注目公演

HAKUJU 東日本大震災 チャリティコンサート

 2011年の東日本大震災以来「東北復興支援プロジェクト・被災地支援チーム」を組織して、避難施設への自社健康機器の貸し出しや本社ビル1階でのチャリティロビーコンサートなど、継続的な支援を続けてきた白寿生科学研究所。19年も3月11日に福島県相馬市「学校法人みどり幼稚園」を支援する(チケット収益、会場設置の募金箱へ寄せら…

アレクサンダー・リープライヒ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

個性的な3作品を並べた“攻め”のプログラム  日本フィルハーモニー交響楽団3月の東京定期に、欧州で活躍する指揮者アレクサンダー・リープライヒが登場する。リープライヒは、1968年、レーゲンスブルク生まれ。ミュンヘンとザルツブルクで学び、クラウディオ・アバドとミヒャエル・ギーレンの薫陶を受けた。長年、ミュンヘン室内管弦楽…

アンジェラ・ヒューイット(ピアノ) バッハ・オデッセイ8

現代ピアノで探求するバッハの深き世界  粒立ちの良いタッチと流麗なフレージング、スコアの隅々まで見渡せるような透明感ある音楽づくりで、「現代最高のバッハ弾き」と称されるカナダ出身の名ピアニスト、アンジェラ・ヒューイット。4年にわたる全12回のステージで、鍵盤ソロ作品を全て完奏する「バッハ・オデッセイ8」を来年3月、東京…

トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 第78回定期演奏会

いま最も旬な二人の歌手を迎えてのモーツァルト三昧の午後  トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアは、1995年の三鷹市芸術文化センター開館時に、地元出身の指揮者・沼尻竜典が呼びかけて同ホールを拠点にスタートしたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズが、創立20周年を機に改称、2016年から現称で活動している(どちらも「TM…

クレア・フアンチ ピアノ・リサイタル

力強く変幻自在の音楽に期待  クレア・フアンチは2011年のミュンヘン国際音楽コンクールにて最年少で第2位を獲得し注目を集めたピアニスト。カーティス音楽学校を経てハノーファー音楽演劇大学で名教師アリエ・ヴァルディのもとで学び、現在は世界的な演奏活動の傍ら、師の助手も務めている。昨年チューリッヒとヴィンタートゥールで行わ…

府中の森クラシックコレクション 上原彩子 ピアノリサイタル

ロマン派作品に内包された感情の起伏を繊細に描き出す  第12回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で女性として、また日本人初の第1位に入賞したピアニストの上原彩子。ソロはもちろん、海外の一流演奏家、オーケストラとの共演も数多く、世界的に活動を展開する彼女が、多くの国際的な演奏家が出演してきた「府中の森クラシックコ…

原田英代 ピアノ・リサイタル 第3回〈変容〉

作曲家と作品に込められた真実に迫る  ジュネーヴ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコンクール優勝など、輝かしい受賞歴を誇り、ドイツを拠点に欧州で活躍を続けるピアニストの原田英代。“本物”のロシア・ピアニズムを伝える伝説的指導者、ヴィクトール・メルジャーノフの薫陶を受けた彼女はロシア音楽の正当な継承者であると同…

近藤伸子 ベートーヴェンシリーズ Ⅰ

作曲家に深く没入し、作品の本質に迫るピアニストが新シリーズを始動  近藤伸子は、シュトックハウゼンをはじめとする現代作品の紹介に力を注ぐ一方、古典作品でも秀演を重ね、足掛け17年に及ぶ大バッハの鍵盤作品シリーズを2015年に完結させた実力派ピアニスト。全32曲のソナタを軸に、「ディアベッリ変奏曲」など主要ピアノ作品や室…

セルゲイ・アントノフ 無伴奏チェロ・リサイタル

巨匠ロストロポーヴィチへの賛美  「無垢の自分を、さらけ出す」。チェリストは皆、そんな気持ちで無伴奏リサイタルに臨んでいるに違いない。2007年に開かれた第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、一躍、国際的な脚光を浴びたロシアの俊英、セルゲイ・アントノフにとっても、きっとそうだろう。  コンクールを制する前年、…

すみだ平和祈念音楽祭2019

5つの公演で平和への祈りを捧ぐ  現在の墨田区の一帯は関東大震災、そして東京大空襲と前世紀に二度、焼け野原になっている。いまは賑やかな錦糸町駅の周辺でも多くの人が亡くなった。平和とは皆が力を合わせ絶えず築き保ち続けていかなければならないもの――この記憶と教訓を後世に伝えていくことは、あらゆる世代の責任であろう。  東京…