伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム

 ボサノヴァの生みの親とも称えられる、1927年生まれの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビン。今年生誕90周年を迎えるジョビンに魅せられて出会ったふたりの音楽家が、3年ぶりとなる待望の再共演をヤマハホールで果たす。
 作曲家、ボサノヴァ・ギタリスト、音楽プロデューサーである伊藤ゴローと、ブラジル音楽界の巨匠にして生前のジョビン自身と密接な活動をしてきた、チェリストのジャキス・モレレンバウム。ボサノヴァをはじめクラシックや映画音楽など、ジャンルや枠にまったくとらわれないしなやかな活動を繰り広げ、世界中で活躍しているふたりは、坂本龍一の紹介で出会い、2009年以来共演を重ね、14年にはCDアルバム「RENDEZ-VOUS IN TOKYO」もリリース。それだけ息の合った彼らだけに、このステージでもなにかに縛られることなく、自由で親密な語らいがホールをあたたかい空気にしてくれるはず。もちろん、ボサノヴァ・ファンにとっても、このふたりなら理想的な体験ができることはまちがいない。新緑の季節の銀座に、爽やかなブラジルの風が吹いてくる。

伊藤ゴロー
Photo:Takashi Homma

ジャキス・モレレンバウ
C)Roberto Cifarelli

伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム
2017年5月20日(土)16:00 ヤマハホール

出演:伊藤ゴロー(ギター)
   ジャキス・モレレンバウム(チェロ)
   澤渡英一(ピアノ)

●料金
全席指定 5,500円

●申込み方法:チケットぴあ
・TEL 0570-02-9999 ※座席選択不可  
・Pコード:317-007