左より:ジョナサン・ノット ©K.Miura/原田慶太楼 ©37 Frames/潤音ノクト ©portameta Project/川久保賜紀 ©Yuji Hori/田久保萌夏/小川典子 ©Patrick Allen operaomnia.co.uk/沖澤のどか ©Felix Broede 左より:阪田知樹 ©Ayustet/井上道義 ©Yuriko Takagi/園田隆一郎 ©Fabio Parenzan/広上淳一 ©Masaaki Tomitori/服部百音 ©YUJI HORI/藤岡幸夫 ©Shin Yamagishi/務川慧悟 ©Yuji Uenoきである阪田知樹と沖澤の初共演が実現するリストのピアノ協奏曲第2番にも注目だ。後半はサン=サーンス交響曲第3番(オルガン=大木麻理)。 初登場があれば、これが最後の“惜別”も。今年限りでの引退を表明している井上道義が、8月2日新日本フィルを振る。1983~88年に音楽監督、99~2000年には楽団初のマーラー交響曲全曲演奏に取り組んだ仲間同士。この日もマーラー「夜の歌」を聴かせる。演奏前には井上のトークも。 1995年から続く世界最大規模の管楽器の祭典が浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル。そのアカデミー教授陣ら、国内外のトップ奏者たちによる「ワールドドリーム・ウインドオーケストラ」が8月3日に登場する。原田慶太楼の指揮で、コンクール課題曲から定番まで、究極の吹奏楽名曲集。 オーケストラの祭典の中で“オペラ”が目を引く。8月8日神奈川フィルは、オペラの匠・園田隆一郎の指揮で、1924年没のプッチーニと同年生まれの團伊玖磨という、「そう来たか!」という組み合わせの“100年”プログラム。ソプラノ木下美穂子とテノール笛田博昭の出演。 8月9日、日本フィルは芸術顧問の広上淳一と登場。服部百音のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に注目だ。日本フィルと彼女は2月に九州ツアーで短期間に繰り返しメンデルスゾーンをみっちり共演して、完全無欠の親密なアンサンブルを熟成済み。喜びの再会が川崎で。 8月11日東京シティ・フィルは首席客演指揮者の藤岡幸夫と。人気・実力ともにその一挙一動が注目を集める務川慧悟とのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番に名演の予感。メインは生誕150年のホルスト「惑星」。 来場時、周辺の飲食店で利用可能な優待券が配布されるのも、ちょっとうれしいオマケ。真夏の川崎を音楽で、そしてグルメで堪能しよう。37Information7/27(土)〜8/12(月・休) ミューザ川崎シンフォニーホール、昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ■ ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/※各公演の詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。
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