Tag Archive for 日本フィル

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

猛々しくも繊細な将軍、怪作&快作に挑む  ラザレフ&日本フィルの定期演奏会は、いま最も聴き逃せないコンサートの一つだ。当コンビの充実ぶりは、もはや周知の事実だが、今年3月定期のスクリャービンのピアノ協奏曲とショスタコーヴィチの「レニングラード」交響曲はもう圧巻の一語。激烈なダイナミズムやMAXの燃焼度と、精緻な表情付け…

山田和樹&日本フィルのマーラー・ツィクルスが決定!

 今、世界でもっとも熱い注目を集めている日本人若手指揮者、山田和樹が正指揮者を務める日本フィルハーモニー交響楽団とともに、2015年1月から3年間にわたりBunkamuraオーチャードホールでマーラーの全曲演奏会に挑む。  日本のオーケストラでのマーラー全曲演奏会としては、去る3月に完結した「インバル=都響・新マーラー…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

“ヤマカズ”の魅力満開のプログラム  2009年のブザンソン指揮者コンクール優勝後、「21世紀のヤマカズ」というキャッチフレーズにはおさまらないのではないかと思えるほど、山田和樹は世界的なキャリアを足早に駆け上っている。その魅力を解析してみよう。まずオーケストラを短時間で自分の色に染め上げる力。山田が振ると角がとれた柔…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

強い求心力と周到な音楽作り  首席指揮者アレクサンドル・ラザレフと日本フィルによる好調ロシア音楽シリーズの次回は、「ラザレフが刻むロシアの魂《SeasonⅡ スクリャービン2》」。スクリャービンのピアノ協奏曲と、翌シーズンの予告編ともいうべきショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」という、聴きごたえのある2曲…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 九州ツアー&東京公演

日本フィルが世界に誇る文化活動  今年も日本フィルが九州を訪れる。2月8日の福岡公演から19日の宮崎公演までの全10公演。指揮を担うのはフィンランドの俊英、首席客演指揮者のピエタリ・インキネンだ。  日本フィルと九州には特別な結びつきがある。九州ツアーは今回が39回目。1975年以来の長い歴史を持つ。単に演奏会を行うだ…

日本フィルハーモニー交響楽団 ニューイヤーコンサート 2014

コンチェルトも入った豪華メニュー  新春を華やかに彩るニューイヤーコンサート。ウィーン流のワルツとポルカを中心としたプログラムもあれば、独自路線の工夫を凝らした選曲もあって、オーケストラによってそのスタイルは様々だ。  日本フィルの『ニューイヤーコンサート2014』は“ハイブリッド型”ニューイヤーとでも言うべきか。モー…

日本フィルハーモニー交響楽団「第九」

今年12月、これ以上熱い“歓喜の日”はない!  12月なのに暑い、いや熱い!! 日本フィルの年末「第九」を振るのが小林研一郎と広上淳一とくれば、会場の温度は急上昇必至。「苦悩を経て歓喜へ」のメッセージを体感し、魂を揺さぶられるような感動を味わい、行く年来る年に思いを馳せる…聴衆が年末「第九」に求めるものはすべてここにあ…

山田和樹 モンテカルロ・フィルの首席客演指揮者に就任

 日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者で、2012年からスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就任した指揮者の山田和樹が、ヨーロッパで2つ目のポストとなるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(POMC)の首席客演指揮者となることが昨日発表された。  モンテカルロ・フィルは、イーゴリ・マルケヴィチ、ロヴロ・フォン…

西本智実×日本フィルハーモニー交響楽団 ミュージック・パートナー・シリーズ

これはまだ誰も体験していない  これこそまさに新機軸だ。壁一面に映し出される映像と共に、オーケストラが豪奢な音楽を奏でる。それもままある映像付きコンサートではない。映像はプロジェクションマッピングという注目の手法、会場はサントリーホール、演目はチャイコフスキーの三大バレエ、演奏は西本智実指揮する日本フィル…と揃えば、す…