注目公演

銀座ぶらっとコンサート #149 通崎睦美(木琴)

懐かしくも細やかな色彩あふれる通崎ワールド全開のプログラム  木琴という楽器でジャンルを超越した音楽とカラフルな音を紡ぎ出し、聴き手を楽しく、ときにはノスタルジックな気分へと誘ってくれる通崎睦美。通算で149回を迎える銀座・王子ホールの人気シリーズ「銀座ぶらっとコンサート」へ登場する彼女がテーマにするのは、『過ぎ行く夏…

第499回日経ミューズサロン 小林 桂(ジャズ・ヴォーカル) ザ・ベスト・オブ・ジャズ・スタンダード

日本屈指のジャズ・ヴォーカリストのスタンダードを楽しむ  昨年メジャー・デビュー20周年を迎え、今や名実ともに日本を代表するジャズ・ヴォーカリストとなった小林桂が、この夏も日経ミューズサロンに登場する。「ザ・ベスト・オブ・ジャズ・スタンダード」と題された今回のコンサートで歌われるのは、小林の代名詞といっても過言ではない…

Les femmes au théâtre ゲキジョウシマイ

女声オペラ歌手によるユニットのファースト・ステージ  オペラ界における永遠の好敵手=ソプラノ&メゾソプラノのユニット、その名も「ゲキジョウシマイ(Les femmes au théâtre)」が東京オペラシティで第1弾コンサートを開催。夜の女王役で欧米の主要歌劇場を席巻し、昨年は「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に…

川口成彦 フォルテピアノ・リサイタル

プレイエルのオリジナル楽器で紡ぐショパンの名曲たち  2018年にポーランドの首都ワルシャワで開かれた「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」で第2位入賞を果たし、一躍、国際的に脚光を浴びた若きフォルテピアノ奏者、川口成彦。コンクールへ臨む姿がドキュメンタリー番組で取り上げられるなど、いま最も注目を集める俊英が、シ…

ARK Hills Music Week 2020 サントリーホール ARKクラシックス

若きふたりを中心に多彩な顔ぶれが集う3日間の祭典  サントリーホールとアークヒルズを中心に2011年から開催されてきた「ARK Hills Music Week」の新機軸として、18年秋から始まった『サントリーホール ARKクラシックス』。ピアノの辻井伸行とヴァイオリンの三浦文彰、ふたりの若きスターがアーティスティック…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020

リアル・コンサート+ライヴ配信のハイブリッド 新しい“音楽の祭典”が実現  コロナ禍で川崎恒例の“夏の音楽祭”はどうなるのか。多くの聴き手がその動向や決定を心待ちにしたことだろう。毎夏、首都圏のオーケストラなどが次々に登場する「フェスタサマーミューザKAWASAKI」も、今年のポスターに夏仕様で登場した4人の作曲家たち…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

2つの“ハ長調”の名作とブルッフの秘曲を披露  初秋の週末の午後、音楽監督の大野和士が登場する東京都交響楽団プロムナードコンサートで、モーツァルト、ブルッフ、R.シュトラウス、独墺の名作曲家たちが並ぶプログラムが披露される。  まず、今年没後100年を迎えたブルッフの珍しい「クラリネットとヴィオラのための二重協奏曲」が…

クレア・フアンチ(ピアノ)

注目のピアニストがベートーヴェン・イヤーに奏でる希少な協奏曲  クレア・フアンチは2011年のミュンヘン国際音楽コンクールで最年少にして第2位を獲得、18年にはチューリヒで行われたゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで優勝を果たしたピアニスト。ドイツを中心に世界中で数々の演奏会や音楽祭に出演し、ショパンにラフマニノフからス…

ウィーン少年合唱団

今だからこそ心にしみる安らぎの「天使の歌声」を  新型コロナウイルスの感染拡大により5月〜6月の来日が中止となったウィーン少年合唱団だが、この秋、改めて来日ツアーを行うことが発表された。来日するのはカペルマイスターのマノロ・カニンが率いるブルックナー組。コロナ禍を乗り越える希望を込めて、プログラムには「Together…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

 上岡敏之が新日本フィルの音楽監督として迎える最後のシーズン(2020年9月〜21年8月)は、ブルックナーの最高傑作と言われる交響曲第8番で始まる。ブルックナーの多くの交響曲と同じく、この曲も改訂への道をたどった。1887年に作曲を終えたブルックナーは、自信満々で総譜を送った指揮者ヘルマン・レーヴィから理解不能と告げら…