【メルマガ読者プレゼント】『コートールド美術館展』ご招待券

 イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂、コートールド美術館。東京・上野の東京都美術館で9月10日から12月15日まで開催される『コートールド美術館展 魅惑の印象派』では、同美術館より滅多に貸し出されることのない、マネ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴーガンら巨匠たちの傑作を見ることができる。
 WEBぶらあぼでは本展に抽選で「ぶらあぼメールマガジン」読者限定5組10名様をご招待。

左:コートールド美術館 外観
右:サミュエル・コートールド肖像写真

 コートールド美術館は、ロンドン大学に付属するコートールド美術研究所の美術館として1932年に開館。今も世界有数の美術史と保存科学の研究の場として知られている。美術館の核となるは、美術館の創設者で、英国の実業家サミュエル・コートールド(1876〜1947)が収集したフランスの印象派、ポスト印象派のコレクションだ。

 コートールド家は、18世紀末から絹織物を生業としており、20世紀初頭に人工シルクの製造に参入し巨額の富を築く。事業が拡大するとともに、サミュエル・コートールドは1921年に会長に就任、その翌年から彼の妻がなくなる1931年まで、油彩画や水彩画などを次々と購入し、コレクションの中ではセザンヌの作品を最も多く購入した。今回は、コートールド自身が購入したものを含めてセザンヌの作品だけで10点を展示する。

 また、コートールドがポスト印象派の作品に関心を持ったきっかけが、1922年にロンドンで開催された『フランス美術の100年』展。この翌年にコートールドは最初のポスト印象派の作品として、ポール・ゴーガンの2点の油彩画を購入している。その後も情熱的に収集を続け、現在では英国随一のゴーガン・コレクションとなっている。

ポール・セザンヌ《大きな松のあるサント=ヴィクトワール山》
1887年頃 油彩、カンヴァス 66.8×92.3cm コートールド美術館 
© Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

ポール・ゴーガン《テ・レリオア》
1897年 油彩、カンヴァス 95.1×130.2cm コートールド美術館
© Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

 展示作品には、同館の名品の中から、ルノワールが第一回印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、ゴーガン《テ・レリオア》、そして“印象派の父”と称される画家エドゥアール・マネの最晩年の大作《フォリー=ベルジェールのバー》(1882年)が約20年ぶりに来日するなど、選りすぐりの絵画、彫刻約60点が展示される。

 今回の展覧会では、コートールド美術館が世界有数の研究機関・コートールド美術研究所の展示施設でもあることから、研究という側面に着目し、“名画を読み解く”ためのさまざまなアプローチを全3章に分けて展開する。

 第1章「画家の言葉から読み解く」では、モネ、ゴッホらの作品を展示し、画家が家族や友人、画家仲間に宛てた手紙などからも鑑賞の手がかりをみつける。つづく第2章「時代背景から読み解く」では、作品の細部に描かれた時代背景や映された新しい時代の断片に注目する。第3章「素材・技法から読み解く」では、X線や赤外線などを用いた科学的な調査・研究で明らかにされた、制作の背景や過程、工夫や試行錯誤の痕跡など、普段は見ることがのできない画面の下や、画家たちの残した小さな手がかりに光を当てる。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《桟敷席》
1874年 油彩、カンヴァス 80×63.5cm コートールド美術館
© Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

エドゥアール・マネ《フォリー=ベルジェールのバー》
1882年 油彩、カンヴァス 96×130cm コートールド美術館
© Courtauld Gallery (The Samuel Courtauld Trust)

『コートールド美術館展 魅惑の印象派』
会期:2019年9月10日(火)〜12月15日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
開館時間:9:30〜17:30(金曜日、11月2日〜20:00) *入室は閉室の30分前まで
休館日:月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
*ただし、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開室
料金:(前売)一般 1400円/大学生・専門学校生 1100円/高校生 600円/65歳以上 800円
   (当日)一般 1600円/大学生・専門学校生 1300円/高校生 800円/65歳以上 1000円
*9月18日(水)、10月16日(水)、11月20日(水)はシルバーデーにより、65歳以上の方は無料。
公式サイト https://courtauld.jp/


■プレゼント応募方法
●応募締切:2019年9月11日(水)まで
●応募には「ぶらあぼメールマガジン」の会員登録(無料)が必要です。
 登録がお済みでない方は、登録フォームよりご登録ください。
 応募にはメールマガジンに記載の「応募キーワード」が必要となります。

 *ご登録後、メールマガジン配信までにお時間をいただく場合がございます。
 *当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。

  • La Valseの最新記事もチェック

    • 美少年と貴婦人、その甘く苦い関係 | 萌えオペラ 第4回 リヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》
      on 2019/09/20 at 23:30

      text:室田尚子 illustration:桃雪琴梨 前回ご紹介したズボン役の代表であるモーツァルト《フィガロの結婚》のケルビーノ。彼が誕生してから100年以上を経て、オペラ史に名を残すもうひとりのズボン役が登場します。その名はロフラーノ伯爵オクタヴィアン。18世紀マリア・テレジア治世下のウィーンを舞台にしたリヒャルト・シュトラウスの《ばらの騎士》のタイトルロールです。年齢は17歳。若くして爵位 [&#8230 […]