Tag Archive for 日本フィル

日本フィルハーモニー交響楽団 九州公演記者会見

 日本フィルハーモニー交響楽団が来年2月に実施する九州公演について、10月30日に杉並公会堂で記者会見を行った。日本フィルハーモニー交響楽団理事長の平井俊邦、同フィル桂冠指揮者兼芸術顧問のアレクサンドル・ラザレフ、ソリストとして同行する堀米ゆず子(ヴァイオリン)と河村尚子(ピアノ)が登壇した。  45回目となる今回は、…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

闘将が描く近代ロシアの管弦楽法の極み  今年4月のヨーロッパ・ツアーで大成功を収め、首席指揮者インキネンの2020年バイロイト音楽祭《ニーベルングの指環》デビューが決定するなど、ますます意気上がる日本フィル。その意気と演奏水準向上の立役者である桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフの存在も当然見逃せない。今年5月…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

バイロイト《リング》を振るインキネンがベートーヴェン・ツィクルスを始動  フィンランド出身のマエストロ、ピエタリ・インキネンは、まだ30歳代の若さながら、日本フィル、プラハ響、ドイツ放送フィルのシェフを兼務する、最も多忙な指揮者の一人である。この4月には日本フィルのヨーロッパ演奏旅行を成功に導いた。また、2020年には…

第17回 東京音楽コンクール 第2次予選・本選

逸材たちのほとばしる感性と技巧を目撃する  覇気に満ちた、瑞々しい快演に触れられる、絶好のチャンスだ。芸術家としての自立を目指す可能性に富む新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的に、東京都や東京文化会館(東京都歴史文化財団)が毎年開いている「東京音楽コンクール」。17回目となる今年は、木管・ピアノ・声楽の3部門…

第45回 日本フィル夏休みコンサート2019

「クラシック・デビュー」「バレエ・デビュー」をぜひファミリーで!  日本フィルの「夏休みコンサート」は「初めてクラシックを聴く子どもたちに、家族と一緒に本物のオーケストラを聴いてほしい」という思いから、1975年にスタートした名物シリーズ。40年以上も続いているため、幼少時にコンサートを聴いた人が大人になって自分の子ど…

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」&第15番/ラザレフ&日本フィル

 日本で聴けるショスタコーヴィチの極北と言うべき豪演を繰り広げる、ラザレフ指揮日本フィルのライヴ。第12番は冒頭から気迫に満ち、第1楽章の強烈な推進力と壮絶な爆発に興奮。第3・4楽章の全奏のエネルギーも凄まじく、全てをなぎ倒すように進む結尾の“勝利の行進”は空恐ろしくなるほど。このコンビの長所が詰まった名演だ。第15番…

日本フィルが今秋より「ベートーヴェン・ツィクルス」開催

 今年4月の日本フィルハーモニー交響楽団の第6回ヨーロッパ・ツアーを成功に導いた首席指揮者のピエタリ・インキネンが、記者会見でツアーや10月から取り組む「ベートーヴェン・ツィクルス」について語った。 「今回のツアーで、私と日本フィルとは最も密度の濃い時間を過ごすことができ、私たちは成長しました。ハードなスケジュールにも…

広上淳一(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

イギリスの息吹を感じさせる独創的な選曲で  あなたがもしイギリスの文化や芸術に関心を抱き、大都市ロンドンや、湖水地方やコッツウォルズをはじめとするカントリーサイドの大自然を愛する人ならば、日本フィルの7月定期演奏会(広上淳一指揮)は幸福な時間を約束してくれることだろう。イギリスの作曲家、ロンドンの栄光を讃えた交響曲など…

【CD】シューマン:チェロ協奏曲 他/堤剛&小林研一郎&日本フィル

 わが国を代表する巨匠ふたりが揃った、今年1月の日本フィル定期が早くもCD化。シューマンのチェロ協奏曲は、今風の軽快さとは無縁の悠揚迫らぬ歩みで進み、不思議な“静けさ”すら漂う。堤の孤高の境地が示された表現を、小林がしっかりと受け止めて、余人の及ばぬ協奏の世界が創出される。チャイコフスキーの3番でも、第1楽章主部の力強…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日本とフィンランドを繋ぐスペシャル・コンサート  現在、多くのフィンランド出身の指揮者や作曲家が国際的に活躍しているが、1917年独立の比較的“若い国”で、人口も500万程度であることを考えると、フィンランドは驚異的なクラシック大国と言えまいか。そのライジング・スターが日本フィル首席指揮者のピエタリ・インキネン。好調の…