Tag Archive for 日本フィル

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」&第15番/ラザレフ&日本フィル

 日本で聴けるショスタコーヴィチの極北と言うべき豪演を繰り広げる、ラザレフ指揮日本フィルのライヴ。第12番は冒頭から気迫に満ち、第1楽章の強烈な推進力と壮絶な爆発に興奮。第3・4楽章の全奏のエネルギーも凄まじく、全てをなぎ倒すように進む結尾の“勝利の行進”は空恐ろしくなるほど。このコンビの長所が詰まった名演だ。第15番…

日本フィルが今秋より「ベートーヴェン・ツィクルス」開催

 今年4月の日本フィルハーモニー交響楽団の第6回ヨーロッパ・ツアーを成功に導いた首席指揮者のピエタリ・インキネンが、記者会見でツアーや10月から取り組む「ベートーヴェン・ツィクルス」について語った。 「今回のツアーで、私と日本フィルとは最も密度の濃い時間を過ごすことができ、私たちは成長しました。ハードなスケジュールにも…

広上淳一(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

イギリスの息吹を感じさせる独創的な選曲で  あなたがもしイギリスの文化や芸術に関心を抱き、大都市ロンドンや、湖水地方やコッツウォルズをはじめとするカントリーサイドの大自然を愛する人ならば、日本フィルの7月定期演奏会(広上淳一指揮)は幸福な時間を約束してくれることだろう。イギリスの作曲家、ロンドンの栄光を讃えた交響曲など…

【CD】シューマン:チェロ協奏曲 他/堤剛&小林研一郎&日本フィル

 わが国を代表する巨匠ふたりが揃った、今年1月の日本フィル定期が早くもCD化。シューマンのチェロ協奏曲は、今風の軽快さとは無縁の悠揚迫らぬ歩みで進み、不思議な“静けさ”すら漂う。堤の孤高の境地が示された表現を、小林がしっかりと受け止めて、余人の及ばぬ協奏の世界が創出される。チャイコフスキーの3番でも、第1楽章主部の力強…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日本とフィンランドを繋ぐスペシャル・コンサート  現在、多くのフィンランド出身の指揮者や作曲家が国際的に活躍しているが、1917年独立の比較的“若い国”で、人口も500万程度であることを考えると、フィンランドは驚異的なクラシック大国と言えまいか。そのライジング・スターが日本フィル首席指揮者のピエタリ・インキネン。好調の…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

オケとオペラ両方のファンを熱くする“将軍”のスゴ技、炸裂!    来たる5月、日本フィル定期に“将軍”アレクサンドル・ラザレフがやってくる。今回の演目はユニークで、メトネルのピアノ協奏曲第2番とマスカーニのオペラ《カヴァレリア・ルスティカーナ》(演奏会形式)という、意表を突くカップリング。同団ウェブサイトによ…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

相思相愛コンビにとって初となる欧州ツアーと同演目を披露  2016年9月に首席指揮者へ就任したピエタリ・インキネンとの蜜月時代も、2020/21シーズンまで延長が決定。このコンビにおける独自のサウンドを築いた日本フィルハーモニー交響楽団だが、その成果のひとつが4月2日から14日に行われる13年ぶりの欧州ツアーだろう。中…

アレクサンダー・リープライヒ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

個性的な3作品を並べた“攻め”のプログラム  日本フィルハーモニー交響楽団3月の東京定期に、欧州で活躍する指揮者アレクサンダー・リープライヒが登場する。リープライヒは、1968年、レーゲンスブルク生まれ。ミュンヘンとザルツブルクで学び、クラウディオ・アバドとミヒャエル・ギーレンの薫陶を受けた。長年、ミュンヘン室内管弦楽…

2019年1月発売のおすすめチケット情報

■1/10(木)発売 「樋口達哉のオペラ」第1弾 オペラ《道化師》プレ・コンサート 2019.5/12(日)14:00 第一生命ホール 樋口達哉(カニオ/テノール) 佐藤美枝子(ネッダ/ソプラノ) 豊嶋祐壹(トニオ/バリトン) 成田博之(シルヴィオ/バリトン) 高田正人(ペッペ/テノール) ピエロ・C・ジョヴァンニーニ…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

新年を開く二大巨匠の熱き共演  日本フィルの魅力といえば、ここぞというところで一丸となる豊かな感情表現力ではないか。それは80年代から常任、首席客演、音楽監督、そして現在は桂冠名誉指揮者として30年以上にわたりこのオケに深く関わってきた“炎のマエストロ”小林研一郎のイズムがしっかりと根を下ろしているということでもある。…