82シルヴァン・カンブルラン©読響セバスティアン・ヴァイグレ©読響ユライ・ヴァルチュハ©読響 撮影:藤本 崇金川真弓©Kaupo Kikkasロザンネ・フィリッペンス©Marco Borggreveエリザベス・デションダン・タイ・ソン©佐藤寛敏◆鮮烈! カンブルランが振るメシアン 名手・金川がバルトークで渾身の演奏!4/5(金)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500指揮= シルヴァン・カンブルランヴァイオリン=金川真弓マルティヌー/ リディツェへの追悼バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番 メシアン/キリストの昇天◆名匠ヴァイグレのベートーヴェン4番 ストラディヴァリの美しい音が会場を包む4/26(金)19:00 サントリーホール4/28(日)14:00横浜みなとみらいホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500指揮= セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン=ロザンネ・フィリッペンスブラームス/大学祝典序曲 コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン/交響曲第4番◆新時代へ! 鬼才ヴァルチュハのマーラー3番5/19(日)14:00 横浜みなとみらいホール5/21(火)19:00サントリーホールS¥10,000 A¥8,000 B¥6,500 C¥5,0000指揮=ユライ・ヴァルチュハメゾソプラノ=エリザベス・デション 他マーラー/交響曲第3番◆壮絶な「悲愴」&周防が超絶技巧を披露5/25(土)、26(日)各14:00東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=ユライ・ヴァルチュハヴァイオリン=周防亮介リャードフ/魔法にかけられた湖ハチャトゥリアン/ヴァイオリン協奏曲周防亮介チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」©JUNiCHIRO MATSUO◆「ペレアスとメリザンド」の官能的な響き 現代最高峰の巨匠ダン・タイ・ソンが登場6/14(金)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=ダン・タイ・ソンウェーベルン/夏風の中でモーツァルト/ピアノ協奏曲第12番シェーンベルク/交響詩「ペレアスとメリザンド」 4月5日は、桂冠指揮者カンブルランが登場し、3つの20世紀の傑作を指揮。1曲目はマルティヌーが、ナチスによって全滅させられたチェコの村リディツェへ書いた追悼の音楽で、悲痛な苦しさ、暗さと祈りが混じり、魂が天に昇るように響く。続いて、ドイツを拠点に活躍する本格派・金川真弓が独奏を務め、バルトークの最高傑作の一つとされるヴァイオリン協奏曲第2番を演奏。ハンガリー民謡的な5音音階や独特のリズムに加え、新たな語法や響きへの追求が込められており、金川とカンブルランが鮮烈なサウンドを作り上げるだろう。後半のメシアン「キリストの昇天」では、メシアン演奏の世界的スペシャリストとされるカンブルランが、カラフルかつ繊細な音響空間を築き、聴き手をえも言われぬ世界へと誘う。必聴の一夜。 4月26日と28日は、常任指揮者として6年目を迎えたドイツの名匠ヴァイグレが得意のドイツものを振り、豊潤な響きを引き出す。ブラームスの「大学祝典序曲」で華やかに開幕し、メインにはベートーヴェンの創作意欲が溢れ出た傑作、交響曲第4番を演奏。ヴァイグレのタクトが、ベートーヴェンの神髄に迫る。欧州で注目を浴びるオランダの名手フィリッペンスが読響に初登場。映画のように劇的かつロマンティックなコルンゴルトの傑作協奏曲を弾き、銘器ストラディヴァリウスの艶やかな音色を披露する。 5月には、24年4月に新たに首席客演指揮者に就任するヴァルチュハが登場。1976年ブラチスラヴァ生まれの彼は、ロシアとフランスで学び、イタリアのRAI国立響の首席指揮者、ナポリ・サンカルロ劇場の音楽監督を歴任。現在はヒューストン響の音楽監督とベルリン・コンツェルトハウス管の首席客演指揮者を務め、今年6月にはベルリン・ドイツ・オペラで「トリスタンとイゾルデ」を振るなど欧米で活躍している。就任披露となる19日と21日は、マーラーの交響曲第3番で壮大な音楽を築く。 5月25日と26日は、チャイコフスキー「悲愴」など得意とするロシア系音楽を指揮し、その手腕を発揮する。ハチャトゥリアンでは、スイスを拠点に充実した活動を展開する周防亮介が共演。完璧なテクニックと豊かな音楽性を披露し、会場を大いに沸かせるだろう。 6月14日は、ヴァイグレがウェーベルン「夏風の中で」、シェーンベルク「ペレアスとメリザンド」などを指揮。世界的名匠ダン・タイ・ソンが共演し、極上のモーツァルトを響かせる。≪4月〜5月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ 4月〜5月公演チケット(1回券)好評発売中/6月〜7月公演チケット(1回券)3/30(土)一般発売!お申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)首席客演指揮者 ユライ・ヴァルチュハ(24年4月〜)指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人
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