eぶらあぼ 2024.5月号
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左:アンドレアス・オッテンザマー 右:反田恭平©Cedric Diradourian5. 20247ぶらあぼ = Bravo は賞賛を意味する感嘆詞。Bravoを、イタリアを含むヨーロッパの諸言語では ブラアヴォ=ぶらあぼ と発音、クラシック音楽やオペラ・バレエ上演の際にかけ声として使われます。“ぶらあぼ”なクラシック音楽への誘い、それが『クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ』です。【今月の表紙】反田恭平(ピアノ) × A・オッテンザマー(指揮)バーゼル室内管弦楽団 日本ツアー20246/28(金)19:00 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール6/30(日)15:00 静岡/富士市文化会館ロゼシアター7/1(月)19:00 サントリーホール7/2(火)19:00 東京オペラシティ コンサートホール7/3(水)19:00 大阪/フェスティバルホール7/4(木)19:00 広島/上野学園ホール日本とスイスの国交樹立160周年の今年、バーゼル室内管弦楽団が初来日を果たす。6公演の日本ツアーでタクトをとるのは、ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマー。そして、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番でソリストを務めるのは反田恭平。自らがプロデュースするJapan National Orchestraを中心に指揮者としても活躍する反田は、この曲を“弾き振り”で20回近く演奏した経験を持つそうだが、意外にも純粋なソリストとして臨むのは今回がはじめて。静寂のなか語りかけるような独奏で始まり、オーケストラとの対話により広大な世界を描いてゆくこの作品を、彼は「ベートーヴェンのピアノ協奏曲のなかで一番好き」と語る。オッテンザマー、バーゼル室内管と、どんな化学反応を見せてくれるのだろうか。期待は高まるばかりだ。※P20-21のインタビュー記事もぜひお読みください。Pre-Stage=Prestige interviewClose Upinterview鈴木優人(調布国際音楽祭 エグゼクティブ・プロデューサー) × 廣津留すみれ(ヴァイオリン)× 佐藤天彦(棋士)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22〈コンポージアム2024〉マーク=アンソニー・ターネジを迎えて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24BRAVO Tips第29回 宮崎国際音楽祭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26反田恭平(ピアノ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20Contents

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