Tag Archive for ピョートル・アンデルジェフスキ

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

コンビ9年の緻密かつ清新な集大成  精緻な彫琢で読響に新時代をもたらしたカンブルランは、常任指揮者として最後のシーズンに臨んでいる。4月には、マーラーの交響曲第9番などで、集大成に相応しい名演を展開。次なる9月の3プログラムへの期待はいやがうえにも膨らむ。  まず定期演奏会は、ペンデレツキ、シマノフスキ、ハース、ラヴェ…

トリフォニーホール・グレイト・ピアニスト・シリーズ2017/18 ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル

 ピョートル・アンデルシェフスキは完璧主義者である。プログラムも現在弾きたい作品に限定し、全身全霊を傾ける。いまもっとも弾きたいのはJ.S.バッハで、これまでの来日公演では「イギリス組曲」第3番、第6番を披露。これらは彼の精神性が色濃く投影され、個性的な奏法と表現が前面に押し出された演奏だった。ここに今回は「平均律クラ…

『Radio ぶらあぼ』がOTTAVAでスタート!2/20(火)18:30〜

 クラシック音楽情報誌『ぶらあぼ』と、インターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」、そしてWEBぶらあぼがコラボ。雑誌、WEB、ラジオ、SNSを通じてクラシックエンターテイメントをより楽しく、身近に。コンサートから日頃のBGMまでクラシックライフをサポートします。  サービス第1弾として、OTTAVAで毎日18…

【特別インタビュー】シルヴァン・カンブルラン(読売日本交響楽団常任指揮者)

読響との集大成となる9つのプログラム  精緻な彫琢で読響に新時代をもたらしたカンブルランが、2018/19年に常任指揮者として最後のシーズンを迎える。彼は3回来日し、9つのプログラムを披露。内容は多彩かつ意味深い。 (取材・文:柴田克彦 写真:M.Terashi/TokyoMDE) 「全体には2つの観点があります。1つ…

読売日本交響楽団 2018/19シーズンプログラム

“巨匠”のラスト・シーズンと“新世代”首席客演指揮者2人への期待  パワフルなエネルギーと繊細な巧さの両立する絢爛なサウンドを持ち、近年は大作オペラの経験も重ねて表現の幅をさらに拡大、ますます好調の度合いを増す読売日本交響楽団。2018/19シーズンも豪華かつ意欲的なラインナップで、特に注目される公演をご紹介したい。 …

ピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキが会見

 ピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキが、来年3月に予定されている来日公演に向けて都内でメディア向け懇談会を行い、あわせて、初監督となった映像作品が上映された。  アンデルシェフスキが自ら監督・撮影を務めた映像作品『私の名はワルシャワ(Warsaw is my name)』は、ナレーションはなく、ワルシャワの風景…

第30回 北九州国際音楽祭 2017

 1988年に始まった「北九州国際音楽祭」が、今年遂に30回目を迎える。同音楽祭は、国内外の一流アーティストの招聘、オリジナル企画、若年者層向けの事業など、高品質かつバラエティ豊かな内容が魅力。記念イヤーの今回は、いつにも増して食指をそそられる。  海外からの目玉は、「ペトル・アルトリヒテル(指揮)チェコ・フィルハーモ…

パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) NHK交響楽団

パーヴォの就任は時代を画する“事件”  さあ、いよいよ日本の音楽シーンに今を時めくトップ指揮者が乗り込んでくる。今年9月のシーズンから、NHK交響楽団の首席指揮者にパーヴォ・ヤルヴィが就任するのだ。  この20年ほどの間に東京のオーケストラのグローバル化は一気に進み、外国人スター指揮者が次々に主要ポストについた。しかし…