Tag Archive for 日本センチュリー響

【CD】ラヴェル:ピアノ協奏曲/酒井有彩

 幼少期より数々のコンクールで華やかな成績を残し、パリおよびベルリンで長年研鑽を積んだ実力派のピアニスト、酒井有彩のファーストCD。推進力に溢れるラヴェルのピアノ協奏曲(飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団)をアルバム冒頭に据え、独奏曲としてショパン、ラヴェル、クライスラー(ラフマニノフ編)、サン=サーンス(ゴドフス…

【SACD】ハイドン:交響曲集 Vol.5/飯森範親&日本センチュリー響

 飯森&センチュリー響のハイドン・シリーズ第5弾。第50番は、引き締まった力感が横溢する中に、こまやかなニュアンスや優美さが漂う。第70番も同様で、各声部のバランスがよく、「ジュピター」交響曲の先取りをなす第4楽章の精緻なフーガは特に聴きものだ。第2番、第9番も丁寧な造作で、レアな曲の特質が明示される。第88番は、オー…

大阪4オケの2019年度シーズン 共同記者発表会

 11月13日、在阪4オーケストラが、次年度シーズンプログラムの発表を、大阪で初の“共同記者会見”という形により行った。大阪交響楽団からは来期より正指揮者を務める太田弦、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督 尾高忠明、関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督 オーギュスタン・デュメイ、日本センチュリー交響楽団首席指揮者 飯…

第57回大阪国際フェスティバル2019 4オケ・スペシャル〜佐渡 裕&4楽団合同オーケストラ〜

大阪“4オケ”全員が出演する圧巻のステージ  大阪国際フェスティバルの「大阪4大オーケストラの響演」は、例年4つのオケ(大阪響、大阪フィル、関西フィル、日本センチュリー響)が腕比べをするような名物企画であるが、2019年は特別企画として、合同演奏のかたちで大作に取り組む。指揮を執るのは佐渡裕。佐渡は兵庫県立芸術文化セン…

トリフォニーホール 《ゴルトベルク変奏曲》2018 マハン・エスファハニ チェンバロ・リサイタル 《ゴルトベルク変奏曲》

新たな可能性への扉を開く俊英  「チェンバロをピアノと比較するのでなく、独立した楽器として見てほしい。そして、いつか主流の楽器となれれば…」と折に触れて力説する、マハン・エスファハニ。繊細かつ躍動的な快演で、“新世代の旗手”と目される俊英チェンバリストが、鍵盤作品の最高峰であるバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を軸に、バロッ…

【CD】ベートーヴェン「田園」 /延原武春&日本センチュリー響

 かつて、手兵のテレマン室内オーケストラとピリオド楽器でベートーヴェン交響曲全集をリリースした延原武春が、モダン・オケの指揮者としても大活躍だ。大阪フィルとのベートーヴェン・ツィクルスは絶賛され、今や各地のオケに招かれている。今回は日本センチュリー交響楽団との「田園」。冒頭の主題から美しい響きで、ゼクエンツの漸強にもし…

2018年10月発売のおすすめチケット情報

■10/6(土)発売 東京二期会オペラ劇場 黛敏郎《金閣寺》(フランス国立ラン歌劇場との共同制作) 2019.2/22(金)18:30、2/23(土)14:00、2/24(日)14:00 東京文化会館 宮本亜門(演出) マキシム・パスカル(指揮) 出演/宮本益光 加耒徹 樋口達哉 星野淳 腰越満美 志村文彦 高田正人 …

【SACD】ハイドン:交響曲集 Vol.4 /飯森範親&日本センチュリー響

 飯森範親&日本センチュリー響のハイドン第4弾。初期の交響曲集の中で、エステルハージ宮廷の副楽長就任を記念した第7番「昼」が素敵だ。楽団の優秀なソリストを使っての協奏的な作品に、センチュリーの実力が存分に発揮される。荒井英治のヴァイオリンは至る所で清潔な輝きを放ち、メヌエットのユーモラスなコントラバスや終楽章のキレのい…

【SACD】ショパン:ピアノ協奏曲第1番、演奏会用アレグロ/江崎昌子&飯森範親&日本センチュリー響

 ショパン独奏作品全曲録音で優れた成果を残している江崎昌子がいよいよ協奏曲第1番をリリース。昨年の日本センチュリー響の定期のライヴで、会場での感動が蘇る。ソロの冒頭からリズムの切れ味が良く、響きに深みがあり、心のこもった歌がとても美しい。早いパッセージでも繊細に表情づけられる一方、飯森範親指揮のオケの豊かなトゥッティと…

脇園 彩(メゾソプラノ)

“世界のワキゾノ”が、さらなる高みに達する《チェネレントラ》  今年は没後150年にあたるロッシーニ・イヤー。例年以上に注目を浴びる生地ペーザロのロッシーニ音楽祭で、脇園彩は目玉演目《セヴィリアの理髪師》のヒロインを歌う。欧米で主役を張れる日本人歌手が極めて少ないなか、“世界のワキゾノ”として着実に地歩を固めている彼女…