注目公演

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

渾身のオーケストラ音楽がここにある  ラザレフ&日本フィルの充実ぶりは、何度でも強調せずにおれない。2008年の首席指揮者就任以来のプロコフィエフ、ラフマニノフ、スクリャービン各シリーズを通して、日本フィルのホットな持ち味にスケール感と緻密さが加わり、今や“ライヴに足を運びたい”筆頭格にまで上昇した。それを象徴する例が…

DEDICATED 2014〜OTHERS〜

女優も初登場のシリーズ3回目  卓越した身体テクニックをもとに、常に新しいことに挑んできた首藤康之。今回3回目を迎える「DEDICATED」もそのひとつだ。捧げられた、という意味で、第1回は震災の年だった。首藤自身が「ダンスを通して自分の思いを捧げる」ために始めたという。  今回のサブタイトルは「OTHERS」、つまり…

CIDユネスコ 第38回 ワールドダンスコングレス 2014 

世界規模のダンスイベント、初の日本開催  国連のユネスコ関連の団体にダンスに関するものがあるのはご存じだろうか。それが世界155ヵ国、約600団体が加盟している「CID ユネスコ国際ダンスカウンシル」で、年に一度世界中のダンスや民族舞踊等が出会う大きな大会「ワールドダンスコングレス」を開催している。もともとは「ダンスを…

Music Weeks in TOKYO 2014 小曽根真(ピアノ)&アルトゥーロ・サンドヴァル(トランペット)

ジャズアップしたショスタコーヴィチとラヴェル!?  東京文化発信プロジェクトの一環として、音楽文化の活性化、創造力の向上を目指し、様々な事業を一体的に展開する音楽フェスティバル『Music Weeks in TOKYO 2014』。5年目を迎える今年のメイン公演には、前回に引き続き小曽根真が登場する。  今回、小曽根の…

METライブビューイング 2014-15

ネトレプコ、フレミングなど今年もスター歌手たちが集結!  「世界中に本物の迫力と感動を届ける」METライブビューイング。絶妙のカメラワークで舞台を活き活きとスクリーンに映し、オペラを手軽に楽しませることでとみに評価が高いが、11月からの新シーズンでは何より、スター歌手の豪華な顔ぶれに目を奪われる。  まずは開幕を飾る《…

CD『ベスト・オブ・ミュージカル』  岡幸二郎 with 日本フィルハーモニー交響楽団

25年間の想いを込めて 月号から) ミュージカルスター・岡幸二郎が、デビュー25周年を記念してCDを発売。『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』『ミス・サイゴン』などの珠玉のミュージカルから選び抜いた25曲の名曲に、25年間の想いを存分に込めた。岡自身の、表情豊かで艶のある歌声はもちろんだが、日本フィルハーモニー交響楽団…

東京アートミーティング 第5回 新たな系譜学をもとめて‐ 跳躍/痕跡/身体

身体表現のアミューズメントパーク  現代アートと様々な分野の表現との出会いによって、新たな可能性を探求する「東京アートミーティング」の第5回が開催中だ。今年は、ダンス、伝統芸能、スポーツなど“身体パフォーマンス”の系譜を独自の視点でたどり、現代における身体表現の有り様を提示している。いくつかをご紹介しよう。 森山未來も…

ミハイル・プレトニョフ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

2つの“第1番”に興味津々  近年は指揮者として世界的に活躍するミハイル・プレトニョフが東京フィルハーモニー交響楽団の定期に登場、韓国の若きピアニスト、チョ・ソンジンと共演する。  チョ・ソンジンの名が日本で知られたのは2009年、第7回浜松国際ピアノコンクールで最年少の15歳で優勝したときだった。ブレハッチ、ガヴリリ…

マーティン・ブラビンズ(指揮) 東京都交響楽団

英国音楽のエッセンスに触れる2夜  イギリスの指揮者マーティン・ブラビンズといえば、多くのイギリス近現代音楽をCD録音して名前を知られ、現在は名古屋フィルの常任指揮者として評価を高めているマエストロ。東京都交響楽団にも数回客演し、プロコフィエフの交響曲などを指揮した。そのブラビンズが10/20と11/4の定期演奏会、得…

八ヶ岳高原サロンコンサート 仲道郁代(ピアノ)

秋の高原にはショパンの憂愁がよく似合う  一日ごとにあっという間に秋が深まっていく八ヶ岳の10月。色とりどりに染まる高原にはショパンの憂愁がよく似合う。八ヶ岳高原音楽堂のサロンコンサートに人気ピアニスト仲道郁代によるオール・ショパン・プログラムが登場。「幻想即興曲」に始まり、「小犬のワルツ」や「別れの曲」等々、聴けば誰…