開催され、予備審査と2次にわたる予選を通過した俊英たちが、本選へ挑む。…

第4回 ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール Japan 2018

希代の名手の名を冠したコンクールとコンサート  高い音楽表現と近代フランス音楽文化の継承を主眼に据え、2012年にスタートした「ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール」。2年ごとにフランスと日本で交互に開催される他に類を見ないコンクールだが、第4回となる今年は8月26日から9月2日まで、よこすか芸術劇場で行われる…

瓜生幸子(ピアノ) 2大協奏曲

ピアノ界の重鎮が2大名作コンテルトに向き合う  日本の演奏史に残る、ステージとなるかもしれない。国際的に活躍する日本人ピアニストの先駆けであり、80歳を越えてなお、第一線を走り続ける瓜生幸子。盟友の秋山和慶の指揮による東京フィルハーモニー交響楽団をバックに、ベートーヴェン「皇帝」とサン=サーンス「エジプト風」、2つの“…

【CD】ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 他/バッティストーニ&東京フィル

 バッティストーニと東京フィルの「BEYOND THE STANDARD」。定番名曲と日本人作曲家の作品をカップリングし、セッション録音で綿密に仕上げていく本シリーズ第1弾の当盤は「新世界より」と伊福部昭。セッションならではの高音質なのが嬉しいが、演奏もまた優秀。基本的にストレートな解釈ながらも細部の工夫や仕上げが見事…

コンポージアム2018 ウンスク・チンを迎えて

ヨーロッパで大注目される作曲家の全容  昨年、日本を含むアジア・ツアーでラトル&ベルリン・フィルはウンスク・チンの委嘱新作を披露した。海外ツアーで新曲とは珍しいが、それはとりもなおさず彼女がアジア圏を代表する作曲家の一人と目されていることを意味する。ラトルもその作品を繰り返し取り上げている指揮者の一人なのだ。  日本で…

グランドオペラ共同制作《アイーダ》制作発表

 3月6日、グランドオペラ共同制作《アイーダ》の制作発表会が都内で行われた。4つの劇場(札幌文化芸術劇場hitaru、神奈川県民ホール、兵庫県立芸術文化センター、iichiko総合文化センター)と3つの芸術団体(東京二期会、札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団)の計7団体が共同で、ローマ歌劇場との提携のもと、ヴェ…