WEBぶらあぼANNEX 東京・春・音楽祭2018 特設サイトオープン!

 東京に春の訪れを告げる「東京・春・音楽祭」が2018年も開催。WEBぶらあぼでは、今年も「東京・春・音楽祭」の特設サイト『WEBぶらあぼANNEX 東京・春・音楽祭』をオープン。ここでしか読めない特別インタビューをはじめ、豊富なコンテンツの掲載を予定しています。

 2018年の注目は、何と言っても東京春祭ワーグナー・シリーズ《ローエングリン》(4/5、4/8)。2011年の同音楽祭で上演予定でしたが、東日本大震災によりキャンセルになってしまった演目です。
 タイトルロールに現代最高のローエングリン歌いのクラウス・フロリアン・フォークトを、オルトルートにペトラ・ラングを迎えた本公演。WEBぶらあぼでは、クラウス・フロリアン・フォークト、ペトラ・ラングをすでにインタビュー取材済み。《ローエングリン》のほか歌曲シリーズにも登場する彼らの声を、近日たっぷりとお届けします。

クラウス・フロリアン・フォークト
撮影:藤本史昭

ペトラ・ラング
撮影:吉田タカユキ

 東京・春・音楽祭2018の特徴のひとつとしてあげられるのが、没後150年記念となるロッシーニ。「東京春祭 合唱の芸術シリーズvol.5」では、ロッシーニの遺した合唱の大作《スターバト・マーテル》を、東京春祭2017のガラ公演での指揮ぶりが記憶に新しい、スペランツァ・スカップッチが指揮(4/15)。東京春祭の名物公演「マラソン・コンサート」(3/25)もロッシーニを特集します。

スペランツァ・スカップッチ
C)Silvia-Lelli

 エリーザベト・レオンスカヤのピアノで6日間にわたって披露されるシューベルト・チクルス(4/4、4/6、4/8、4/10、4/12、4/14)は、ウィーンでも絶賛されたプログラム。ピアノではコンスタンチン・リフシッツがJ.S.バッハのピアノ協奏曲を全曲弾き振り(3/30、4/1)するのも話題です。

エリーザベト・レオンスカヤ
C)Marco Borggreve

 このほか、様々な公演が目白押しの東京春祭2018。美術館・博物館を舞台にした室内楽、上野エリアをメインに様々な場所で開催される無料の「桜の街の音楽会」まで、魅力的なコンテンツを随時更新。音楽祭をより楽しむためのプラン作りの参考に是非チェックを!

東京・春・音楽祭ー東京のオペラの森 2018ー
2018.3/16(金)〜4/15(日)
東京文化会館、上野学園 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京キネマ倶楽部 他
問:東京・春・音楽祭実行委員会03-6379-5899
http://www.tokyo-harusai.com/