注目公演

ルドルフ・ブッフビンダー ピアノ・リサイタル

“ラディカル”なウィーンの巨匠、渾身のベートーヴェン  著名アーティストは世界の大都市に定期的に招かれているものだが、そんな時代にあってもブッフビンダーの名はウィーンと切り離せない。ハイドン、モーツァルト、ブラームス、そして何といってもベートーヴェンというこの音楽の都で活躍した作曲家をレパートリーの柱にし、厳しい耳を持…

横山幸雄 ピアノ・リサイタル ベートーヴェン・プラス Vol.6

目指すはベートーヴェン全曲という名の“頂”  日本を代表するピアニストの一人であり、その圧倒的な演奏、他の追随を許さない意欲的な企画によって常に聴衆に驚きを与えてきた横山幸雄。2011年のデビュー20周年にはショパンのピアノ独奏曲全曲演奏を行い、ギネス世界記録に認定されたが、それからも彼は歩みを止めることなく積極的な演…

フラックス弦楽四重奏団

超高感度のクァルテットによるバルトークと現代作品、そして一柳の全曲!  神奈川県民ホールは、開館45周年記念として神奈川芸術文化財団芸術総監督をつとめる一柳慧プロデュースによるフラックス弦楽四重奏団の公演を行う。2015年来日の際にも、その実験精神あふれる演奏が高く評価されたこのクァルテットは、1990年代後半に、ヴァ…

フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮) 東京都交響楽団

生誕200年に両雄の真価を再発見!  これまで“スッペとオッフェンバックだけの定期演奏会”があっただろうか? 都響の10月C定期は、この喜歌劇の2大作曲家の生誕200年を記念したプログラム。都響の立体的かつ豊穣なサウンドで、“楽しく美しい”両者の名曲を見直す、妙味十分のコンサートだ。  指揮はドイツの逸材フィリップ・フ…

わくわくブラス! at 横浜音祭り2019

プロとアマチュアたちが席を並べ繰り広げる熱いアンサンブル  昨年好評を博した、横浜みなとみらいホールの「わくわくブラス!」が帰ってくる。公募で集まった「腕自慢部門」(オーディション)と「やったことある部門」(抽選)合計36人のアマチュア・プレイヤーたちが、トップ・プロの「ぱんだウインドオーケストラ」(横山奏指揮)ととも…

ベルリン古楽アカデミー・オーケストラ × ソフィー・カルトホイザー(ソプラノ)

ベルギーの歌姫を迎えてヘンデルの秘曲カンタータなど内容満載  ドイツを代表するピリオド楽器アンサンブルとして、先鋭的な活動を展開するベルリン古楽アカデミー・オーケストラ(Akamus)の待望の来日が、約3年ぶりに実現。ヨーロッパで今、最も輝きを放つソプラノ、ソフィー・カルトホイザーの共演を得て、ヘンデルのカンタータ「愛…

ピエール・ダミアーノ・ペレッティ パイプオルガンコンサート

イタリアの巨匠がオルガンの可能性を最大限に引き出す  パイプ数3,636本の大規模オルガンの響きが約500席のほどよい空間を満たす府中の森芸術劇場ウィーンホール。今回、イタリア・ヴィチェンツァ生まれで、現在ウィーン国立音楽大学の教授を務める現代の巨匠ピエール・ダミアーノ・ペレッティが聴かせるのは、自らの出自を巧みに映し…

“Born Creative” Festival(ボンクリ) 2019

子どもも大人も“新しい音楽”に夢中になる一日  今年も「ボンクリ・フェス」が開催される。「ボンクリ」とは Born Creative、人は生まれながらにして創造的という意味。東京芸術劇場を会場に開催される、世界中の「新しい音」を聴ける1dayフェスティバルだ。作曲家の藤倉大がアーティスティック・ディレクターを務める。 …

クァルテット・ウィークエンド 2019-2020 アマリリス弦楽四重奏団

3つの世紀の逸品で実力を遺憾なく発揮  ドイツを中心に充実した活動を続け、欧州の名ホールの数々にも出演を重ねるアマリリス弦楽四重奏団が、7年ぶりの来日公演を行う。2011年、「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクールの順位なしのファイナリスト、メルボルン国際室内楽コンクールで第1位を獲得。師事したアルバン・ベル…

小川典子ピアノ・リサイタル 「ミューザと歩んだ15年」

15年の軌跡を思い出の楽曲と共に振り返る  英国と日本を拠点に世界的に活躍するピアニスト小川典子。ミューザ川崎シンフォニーホールのホールアドバイザーとして、これまで多彩な企画・演奏で多くの聴衆を魅了してきた。オール・ピアノ・コンチェルトのコンサートをはじめ、ベートーヴェンやモーツァルト、そしてドビュッシーの作品を集めた…