注目公演

ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ) リサイタル

有名指揮者の指名も多い注目の才媛が再来日  南イタリアの古都レッチェの音楽一家に生まれ育った、ピアニストのベアトリーチェ・ラナ。2012年浜松国際ピアノアカデミーのアカデミーコンクールで牛田智大と優勝をわけ、さらに翌13年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀メダルと聴衆賞に輝き、聴き手の心を掴むピアニストであ…

マリア・カラス in コンサート

最新ホログラム技術で甦るディーヴァの姿  未だ多くの謎に包まれた、53歳の早すぎる死から42年余り…。遺された絶頂期の録音からすでに60年以上を経てもなお、オペラ・ファンの心を捉えて離さない歌姫マリア・カラス。幅広い音域とそれを自在に操ることのできるテクニックと音楽的な知性、加えて美しい舞台姿に女優としての完璧な演技力…

東京オペラシティ B→C 松木さや(フルート)

フランス音楽史を彩ったフルート作品の系譜をたどる  2020年も実に多彩な音楽家たちが登場し、新作初演を含む意欲的なプログラムが準備されている東京オペラシティの人気リサイタルシリーズ「B→C(バッハからコンテンポラリーへ)」。3月に登場するのは、15年からオーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーとして活動しているフルー…

本山乃弘 ピアノリサイタル —情動との対峙—

音楽を心の支えとし、真摯に向き合う  審査員に世界的演奏家が名を連ね、海外からの参加者も増加し、その知名度とレベルの高さを、回を重ねるごとに高める東京音楽コンクール。副賞として開催される入賞者リサイタルもその演奏のクオリティの高さとプログラミングの妙で高い評判を得ている。今回の出演者は第12回で第3位に入賞した本山乃弘…

千住 明 総合プロデュース「伝統と革新」 オペラ《万葉集》 〜明日香風編、二上山挽歌編

万葉人の美しき感性を作曲者自身の指揮で表現  2009年の初演以来、日本オペラとしては異例と言っていい10回以上の再演を重ねてきた千住明作曲・黛まどか台本によるオペラ《万葉集》。この3月に、オリンピック・パラリンピックを記念した「日本博」の文化プログラムのひとつである「群馬県戦略的文化芸術創造事業」として、高崎芸術劇場…

垣内悠希(指揮) 愛知室内オーケストラ コンチェルタンテ・シリーズ第1回

多彩なソリストたちが登場する新企画が始動!  愛知県ほか東海地方で活躍する演奏家で構成されている愛知室内オーケストラが、「複数の独奏楽器群による協奏曲」というユニークなシリーズを3月から始める。交響曲と独奏協奏曲の中間的な作品を、幅広い時代から継続的に取り上げるという。  記念すべき第1回は、名古屋フィルの首席ゲオルギ…

日本モーツァルト協会 第617回例会 フランソワ・デュモン(ピアノ)

モーツァルトの光と闇を映すピアノ曲の傑作を  旬の俊英が紡ぐ、天才作曲家のエスプリに触れたい。研究者や愛好家が集う日本モーツァルト協会は、第617回の演奏会(例会)に、フランス音楽批評家協会の新人賞を受賞するなど、注目度が際立つ実力派ピアニスト、フランソワ・デュモンを迎えて、3つのソナタをはじめ、珠玉のピアノ作品を聴く…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

最高の歌手陣とともに集大成として臨む《トスカ》  常任指揮者の高関健とともに躍進する東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が、3月定期演奏会でプッチーニの歌劇《トスカ》(演奏会形式)に挑む。東京シティ・フィルの演奏会形式上演のオペラといえば、2000年代に当時の常任指揮者(現 桂冠名誉指揮者)、飯守泰次郎の指揮で《ニー…

ヨーヨー・マ(チェロ) バッハプロジェクト

無伴奏チェロ組曲に平和への祈りをこめて 「この分裂の時代にあって、文化が生み出す共通の理解こそ、私たちを“ワンワールド”として結び付け、人類全体に恩恵をもたらす、政治的・経済的な決断へ導くことができます。私たちは皆、文化的な存在なのです。文化が我々をどう結びつけ、より良い未来を築くのに役立つのか、共に探究しましょう」 …

プロジェクトQ [第17章] ベートーヴェン初期弦楽四重奏曲全曲演奏会

ベートーヴェンに聴く次世代グループの瑞々しい感性と視点  若いクァルテットが約半年間かけて1曲に深く取り組む「プロジェクトQ」。第17章となる今年は生誕250年のベートーヴェン、作品18の6曲を取り上げる。意欲と挑戦に満ちた傑作で、この企画にふさわしい作品だ。  研修の成果を聴かせる「本公演」は同日2公演行われる。午後…