注目公演

高関 健(指揮) 静岡交響楽団

楽団のポテンシャルを引き出したマエストロとの初の東京公演  静岡交響楽団は、12月19日に第100回定期演奏会を本拠地、静岡市清水文化会館マリナートで祝い、20日の三島公演を経て、21日に初めての東京公演を東京オペラシティ コンサートホールで開催する。それらの記念すべき演奏会の指揮を執るのは同楽団のミュージック・アドヴ…

浜離宮ランチタイムコンサートvol.203 早川りさこ(ハープ) & 池松 宏(コントラバス)

名手二人の邂逅が新鮮な調和をもたらす  平日お昼の時間帯に、世界有数の響きを誇るコンサートホールで、第一線プレイヤーによる名演を手ごろな料金で楽しめると好評のシリーズ「浜離宮ランチタイムコンサート」。第203回には、NHK交響楽団ハープ奏者の早川りさこと、東京都交響楽団首席コントラバス奏者の池松宏が登場し、クラシックか…

クラシック・ヨコハマ 生きる 〜2020 X’mas 若い命を支えるコンサート

ベテランとフレッシュな若手たちが音楽でエールを送る  第一線の演奏家による名演を通じ、小児がんと闘う子どもたちを支援しようと開かれている「クラシック・ヨコハマ 生きる〜若い命を支えるコンサート〜」。聖夜を前に開かれる今回は、「2020 X’mas 若い命を支えるコンサート」と題し、チェロの山崎伸子やピアノの小林愛実らが…

郷古 廉(ヴァイオリン) ホセ・ガヤルド(ピアノ)

若き才能たちの音楽の自然発火を楽しむ  2013年にティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たして以来、躍進を続ける郷古廉と、アルゼンチン出身、ルックスも音楽もあか抜けた野趣を感じさせるホセ・ガヤルドは、18年、アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)のリサイタルを介してトッパンホールで共…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

年末は名匠の共演とシンフォニックな大曲を  12月に行われる都響スペシャルは、小泉和裕の指揮でドイツの交響的作品の王道2曲を並べた。  前半はブラームス「ピアノ協奏曲第1番」。ベートーヴェンの偉大な創作を前にブラームスが最初の交響曲を呻吟しながら作曲したエピソードは有名だが、この曲も交響曲としてオーケストレーションしつ…

第503回日経ミューズサロン オクサーナ・ステパニュック(ソプラノ) オペラ・アリアとクリスマスの名曲集

ウクライナのディーヴァによる鮮やかなコロラトゥーラを堪能する  東京・大手町にある日経ホールの好評シリーズ「日経ミューズサロン」の12月は、ウクライナ出身のソプラノ、オクサーナ・ステパニュックが登場。声楽と同時にバンドゥーラというウクライナの民族楽器(リュート属)の奏者としても活動する異色の経歴。日本を拠点に、現在は藤…

柴田智子(ソプラノ)の自由で素敵なコンサート Vol.3 Precious Christmas for you 2020

ジャンルを超えた名旋律で心温まるひとときを  クラシックの枠を超え「今を生きる喜び」を歌うソプラノ柴田智子が、万全の感染対策を講じた小編成での生コンサートを開催。あわせてネット配信でも歌声を届ける。「こんな時期だからこそ、音楽で世界を旅しているような感動を届けたい」という彼女から、コロナ禍でクリスマスを迎えることになる…

吉田 誠(クラリネット) & 小菅 優(ピアノ) 名手2人が醸し出すロマン派作品の晩秋の味わい

新譜『ブラームス:クラリネット・ソナタ/シューマン:幻想小曲集ほか』で共演  秋の気配が深まってくると、「ああ、また今年も聴いてみたいな」と思う作品がある。それがブラームスの晩年の作品群だ。何回かのイタリア旅行、そして交響曲第4番のような大作を書き終えた後の1890年に、57歳のブラームスは作曲活動を断念し、自作の整理…

明日を担う音楽家たち2020〜新進芸術家海外研修制度の成果〜

若き逸材たちが集う協奏曲の夕べ  コンサートの副題は「新進芸術家海外研修制度の成果」。この制度は文化庁が美術、音楽、舞踊、演劇、映画など、メディア芸術の各分野における新進芸術家が、海外で実践的な研修を受けられるよう援助するもので、これまでに3,500名もの芸術家を送り出している。ヴァイオリニストの諏訪内晶子もその一人で…

東京六人組

グルーヴ感あふれるピアノと管の超絶アンサンブル  「六人組」と聞いてまず思い出すのはもはやフランスではなく東京? というほどに日増しに存在感を強める東京六人組。上野由恵(フルート)、荒絵理子(オーボエ)、金子平(クラリネット)、福士マリ子(ファゴット)、福川伸陽(ホルン)、三浦友理枝(ピアノ)によって2015年に結成、…