東京都交響楽団【今月の表紙】東京都交響楽団 創立60周年※2025年度楽季プログラムの詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。https://www.tmso.or.jpPre-Stage=Prestige interview大野和士(東京都交響楽団 音楽監督) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26準・メルクル(指揮、台湾フィルハーモニック音楽監督) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28Close Upコンポージアム2025 ゲオルク・フリードリヒ・ハースを迎えて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30調布国際音楽祭2025 スペシャル対談 Interview 鈴木優人 & 森下 唯 & 上野耕平 & 市川紗椰 ・・・・・・・・・・ 32Interview 福川伸陽 & シュテファン・ドール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38青森オペラ《愛の妙薬》・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 409※P.26-27のインタビュー記事もぜひお読みください。ぶらあぼ = Bravo は賞賛を意味する感嘆詞。Bravoを、イタリアを含むヨーロッパの諸言語では ブラアヴォ=ぶらあぼ と発音、クラシック音楽やオペラ・バレエ上演の際にかけ声として使われます。“ぶらあぼ”なクラシック音楽への誘い、それが『クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ』です。1965年、東京オリンピックの記念文化事業として設立された東京都交響楽団。60周年の節目となる2025年度楽季、音楽監督・大野和士は、没後50年に寄せるオール・ショスタコーヴィチ(9月)やブリテン「春の交響曲」を軸にした“スプリング・プログラム”(26年3月)など、こだわりの演目を披露する。さらに楽団と深い絆で結ばれた作曲家、故・すぎやまこういちの交響作品を集めた特別公演も指揮(25年10月)。ソロ・コンサートマスター、矢部達哉のために作曲された協奏曲を含むという点でも、都響ファン必聴だ。アラン・ギルバートのブラームス・ツィクルス(7月)、小泉和裕が芥川也寸志生誕100年を寿ぐ「オルガンとオーケストラのための《響》」(6月)、そしてエリアフ・インバルによるマーラー「千人の交響曲」(26年2月)……とポストを持つ他の指揮者も骨太のプログラミング。再び行われた五輪も見届け、首都・東京が誇るオーケストラとしてその存在を確かなものとした都響が、彼らのタクトに熱く応え、記念すべきシーズンにふさわしい名演を聴かせてくれるだろう。Contents5. 2025
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