Tag Archive for 東京シティ・フィル

三ツ橋敬子(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ここでしか味わえないマル秘イタリア・メニュー  オペラの大家によるオペラ以外の作品だけを聴く。この興味深いプログラムが、三ツ橋敬子指揮による東京シティ・フィルのティアラこうとう定期で実現する。曲は、プッチーニとヴェルディの弦楽四重奏曲の弦楽合奏版にプッチーニの「グローリア・ミサ」。イタリアのペドロッティ国際指揮者コンク…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

秘められた心の叫びを聞く  深く、ときに激しくもあるハ短調の響きが聴き手の心を揺さぶる、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番。抑圧からの解放か、独裁者への恨み節なのか、それとも…と、聴くたびに作曲者の真意を考えてしまうショスタコーヴィチの交響曲第10番。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の10月定期演奏会は、聴き手の…

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2015

首都圏のプロ・オーケストラが集結する“クラシック音楽の夏フェス”  2005年に産声をあげ、今や春の風物詩として定着した『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』『東京・春・音楽祭』という2つの音楽祭。その前年である04年にオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールを舞台に、夏の祭典としてスタートした『フェスタサマーミュー…

大井剛史(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

新世代の名手たちの共演  約1,230席という空間の中でオーケストラの音がダイレクトに、そしてパワフルに体感できる、東京シティ・フィルの「ティアラこうとう定期演奏会」。初台の東京オペラシティにおける定期演奏会とは別の魅力を持つ年4回のシリーズだが、7月18日に行われる第42回は指揮者もソリストも新鮮な顔ぶれだ。  指揮…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモック管弦楽団

新時代の到来を告げる意欲的なプログラム  今年の4月11日、新常任指揮者となった高関健が登場し、記念すべき創立40周年のシーズンをスタートさせた東京シティ・フィルハーモック管弦楽団。スメタナの「わが祖国」全曲という意欲的なプログラムを、生命感にあふれた音楽絵巻として演奏し、新時代の到来を聴衆へ宣言した。  その高関健は…

高関健が東京シティ・フィル常任指揮者に

 2015年に創立40周年を迎える東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、現・音楽監督の宮本文昭の後任として、2015年4月より、高関健が常任指揮者に就任すると発表した。任期は2018年3月末日までの3年間。これにより、高関は京都市交響楽団の常任首席客演指揮者の両ポストを兼任することになる。9月4日(木)に東京オペラ…

飯守泰次郎(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

重鎮の深遠なる世界へ  ブルックナーは、重鎮と呼ばれる存在になって初めて深みが出せるのかもしれない。ヨッフムやヴァントをはじめ実例は無数にある。既に70歳を超え、今年9月から新国立劇場の芸術監督に就任する飯守泰次郎も、もはやその領域に入った。ならば、彼の振るブルックナーは聴かねばなるまい。  飯守は、4月の東京シティ・…