eぶらあぼ 2024.8月号
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SeectiNewReeaseonBooksコンサートギャラリー新譜情報今月の注目公演ぶらPAL海外公演情報l l 95中野りな©kisekimichikoマクシム・エメリャニチェフ©Andrej Grilcセバスティアン・ヴァイグレ©読響佐藤桂菜進藤実優小林研一郎©読響 撮影=青柳 聡マハン・エスファハニ©Kaja Smithセルゲイ・ナカリャコフ©Thierry Cohenエドガー・モロー©Parlophone Records Ltd≪8月〜9月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ8月〜9月公演チケット(1回券)好評発売中 / 10月〜12月3日公演、7/22(月)一般発売! お申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)首席客演指揮者 ユライ・ヴァルチュハ指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人読響サマーフェス◆《三大協奏曲》8/21(水)18:30 東京芸術劇場S¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500指揮=大井剛史 ヴァイオリン=中野りなチェロ=佐藤桂菜  ピアノ=進藤実優メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番◆“炎のコバケン”の「展覧会の絵」8/25(日)14:00 東京芸術劇場S¥完売 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=小林研一郎ピアノ=エヴァ・ゲヴォルギヤンラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ムソルグスキー(ラヴェル編)/ 組曲「展覧会の絵」 他◆鬼才が振る傑作「グレイト」 衝撃!チェンバロの革命児が驚愕の演奏9/5(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000B¥6,000 C¥4,500指揮=マクシム・   エメリャニチェフチェンバロ= マハン・エスファハニメンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」スルンカ/チェンバロ協奏曲「スタンドスティル」(日本初演)シューベルト/交響曲第8番「グレイト」◆名手ナカリャコフが超絶技巧を披露!9/11(水)19:00 フェスティバルホール(大阪)BOX¥完売 S¥7,000 A¥6,000 B¥5,0009/13(金)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥完売指揮=マクシム・エメリャニチェフトランペット=セルゲイ・ナカリャコフアルテュニアン/トランペット協奏曲リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」 他◆ヴァイグレが振る華麗なる「ばらの騎士」9/28(土)、29(日)各日14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・   ヴァイグレチェロ=エドガー・モローコルンゴルト/チェロ協奏曲、シュトラウシアーナR.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲 他 8月21日は、毎年恒例の人気企画、サマーフェスティバル《三大協奏曲》。仙台国際音楽コンクール優勝のヴァイオリニスト中野りながメンデルスゾーンの協奏曲で銘器ストラディヴァリの艶やかな音色を披露し、ジュリアード音楽院を卒業しアメリカで研鑽を積む国際派チェリスト佐藤桂菜がドヴォルザークの名旋律を豊かな音色で歌い上げる。21年のショパン国際コンクールで話題を呼び人気急上昇中のピアニスト進藤実優は瑞々しいタッチ、鋭いリズム感、情感あふれる音楽性で会場を魅了するだろう。 8月25日は、84歳の今もエネルギー漲る指揮で聴き手を魅了する“炎のマエストロ”小林研一郎が登場。名曲「展覧会の絵」では、金管楽器が咆哮する圧倒的なクライマックスを築く。“ピアノ王国”ロシアが生んだ新鋭ゲヴォルギヤンは、ラフマニノフの名旋律を弾き、類稀なる才能を開花させる。残券僅少。お聴き逃しなく。同プログラムの24日公演は既に完売。 9月5日には、古楽とモダンの双方のオーケストラを指揮し、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィルなどでも評価の高いロシアの鬼才エメリャニチェフが読響に初登場。シューベルトの傑作「グレイト」を指揮し、スピード感あふれる鮮烈な演奏を繰り広げるだろう。チェンバロという楽器の新たな可能性を追求している“革命児”エスファハニは、チェコの現代作曲家スルンカの協奏曲「スタンドスティル」を日本初演する。楽器の概念を覆すようなアッと驚く仕掛けもある作品で、エスファハニによる奇想天外なパフォーマンスにご注目いただきたい。 9月11日と13日は、エメリャニチェフがリムスキー=コルサコフの代表作「シェエラザード」を指揮。異国情緒あふれる旋律をたっぷりと歌わせ、ドラマティックなサウンドを響かせるだろう。コンサートマスターの林悠介が奏でる甘い音色にも注目を。世界的なトランペット奏者として人気を博すナカリャコフが、アルテュニアンの協奏曲で超絶技巧を披露する。 9月28日と29日は、常任指揮者ヴァイグレがR.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲を指揮する。ドイツ・オペラを得意とする名匠のタクトは、オーケストラを自在にドライヴさせ、華麗なサウンドを築くだろう。前半には、フランスの気鋭チェロ奏者モローがブルッフの「コル・ニドライ」とコルンゴルトの協奏曲の二曲で共演。温かな音色と豊かな音楽性を披露し、客席を熱くさせるだろう。

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