eぶらあぼ 2024.6月号
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第639回 定期演奏会 6/14(金)19:00 サントリーホール問 読響チケットセンター0570-00-4390 https://yomikyo.or.jp7/16(火)19:00 王子ホール問 王子ホールチケットセンター03-3567-9990 https://www.ojihall.jp7/17(水)18:45 東海市芸術劇場 多目的ホール7/19(金)19:00 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ問 プロアルテムジケ03-3943-6677 https://www.proarte.jp43セバスティアン・ヴァイグレ ©読響の初演は1902年4月で、二人はその存在を知らなかったという)、1903年、交響詩として完成させた。4管編成の巨大なオーケストラを用いた40分に及ぶ大作。ヴァイグレ&読響の充実ぶりを聴くには最適の音楽の一つといえるだ重奏とのコラボによる清新な体験がそれに加わる。管楽器愛好家のみならず、新たな音楽を探求したいファンにお薦めの公演だ。ダン・タイ・ソン 写真提供:王子ホールろう。そのほか、やはり新ウィーン楽派であるウェーベルンの初期のロマンティックな作品である「夏風の中で」、円熟味を増した名手ダン・タイ・ソンを招いて、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番が演奏される。文:山田治生文:柴田克彦セバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 読売日本交響楽団■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ アイスラーの「ドイツ交響曲」、R.シュトラウスの《エレクトラ》など、20世紀前半のドイツ音楽の名演が続いているセバスティアン・ヴァイグレと読売日本交響楽団がアルノルト・シェーンベルクの生誕150年を祝して、彼の初期の交響詩「ペレアスとメリザンド」を演奏する。 シェーンベルクは、20世紀前半にウィーンで活躍した“新ウィーン楽派”のリーダー的存在。十二音技法(1オクターヴの12の音を均等に使う作曲技法)の創始者や無調音楽の作曲家として知られるが、19世紀末から20世紀初頭にかけてはロマンティックな音楽を書いていた。その代表的な例としては、「浄夜」(1902年初演)、「グレの歌」(1913年初演)、そしてこの交響詩「ペレアスとメリザンド」(1905年初演)が挙げられる。シェーンベルクは、R.シュトラウスから、メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』のオペラ化を勧められ(ドビュッシーのオペラ《ペレアスとメリザンド》ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン) & アルマ弦楽四重奏団■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ これは全くの新サウンドだ! 驚異の代作品を織り交ぜながら、トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ラライブ感覚に溢れた音楽をイエンとアルマ弦楽四重奏団のコラ楽しませてくれる。 今回の公演では、CDにボ。従来なかった斬新な組み合わせ含まれたフォーレやサティである。ライエンは、名門ロイヤル・コの美品、デスナーやマイエンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者。リングのモダンな佳品を生ソリストとしても活躍する世界トップ級で味わえる上に、バーバーの名手で、同楽器の世界では知らぬ者のアダージョ、バッハの協奏がいないほどの存在だ。アルマ弦楽四重奏団は、2014年コンセルトヘボウ曲、ペルトの「フラトレス」と管のメンバーによって結成。各地でのいった未知のレパートリー演奏や録音のほか実験的なコラボもでのパフォーマンスが興味行い、急速に評価を高めている。を高める。魅力の根底にあ このコラボは、『鏡像』と題したCDをるのは、ライエン特有の柔らかくまろリリースし、バロックから現代に至る多やかな音色となめらかな音の運び。ト彩なレパートリーで、カラフルな演奏ロンボーンの常識を超えたその妙技をを聴かせている。その妙味は、一見類堪能するだけでも価値があり、弦楽四似したピアノ五重奏などとは全く異なる刺激的な音世界。豊麗なトロンボーンとエッジの効いた弦楽四重奏が、新鮮な美しさを持ったクラシック作品と、ロック界を含むエキサイティングな現

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