Tag Archive for 新日本フィル

ドミンゴ・インドヤン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

「第九」以外で年末に聴きたいシンフォニーは?  12月といえば「第九」のシーズンだが、1曲だけの演奏なのか「前プロ」と呼ばれる別な曲も演奏されるのかも気になるところ。同じベートーヴェンの序曲などであることが多いものの、新日本フィルハーモニー交響楽団はちょっとした冒険に出た。定期演奏会などに来場した聴衆からリクエストを募…

ハルトムート・ヘンヒェン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

重厚な名曲を名匠で聴く不変の醍醐味  正統派の名曲を正統派の演奏で堪能するのは、音楽鑑賞の基本であり究極でもある。ハルトムート・ヘンヒェン指揮する新日本フィル定期のブラームス・プログラムは、まさしくそれだ。ヘンヒェンは1943年ドレスデン生まれの名匠。ネーデルラント・フィルやネーデルラント・オペラ等のシェフを歴任し、ベ…

ハンヌ・リントゥ(指揮) シベリウス生誕150年記念 交響曲全曲演奏会

シンフォニスト、シベリウスの全容に迫る  番号付きの交響曲を7作残したジャン・シベリウス。今年が生誕150年というアニヴァーサリー・イヤーだからこそ、これまで聴いてこなかった作品にチャレンジしたり、7曲をイッキ聴きできるチャンスがある。有名な「フィンランディア」とほぼ同時期に書かれている交響曲第1番に始まり、全7曲を約…

スーパー・ソリスト meets 新日本フィル カニサレス(フラメンコ・ギター) & 新日本フィル

スーパー・ギタリストで聴く「アランフェス」  フラメンコを含むラテン系のワールド・ミュージック・ファンであるなら、その名声は以前より轟いていたであろうギタリスト、フアン・マヌエル・カニサレス。名手パコ・デ・ルシアの薫陶を得てキャリアを積み、ジャンルを超越したミュージシャンたちとの共演も多い彼は、今やフラメンコの世界にと…

ナタリー・シュトゥッツマン(指揮)

歌手として恵まれた今こそ指揮者への道を  当代随一のコントラルト歌手ナタリー・シュトゥッツマンは、近年指揮者としてのキャリアを築きつつある。2009年に「オルフェオ55」という室内オーケストラを創設し、自ら指揮台に立っており、日本でも水戸室内管や小澤征爾音楽塾などで指揮を披露している。そして遂にこの9月、新日本フィルの…

第13回 東京音楽コンクール

若き才能の躍動を体感する  芸術家としての可能性に富む新人音楽家を発掘し、育成と支援を行うため、東京文化会館や東京都などが主催し、2003年のスタート以来、毎夏開催されている東京音楽コンクール。第13回となる今年からは、出場者の居住地を不問とし、部門審査員に外国人が参加、音源審査を廃止してホールでの演奏審査へ切り替え、…

下野竜也プレゼンツ! 音楽の魅力発見プロジェクト 第2回 夏だ! オペラだ! オーケストラだ!

テーマはずばり「愛」  指揮の下野竜也が企画監修も担当し、新日本フィルハーモニー交響楽団と共におくる、すみだトリフォニーホールのシリーズ『音楽の魅力発見プロジェクト』。その第2弾は「夏だ! オペラだ! オーケストラだ!」と題し、ずばり「愛」をテーマに掲げて、迫力ある生のオーケストラのサウンドをプレゼントしてくれる。  …

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2015

首都圏のプロ・オーケストラが集結する“クラシック音楽の夏フェス”  2005年に産声をあげ、今や春の風物詩として定着した『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』『東京・春・音楽祭』という2つの音楽祭。その前年である04年にオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールを舞台に、夏の祭典としてスタートした『フェスタサマーミュー…

ダニエル・ハーディング(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

マーラー「復活」に聴く名コンビの深化  2010/11のシーズンから始まったダニエル・ハーディングの新日本フィル・ミュージック・パートナーも5期目が終わろうとしている(任期が16年夏まで延長されたので、まだ1年は聴ける!)。マーラーを得意とするハーディングは、新日フィルともたびたびマーラー作品を取り上げてきたが、今シー…

スーパー・ソリスト meets 新日本フィル アンサンブル・ウィーン=ベルリン & 新日本フィル

 アンサンブル・ウィーン=ベルリンといえば、その名の通りウィーン・フィルおよびウィーン交響楽団、そしてベルリン・フィルの首席奏者たちから成るスーパー木管クインテット。1983年に結成されて多くのコンサートや録音を行ってきたが、近年はアンドレアス・オッテンザマーをはじめとする若い世代のメンバー加入によって、顔ぶれがフレッ…