注目公演

ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル

ベーゼンドルファーで聴くシューベルトの「白鳥の歌」  2018年浜松国際ピアノコンクールの覇者、1997年トルコ生まれのジャン・チャクムル。自由で新鮮な音楽の持ち主である彼は、優勝をきっかけに演奏活動の場を広げ、先々でファンを増やしている。歴代優勝者の中でも、そのタイトルを糧に抜群に良いスタートを切った。  今度のHa…

三浦一馬(バンドネオン) × 松本和将(ピアノ) DUO

鬼才二人のほとばしるパッションが音楽を躍動させる  日本が誇る小松亮太のもとで10歳からバンドネオンを始め、2006年に別府アルゲリッチ音楽祭にて、この道の最高峰であるネストル・マルコーニと出会い、アルゼンチンに渡って師事。08年の国際ピアソラ・コンクールでは史上最年少で準優勝。アルゲリッチやバシュメットら巨匠たちと共…

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 東京都交響楽団

バロックからラヴェルまで〜バレエ音楽に聴く色彩の魅力  2016年の初共演以来、3シーズンぶりの登場となるフランソワ=グザヴィエ・ロト。今回はフランス・バレエ音楽を集めた凝ったプログラミングで、切れ味鋭い解釈を見せた前回からさらに磨きがかかりそう。  前半はバロック作品を二つ。ラモー「優雅なインドの国々」組曲。青春や美…

アーティス ピアノ アンサンブル

2台8手から繰り出されるダイナミックなサウンドに酔いしれる  「アーティス ピアノ アンサンブル」は、ミュンヘン国立音楽大学で学び、国際ロータリー財団元奨学生の4名のピアニストで結成された8手ピアノアンサンブル。メンバーは市村ディットマン朋子、金井玲子、可児亜理、吉井美由紀。それぞれが日本とドイツを中心に国際的な演奏活…

水戸室内管弦楽団 第105回定期演奏会

日本第一線の音楽家からなる楽団の記念碑的演奏会  世界的に活躍する日本人演奏家から選りすぐりのメンバーを集め、室内管弦楽団を作ったら、どんな響きとなるだろう? 水戸芸術館初代館長であり、戦後日本を代表する音楽評論家でもあった吉田秀和のそんな想いを実現したのが、1990年に結成された水戸室内管弦楽団である。その特別な響き…

ヘルムート・ライヒェル・シルヴァ(指揮) 東京交響楽団

スペインにまつわる多様な音楽を集めた意欲的なプログラム  東京交響楽団の2月川崎定期はスペイン音楽プログラム。2017年の共演で評判を呼んだヘルムート・ライヒェル・シルヴァが指揮を担う。ライヒェル・シルヴァはチリ生まれのドイツ系で、音楽監督ジョナサン・ノットが太鼓判を押す逸材。トランペットにエリック・ミヤシロ、ギターに…

カナディアン・ブラス 結成50周年記念ツアー

祝! 結成50年 ブラス・クインテットの最高峰がやってくる  1970年にテューバ奏者のチャック(チャールズ)・デーレンバックらによって結成されて以来、積極的な海外公演と精力的なレコーディング実績を誇る「世界一有名な金管五重奏団」が2020年に結成50周年記念ツアーを日本でも実施。現在のメンバーはデーレンバック以下、ト…

プラシド・ドミンゴ プレミアム コンサート イン ジャパン2020

オペラ界のレジェンドが来日 バリトンの美声で聴かせるオペラ・アリアや名旋律の数々  プラシド・ドミンゴがこの1月に来日する。期待の若手ソプラノを連れて。来年4月のオリンピック関連のイベントは辞退したものの、コンサートのために来日する。そもそもドミンゴは昔から、オペラもコンサートもなるべくキャンセルしない、ということをポ…

第492回 日経ミューズサロン ヨハネス・フライシュマン(ヴァイオリン) & 髙木竜馬(ピアノ)

優雅な「ウィーンの薫り」に酔うひととき  ヨハネス・フライシュマンは、ウィーンで育ち、学び、ソロ活動のほかウィーン・フィルにも客演するヴァイオリニスト。オーストリア音楽大使も務める正統派のサラブレッドである一方、声を出して踊れる人気のエレクトロ・クラシックバンド「SYMPHONIACS」のメンバーとして軽快なパフォーマ…

Opus One Live @ Hakuju Hall

次代を担うアーティストたちが繰り広げる熱いパフォーマンス  日本コロムビアの「オーパス・ワン」(Opus 1、つまり作品1)は、次世代のクラシック界を担う若手アーティストに光を当てる新レーベル。第1弾として、2019年に5人の新星たちのデビュー盤を同時リリース。同年秋シーズンからは、彼らの演奏をライヴで目の当たりにでき…