注目公演

澤畑恵美(ソプラノ)・矢部達哉(ヴァイオリン)・横山幸雄(ピアノ)が贈る 午後の優雅な時間

名手3人が奏でる豊かな音楽で心安らぐひとときを  19世紀のヨーロッパ音楽は、なんと豊かな感性で聴き手に訴えかけ、こうした不安な毎日の中で心を充足させてくれるのだろう。澤畑恵美、矢部達哉、横山幸雄という、今や日本の音楽界の中でも安定した人気と評価を得ている3人が登場するアフタヌーン・コンサート「午後の優雅な時間」は、そ…

トーキョー・メット・サラダ・ミュージック・フェスティバル2020 [サラダ音楽祭]

オーケストラとダンスで愉しむファミリー向けの音楽祭  「サラダ音楽祭」が今年も開かれる! 2018年から池袋の街を舞台に、数々のコンサートやワークショップ、街頭でのライブを通じ、誰もがクラシック音楽を身近に楽しめる音楽祭としてスタートした「TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL」。今年は新型コロナ…

黒田鈴尊 × LEO 尺八と箏 邦楽の響宴

共鳴し合う2つの和楽器が織りなす未来の響き  「国際尺八コンクール2018 in ロンドン」で優勝を果たし、国際舞台でも活躍する尺八の黒田鈴尊。そして、16歳にして「くまもと全国邦楽コンクール」を史上最年少で制した十七絃のLEO(今野玲央)。伝統を重んじつつ、ジャンルを横断して活動する邦楽界の2人のプリンスがタッグを組…

第18回 東京音楽コンクール 2020 本選

特別な年に繰り広げられる若き奏者たちの熱演  東京音楽コンクールは日本を代表するコンクールの一つとして、これまでピアニストの北村朋幹やヴァイオリニストの成田達輝、クラリネット奏者の吉田誠をはじめとする国際派ソリストに加え、パリ管弦楽団やNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団に東京佼成ウインドオーケストラなど、国内…

トリオ・リベルタ in Bunkyo

猛者たちの20年の歩みを凝縮した一夜  トリオ・リベルタというグループ名を目にして、アストル・ピアソラの名曲「リベルタンゴ」を思い出していただけると手っ取り早い。今年で結成20年。アグレッシブ&官能美あふれるこのトリオは、ピアソラのナンバーを軸に演奏するアンサンブルとして2000年に結成されているからだ。  神奈川フィ…

未来の音 vol.31 チェルカトーレ弦楽四重奏団

ロマン派のカルテットの傑作群を若き4人が濃密に描く  若きカルテットがひたむきに“探究”する瑞々しいハーモニーを体感したい。注目の新進演奏家を紹介するシリーズ「未来の音」に、関朋岳と戸澤采紀(ヴァイオリン)、中村詩子(ヴィオラ)、牟田口遥香(チェロ)と、ソリスト級の俊英たちで組織された「チェルカトーレ弦楽四重奏団」が登…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

オルガンとオーケストラの華麗な融合  常任指揮者就任から5年を経た高関健のもとで、濃密かつ生気に充ちた快演を繰り広げている東京シティ・フィル。当コンビは筋が通ったプログラミングも魅力だ。9月の定期演奏会はまさにそう。ここには、バッハ、ジョンゲン、フランクという“オルガニスト”作曲家による“オルガン的”な作品が並んでいる…

藤田真央 ピアノ・リサイタル

俊英が奏でる様々な「幻想」を聴く  藤田真央は2017年、わずか18歳にして第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝し、聴衆賞をはじめ多くの特別賞を受賞。19年にはチャイコフスキー国際コンクールでも第2位を受賞し、全世界から注目を集め、愛されるピアニストとなった。  自然体な演奏、奏でられる音の美しさ、歌心…

白石光隆 ピアノリサイタル Vol.33

柔軟な音楽性を生かした多面性を味わうプログラム  アメリカで研鑽を積み、帰国後はソロにアンサンブルなど幅広い分野で活躍を続ける白石光隆。彼が毎年東京で定期的に開催しているリサイタルが、今回で第33回を迎える。  柔軟な音楽性が持ち味の白石はレパートリーも幅広く、今回もそれを存分に発揮した内容である。ヘンデルにシューマン…

マクシム・エメリャニチェフ(指揮) 東京交響楽団

世界が注目する話題の俊英指揮者がふたたび登壇  東響の9月定期には一昨年に来日した俊英マクシム・エメリャニチェフが再登場する。  この人、数年来音楽界をざわつかせているクルレンツィス&ムジカエテルナで要の通奏低音を務めてきたのだが、指揮者としてもこのところメキメキと頭角を現している。古楽アンサンブル「イル・ポモ・ドーロ…