Tag Archive for 指揮

「作曲家の肖像」シリーズ Vol.102 北欧  アイヴィン・オードラン(指揮) 東京都交響楽団

北欧の4大作曲家にスポットを当てて  東京都交響楽団による“もうひとつの定期”であり、100回を超える人気シリーズ「作曲家の肖像」。週末または祝日の午後2時からということもあり、平日夜の定期演奏会とは異なる雰囲気も感じさせるコンサートだが、そのプログラムは通常の定期演奏会よりも冒険的であるものが多く、指揮者やソリストも…

クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

“古典”への回帰  クリストフ・エッシェンバッハがタクトを上げると、ホールに凛とした空気が漲る。あの独特な緊張感のある指揮ぶりを心待ちにしている人も多いはず。今年はウィーン・フィルとの来日だ!  2011年もこの組み合わせで来日しているが、エッシェンバッハはこのところウィーン・フィルとの関係が密。楽団独自のサウンドに自…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

若い感性で迫るブルックナー  これまでにマーラーやシベリウス、ワーグナーなどで日本フィルと共演を重ねてきたフィンランドの気鋭、ピエタリ・インキネン。この4月の東京定期ではブルックナーの交響曲第7番を指揮する。  インキネンのブルックナー? 34歳の首席客演指揮者がとりあげるレパートリーとしては、やや意外な感をもたれるか…

トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

マーラーの「巨人」を特別なバージョンでお聴かせします  古楽からバイロイト音楽祭まで、様々なシーンで新たな地平を切り拓いてきた名匠トーマス・ヘンゲルブロックが、首席指揮者を務めるハンブルク北ドイツ放送交響楽団を率いて3年ぶりの来日を果たす。テンシュテットやヴァントら巨匠が率いた、名門のシェフ就任から4年。数々の新機軸を…

アルベルト・ゼッダ(指揮)

ロッシーニに必要なのは知的に訓練された喉なのです 音楽の“若々しいエネルギー”を体感するなら、老匠アルベルト・ゼッダの実演に直行しよう! 音楽学者としても業績を積み、来年米寿を迎える超ベテランながら、今なおオペラ界でひっぱりだこの名指揮者である。この4月には大阪でロッシーニの傑作祝典オペラ《ランスへの旅》を振るマエスト…

インゴ・メッツマッハー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

鬼才ならではの“コア”な選曲  2013年の秋、新日本フィルハーモニー交響楽団の「コンダクター・イン・レジデンス」というポストに就任。ベートーヴェンやチャイコフスキーの交響曲から、ワーグナーの楽劇、ベルント・アロイス・ツィンマーマンなどの同時代音楽までを、斬新なアプローチと音響構築で聴かせてくれたインゴ・メッツマッハー…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

リームとブルックナーが出合う時  読売日本交響楽団の常任指揮者シルヴァン・カンブルランのプログラムは、つねに一捻りしてあるのが楽しみである。漫然とならべることなく、前後の組合せをしっかりと考え、関連させる。今回も19世紀と20世紀のドイツ語圏、ロマン派と現代音楽の2作品で、いったいどんな結びつきを聴かせてくれるだろうか…

飯森範親(指揮)

2015年、センチュリー響は新たな“挑戦”を始めます。  2014年度から首席指揮者に就任した飯森範親のもと、日本センチュリー交響楽団は大きく変貌中。特に“挑戦”を活動テーマに掲げた2015年度の内容は清新な意欲に溢れている。 「従来のセンチュリー響のファン、いわゆるクラシック・ファン、一般の音楽ファンといったお客様に…

寺神戸 亮(指揮)

《プラテ》は間違いなく聴く人を虜にします  今年で没後250年を迎えた、フレンチ・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモー。北とぴあ国際音楽祭の核をなす、バロック・オペラ公演を担う寺神戸亮指揮のレ・ボレアードが、その傑作オペラ《プラテ》を上演する。全能の神で浮気者のジュピテルが、嫉妬深い妻ジュノンに一泡吹かせようと、カ…

現田茂夫(指揮)

“宇宙の響き”でホールの新たな一歩を祝う  来年1月に開館40周年を迎える神奈川県民ホールは現在休館中だが、いよいよ今年の10月5日、『第21回神奈川国際芸術フェスティバル』のラインナップの一つでもある、現田茂夫と神奈川フィルによるマーラーの交響曲第8番で開館する。 「マーラー自身が『宇宙が鳴り響く』と言っているように…