Tag Archive for 新日本フィル

マックス・ポンマー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

花開くバッハへの愛と美学  素材の旨さを生かして本質的な味を追求する料理人のよう。そうした最高級の評価を与える聴き手もいるほど日本の音楽シーンでも注目を集めているのが、ドイツのライプツィヒに生まれた79歳のベテラン指揮者、マックス・ポンマーだ。近年に注目された指揮者の中では、チェコ出身のラドミル・エリシュカ同様に「こん…

ジャン=クリストフ・スピノジ(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

今年も春を呼ぶ指揮者がやってくる  指揮者ジャン=クリストフ・スピノジは“春を告げるひと”、私は勝手にそう思っている。  2010年に新日本フィルの指揮台に初登場してハイドンの交響曲「雌鳥」や「熊」の生気あふれる演奏を聴かせてくれたのは6月、初夏の時期のことだったが、その次の登場は2年後の3月で、ここから新日本フィルに…

ラデク・バボラーク(ホルン/指揮)

“100年に一人”の名手の全貌を知る  異次元の美音と技巧を誇る歴史的ホルン奏者ラデク・バボラークは、2009年にベルリン・フィルを退団後もますます快調。「ソロ、室内楽、指揮、教育…と音楽に関する全てに100パーセント尽力」している。彼はこの2月、すみだトリフォニーホールの『スーパー・ソリスト meets 新日本フィル…

井上道義(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

直感的に“わかる”現代音楽名作集  かねて病気療養中だった井上道義が、秋口から元気に活動を再開している。1月には付き合いの深い新日本フィルハーモニー交響楽団の定期に登場。現代音楽だけで勝負するという選曲に、「新日本フィルでやったら面白いと思うプログラムを選んだんですよ。これで失敗したら俺も新日本フィルも、もうやめるから…

ベン・ガーノン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団 「第九」

欧米で注目の“ライジング・スター”が新風を巻き起こす  毎年「今年の指揮台に登場するのは誰か?」ということが大きな関心となる、国内オーケストラの「第九」公演。特に、将来が嘱望される逸材が起用される新日本フィルは注目度が高い。今年、その指揮台に上るのはイギリス生まれのベン・ガーノン。若手俳優のようなルックスで欧米から注目…

新・クラシックへの扉 #43 川瀬賢太郎(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

週末の午後、俊才たちの辣腕に酔う  今年30歳の指揮者と23歳の管楽器奏者…。11月の新日本フィル『新・クラシックの扉』の主役たちは、とびきり若い。指揮は活躍目覚ましい川瀬賢太郎。2006年東京国際音楽コンクール<指揮>で2位(1位なし)を受賞後、著名楽団に次々と客演し、現在は神奈川フィルの常任指揮者と名古屋フィルの指…

指揮者の井上道義さん、がんを克服、11日の鎌倉で活動再開へ!

 咽頭がん治療のため、4月半ばから演奏活動を休止していた指揮者の井上道義さん(67・オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)が10月11日(土)からの演奏活動復帰を前に2日、東京芸術劇場で記者会見を行った。  会見場所はコンサートホールのステージ上。天井からは、病床のマエストロに…

長野市芸術館 開館記念プレイベント 久石譲 × 新日本フィルハーモニー交響楽団

長野に響く“久石サウンド”  2016年春にオープン予定の長野市芸術館。その開館プレイベントとして、同館芸術監督の久石譲がホクト文化ホールで新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮する。作曲家として活躍する一方、近年はクラシック音楽の指揮者として舞台に立つ機会も多い久石が、自作とベートーヴェンの「英雄」を披露するとあって、…

インゴ・メッツマッハー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

共鳴し合う“古典”と“前衛”  新日本フィルのコンダクター・イン・レジデンスに就任して以来、次々と刮目すべきプログラムを打ち出しているインゴ・メッツマッハー。なかでも昨シーズンから続くベルント・アロイス・ツィンマーマンとベートーヴェンの作品を組み合わせたシリーズは、メッツマッハーの面目躍如といったところ。現代作品と古典…

ダニエル・ハーディング(指揮)

新日本フィルとの信頼関係は確実に深まっています  ダニエル・ハーディングは、新日本フィルハーモニー交響楽団のMusic Partner of NJPとして、今秋5シーズン目を迎える。これまでもマーラーをはじめ数々の名演を残してきたが、より関係を深めた今後の共演への期待も大きい。そこでまずは新日本フィルへの思いをきいてみ…