※P.28-29のインタビュー記事もぜひお読みください。©Funada Kayo11ぶらあぼ = Bravo は賞賛を意味する感嘆詞。Bravoを、イタリアを含むヨーロッパの諸言語では ブラアヴォ=ぶらあぼ と発音、クラシック音楽やオペラ・バレエ上演の際にかけ声として使われます。“ぶらあぼ”なクラシック音楽への誘い、それが『クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ』です。1995年に開館した京都コンサートホールが今年、30周年を迎える。京都市交響楽団の本拠地としても知られるこのホールで現在ミュージックアドバイザーの任にあるのが、日本を代表する指揮者のひとり、広上淳一。2008年から京響の常任指揮者を務めるなど、15年以上にわたり京都の音楽シーンを牽引してきた。30周年記念事業のひとつ「京都コンサートホール × 京都市交響楽団プロジェクトVol.6」では、広上がレスピーギ「ローマ三部作」とバーバー「オルガンとオーケストラのための祝典トッカータ」を指揮。ホールが誇る国内最大級のパイプオルガンが活躍するプログラムだ。ほかにも記念事業では、アンサンブル・アンテルコンタンポランのピアニスト・永野英樹らが出演する「ピエール・ブーレーズ生誕100年記念事業」や、京都市内の観光名所で地元ゆかりの音楽家がコンサートを行う「Kyoto Music Caravan」など、ホール独自の企画が並ぶ。この一年、古都京都がどのような盛り上がりを見せるのか。今後の展開から目が離せない。Pre-Stage=PrestigeBRAVO Tips interview沖澤のどか(京都市交響楽団 常任指揮者) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32【今月の表紙】京都コンサートホール 開館30周年※開館30周年記念事業の詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。https://www.kyotoconcerthall.orghttps://www.kyotoconcerthall.org/30th/Interview 広上淳一(京都コンサートホール ミュージックアドバイザー) ・・・・・・・・・・ 28Interview ラハフ・シャニ (ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30クリスティアン・ティーレマン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ・・・・・・・・・・ 26Contents6. 2025
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