eぶらあぼ 2024.12月号
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2025.1/21(火)19:00 トッパンホール問 パシフィック・コンサート・マネジメント03-3552-3831http://www.pacific-concert.co.jp35められた。ベートーヴェンの交響曲第7番またはマーラーの交響曲第5番をメインプログラムに、諏訪内晶子、藤田真央による協奏曲が組み合わされて、サントリーホールと横浜みなとみらいホールで計3公演が開かれる。 2月12日、サントリーホールの公演では、ウェーバーの歌劇《オベロン》序曲、諏訪内独奏によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第7番が演奏される。諏訪内とオラモがブルッフの雄大な楽想を余すところなく伝えてくれるにちがいな諏訪内晶子出演公演 2025.2/12(水)19:00 サントリーホール問 ジャパンアーツぴあ0570-00-1212 https://www.japanarts.co.jp他公演 2/11(火・祝) 大阪/ザ・シンフォニーホール(06-6453-2333)    2/15(土) 豊田市コンサートホール(0565-35-8200)※来日ツアーの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。集であり、それ故その全曲録音は多くの演奏家にとって生涯に一回というのがおおよその指標であろう。ブラッハーはかつてパルティータの第2番と第3番をドイツ語の詩の朗読と組み合わせるというユニークな形で録音しているものの、正攻法の全曲録音は未だにない。が、昨年に続き年明け1月にも「オール・バッハ無伴奏」プログラムを披露することを考えると、いよいよ機も熟したということであろうか。演奏家がヴァイオリンサカリ・オラモ ©Benjamin Ealovega一挺で臨む緊張感に満ちた世界を心から堪能したい。諏訪内晶子 ©TAKAKI KUMADAい。オラモはこのオーケストラを「大きな室内楽団のよう」と表現し、反応の俊敏さを称賛している。ベートーヴェンでその真価が発揮されるはずだ。文:飯尾洋一文:大津 聡©Felix Broedeサカリ・オラモ(指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団200年近い歴史を持つ名門がフィンランドの名匠とともに来日 1827年に設立されたドイツのオーケストラ、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が3年ぶりに来日する。ブラームスやマーラーの作品を初演した歴史を誇る同楽団は、毎シーズン約50回の公演を開きながら、ケルン歌劇場のオーケストラとしても年間約160公演を行っている。コンサートとオペラの両面で幅広いレパートリーに取り組む柔軟性の高いオーケストラだ。 今回、指揮台に立つのはフィンランド出身のサカリ・オラモ。バーミンガム市響音楽監督他のポストを歴任し、現在はBBC響首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィル桂冠指揮者、フィンランド放送響名誉指揮者を務める名指揮者である。オラモによれば、このオーケストラは多国籍集団であるにもかかわらず、ドイツの伝統的な音色を持っているという。そんなオーケストラの特色を生かすべく、プログラムにはドイツ・オーストリア音楽の名曲が集コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン) J.S.バッハ:無伴奏パルティータの夕べ八面六臂の活躍をみせる熟手が再び挑む金字塔 ブラッハーが2023年の6月以来、トッパンホールに帰って来る。コリヤ・ブラッハーはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターに抜擢されたことに始まる輝かしいキャリアを経て、現在ヴァイオリニストとして、また指揮者として世界中の音楽シーンからひく手あまたの演奏家である。 プログラムはヴァイオリンのための不朽の傑作にして、奏者にとっての試金石でもあるバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」。すでにブラッハーはリサイタルのプログラムにこの曲集を取り上げてきたが、とりわけ前回の来日では、二夜連続の演奏会で全曲演奏を実現している。今回は一夜限りの夕べではあるが、パルティータ全3曲に第1番のソナタが加わるボリュームのあるプログラムとなっている。バッハの「無伴奏」は一流のヴァイオリニストが満を持して挑む曲

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