注目公演

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

絶好調のサッチーがお届けするフェイバリット・プロ!  誠実な演奏を持ち味とする東京シティ・フィルだが、首席客演指揮者に藤岡幸夫が就任してからさらに熱い魅力が加わった。関西フィルの首席指揮者であり、テレビ番組MCでも明るいキャラクターを見せて、特別な存在感を発揮している。その藤岡が登場する6月の定期は、自身が大好きと公言…

ユベール・スダーン(指揮) 東京交響楽団

進化したオーケストラと前音楽監督とが起こすケミストリー  6月、東京交響楽団に桂冠指揮者ユベール・スダーンが帰ってくる。プログラムはベートーヴェンの「プロメテウスの創造物」序曲、イノン・バルナタンを独奏に迎えたピアノ協奏曲第3番、そしてメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」。同楽団音楽監督時代にスダーンはクラ…

垣内悠希(指揮) 愛知室内オーケストラ Super Pedalist Series 1

低音管楽器の豊かな表現力と妙技に酔う  2002年に創設され、現在は北欧音楽に造詣の深い新田ユリを常任指揮者に迎え、定期演奏会やファミリーコンサート、オペラなどで目覚ましい演奏活動を行っている愛知室内オーケストラが、このたび低音管楽器をフィーチャーした「Super Pedalist Series」という新たなコンサート…

アンサンブル・ノマド 第69回定期演奏会 ともに生きる Vol.1 〜うたう過去、うたう土〜

それぞれの時代を生きた“人”のまなざしにじっと耳を傾ける  斬新なプログラム・ビルディングで現代音楽シーンを刺激するアンサンブル・ノマド。6月定期は「うたう過去、うたう土」をテーマに据えたプログラムを披露する。  その心はずばり、“死者の存在を感じる”だ。当代きってのパフォーマー、メゾソプラノの波多野睦美の透き通った声…

岡田 将 ピアノ・リサイタル

国内外のコンクールを制した実力派が魅せる三大ソナタ  岡田将は桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席卒業後、オーストリアとドイツで研鑽を積んだピアニスト。アルトゥール・シュナーベルコンクール第1位及びスタインウェイ賞、第5回リスト国際ピアノコンクール第1位など輝かしいコンクール入賞歴を誇り、ドイツを中心にヨーロッパで多く…

仲道郁代 ベートーヴェンへの道 全6回 ベートーヴェン 鍵盤の宇宙 第3回「ベートーヴェンと北斎」

同時代に生きた偉大なる画家・北斎から読み解く楽聖の創造的精神  「洋の東西を超えた偉人たちとの対比を通し、ベートーヴェンの生涯・音楽を読み解く」というコンセプトで昨年スタートした、3年間全6回にわたるプロジェクト「仲道郁代 ベートーヴェンへの道」。これまでナポレオンやヘーゲルなど興味深い人物を対比させてきたが、第3回で…

東京文化会館《響の森》Vol.46 チャイコフスキー生誕180年 コバケン80th アニバーサリー

100歳違いの巨匠2人の時空を超えた熱き邂逅  今年80歳を迎えた小林研一郎が、自らが音楽監督を務める東京文化会館主催のシリーズ《響の森》で、東京都交響楽団を相手にオール・チャイコフスキー・プログラムを振る。チャイコフスキーが生まれたのが1840年であるから、小林とチャイコフスキーとはちょうど100歳違い。小林がチャイ…

シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル

唯一無二の“パートナー”とショパンの佳品へ新たな命を吹き込む  「精神的・肉体的な関係のすべてを共有するパートナー」。知性と技巧、深い精神性に裏付けられた薫り高いプレイで、世界中の聴衆を魅了し続ける名匠、シプリアン・カツァリス。自身にとっての「ピアノ」という存在を、こう表現する。フランス・マルセイユ出身。パリ音楽院在学…

紀尾井 明日への扉 第28回〜第30回

未来を担うホープたちの瑞々しい音楽性と高い技術を満喫する  開館25周年を迎えた紀尾井ホールでは、オープン当初からその才能が光る若手アーティストを紹介する企画を行ってきた。2006年スタートの「紀尾井ニューアーティストシリーズ」を引き継ぎ続いている「紀尾井 明日への扉」がそれだ。2020年度も惹かれる人選になっている。…

スパニッシュ・ブラス

情熱の音楽を満載した本場のスーパー・ブラス  “世界中で彼ら以上に素晴らしいクインテットは思い当たらない”と、かのクリスチャン・リンドバーグに絶賛された「スパニッシュ・ブラス」が、5年ぶりに来日する。彼らは1989年に結成されたメンバー全員がスペイン人の金管アンサンブル。96年のナルボンヌ国際金管五重奏コンクール優勝で…