Tag Archive for 新日本フィル

下野竜也(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

戦後を築いた日本の大家の名作を聴く  日本の作曲家はどんなオーケストラ曲を書いてきたのだろう? 三善晃、矢代秋雄、黛敏郎…。戦後を築いた大家たちの代表作を並べた新日本フィル5月定期は、そういう疑問にストレートに答えてくれる。日本の現代音楽に足を踏み入れたい人は、まずこれを聴くべし。  実はこの3人には共通点がある。いず…

新日本フィルの生演奏+シネマ・シリーズ チャップリン『モダン・タイムス』

喜劇王の代表作を大スクリーン&生オーケストラで  偉大な映画人であり、作曲家としても傑出した才能の持ち主だったチャップリン。彼の代表作のひとつであり、資本主義社会や機械文明を笑いの渦の中で強烈に風刺した傑作喜劇『モダン・タイムス』が、公開から80周年を記念してデジタル修復版の高画質で蘇る。それも、新日本フィルによる迫力…

準・メルクル(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

フランス音楽とスコットランド関連のユニークなプログラミング  2014年に新日本フィルと初共演した準・メルクルが再び同フィルの指揮台に戻ってくる。ザールブリュッケンやマンハイムの歌劇場、中部ドイツ放送交響楽団、リヨン国立管弦楽団などの音楽監督や首席指揮者を歴任し、現在はスペインのバスク国立管弦楽団の首席指揮者を務めるメ…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

2大作曲家の“第1番”  2016年の9月、新日本フィルの新しいシーズン開幕に伴い音楽監督に就任する上岡敏之。ドイツの歌劇場やオーケストラで実績を積み上げ、音楽監督を務めているヴッパータール響の来日公演や国内オーケストラへの客演時には、スコアを再検証し、作品に新たな光を当てるような演奏を聴かせてくれた。昨年の年末も読響…

新日本フィルがロゴ、定期演奏会を刷新、2016/17シーズンラインナップを発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団(新日本フィル)がロゴと定期演奏会をリニューアルする。2月12日、すみだトリフォニーホールで行われた会見で明らかにした。あわせて、2016/17シーズンラインナップも発表した。 (2016.2.12 すみだトリフォニーホール Photo:M.Terashi/TokyoMDE)  新日本フ…

広上淳一(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

アッテルベリ「ドル交響曲」を“伝道師”の指揮で  舞台に出るのも自然体、解釈も力んだところがなく、オーケストラの持ち味をリラックスして引き出す広上淳一。ホールを元気にするパワーで、今日も日本全国を駆け巡っている。  2月の新日本フィル定期には、ちょっとひねった北欧プロで登場。メインに置かれた「ペール・ギュント」組曲は、…

日比谷公会堂でショスタコーヴィチ交響曲演奏会を開催

 昭和4年に開設され86年の歴史を持つ日比谷公会堂が、耐震化等に伴う大規模改修の工事に着手するため、平成28年3月末から一時休館する。休館前、日比谷公会堂主催の最後のイベントとして2016年2月13日(土)、平成19年に行われた「日露友好 ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007」の再現となる「ショスタコー…

ドミンゴ・インドヤン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

「第九」以外で年末に聴きたいシンフォニーは?  12月といえば「第九」のシーズンだが、1曲だけの演奏なのか「前プロ」と呼ばれる別な曲も演奏されるのかも気になるところ。同じベートーヴェンの序曲などであることが多いものの、新日本フィルハーモニー交響楽団はちょっとした冒険に出た。定期演奏会などに来場した聴衆からリクエストを募…

ハルトムート・ヘンヒェン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

重厚な名曲を名匠で聴く不変の醍醐味  正統派の名曲を正統派の演奏で堪能するのは、音楽鑑賞の基本であり究極でもある。ハルトムート・ヘンヒェン指揮する新日本フィル定期のブラームス・プログラムは、まさしくそれだ。ヘンヒェンは1943年ドレスデン生まれの名匠。ネーデルラント・フィルやネーデルラント・オペラ等のシェフを歴任し、ベ…

ハンヌ・リントゥ(指揮) シベリウス生誕150年記念 交響曲全曲演奏会

シンフォニスト、シベリウスの全容に迫る  番号付きの交響曲を7作残したジャン・シベリウス。今年が生誕150年というアニヴァーサリー・イヤーだからこそ、これまで聴いてこなかった作品にチャレンジしたり、7曲をイッキ聴きできるチャンスがある。有名な「フィンランディア」とほぼ同時期に書かれている交響曲第1番に始まり、全7曲を約…