ゲロンティアス

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　物語もついにクライマックスへ。どこかから、地上に残してきた友人たちの祈り（合唱）が聞こえてきます。ゲロンティアスの魂は王座の前に進み出ると、そこには主に仕える苦悩の天使（バリトン）が。堂々たる態度で「イエス・キリストよ、主よ、あなたをこれほどまでに慕う魂をお救いください。栄光の家に来るよう、魂たちにお命じください」と歌い上げる苦悩の天使。ゲロンティアスの魂は「私を連れて行ってください。そして深きところに私を置いてください」と、最後の懇願をします。そして、ここまで導いてくれた天使との別れが……。