注目公演

キース・ロックハート(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

オーケストラだってグルーヴする!!  上岡敏之が音楽監督に就任して以来、毎シーズンアメリカ・プロが組まれてきた新日本フィル。1月の〈ルビー〉には、1995年に35歳の若さで由緒あるボストン・ポップス・オーケストラの第20代指揮者に就任した、キース・ロックハートが登壇。かのアーサー・フィドラーとジョン・ウィリアムズについ…

紀尾井ホール室内管弦楽団によるアンサンブル6「音楽の冗談」

天才作曲家の成熟の軌跡と嗜好をクローズアップ  第一線のソリストや首席級奏者で構成された、紀尾井ホール室内管弦楽団のメンバーによるアンサンブル公演。第6弾では、モーツァルトの少年期と壮年期の作品を特集する。モーツァルトの誕生日に行われる当公演は、研究者や愛好家で組織されている日本モーツァルト協会の第615回例会でもある…

エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ) リサイタル

美貌のメゾソプラノ、ついに日本初のリサイタル公演が実現  透明感と深みが融け合う声音と、かのグレース・ケリーを想わせる「クール・ビューティ」で世の頂点に立つ大メゾソプラノ、エリーナ・ガランチャ。北国ラトヴィアの出身で世界の五大歌劇場を制覇、バロックからベルカントものまで声のテクニックを鋭く追求する一方で、カルメンやデリ…

東京オペラシティ B→C 塙 美里(サクソフォン)

「鳥」をメインテーマに時空を超えた音楽の旅  天空を自在に舞う、時を告げる、さらにミステリアスな鳴き声で魅了する…。鳥の姿や鳴き声、営みを鮮やかに描きだそうとする異色のコンサートである。  フランスで学んだ気鋭の奏者、塙美里がB→Cに登場。バッハから現代まで、鳥がテーマの作品を中心に意欲的なプログラムを組んだ。2曲をの…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

戦後の楽壇に大きな役割を果たした先人へのオマージュ  2019年は戦後の日本のオーケストラ界を牽引した指揮者・渡邉曉雄の生誕100年。日本フィル創設に尽力するとともに、東京藝大でも教鞭をとった渡邉は、戦後音楽の発展を導いた立役者の一人。東京シティ・フィルと常任指揮者・高関健との1月の定期演奏会は、その先達に捧げられる。…

クラシック・ヨコハマ 生きる〜2020 New Year 若い命を支えるコンサート

人気奏者が熱いメッセージを込めたクラシック・エイド  毎日新聞社が1996年から継続している、小児がん征圧キャンペーン「生きる」。がんと闘う子どもたちを支援するためのキャンペーンであり、紙面での情報発信や募金活動のほか、「生きる 若い命を支えるコンサート」を開催し、音楽作品と演奏家たちのエネルギーで闘病者を力づけている…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

新年の幕開けはイタリアにちなんだ作品で  上岡敏之と新日本フィルによる新年早々の定期演奏会は「イタリア」がテーマ。1曲目は昨年から続くシューベルト交響曲全曲シリーズのひとつ、交響曲第6番。シューベルトはイタリアとは縁が深い。宮廷楽長であったイタリア人のサリエリに作曲を学んだほか、当時ウィーンで大ブームを巻き起こしていた…

エサ=ペッカ・サロネン(指揮) フィルハーモニア管弦楽団

オリンピックイヤー年初にサロネン芸術の集大成と向き合う  2020年オリンピックイヤー年初のビッグイベントが東京芸術劇場で開催される。エサ=ペッカ・サロネン率いるフィルハーモニア管弦楽団による来日ツィクルスだ。これまでも度重なる来日で両者の息の合った演奏と、サロネンの他人には真似できない指揮ぶりは音楽ファンを唸らせてき…

ケマル・ゲキチ(ピアノ)

超絶技巧のカリスマが奏でるショパン&リスト  2000年代より毎年のように来日公演を行い、武蔵野音楽大学で後進の指導にもあたるなど、日本での精力的な活動を行ってきたケマル・ゲキチ。幅広い音楽様式に精通し、多彩なプログラムで多くのファンを魅了しているが、クロアチア出身の彼の名を一躍世界に轟かせたのは第11回ショパン国際ピ…

紀尾井ホール室内管弦楽団アンサンブル・コンサート5

小編成版で醸し出す20世紀初頭ウィーンの息吹  世界のトップオケの奏者もメンバーに擁する紀尾井ホール室内管弦楽団は、その人脈を生かしパリ管やバイエルン放送響の奏者たちとの豪華コラボを実現してきた。第5回となるアンサンブル・コンサートは首席指揮者ライナー・ホーネックがコンマスを務めるウィーン・フィルのメンバー3名、すなわ…