1254/2(火)19:00 王子ホール4/25(木)19:00 ルーテル市ヶ谷ホールレジス・パスキエ & 瀬崎明日香 デュオリサイタル柴田高明(マンドリン)無伴奏マンドリンの世界 vol.44/14(日)17:00 京都/青山音楽記念館 バロックザール4/20(土)16:00 東京/やなか音楽ホールドイツ・カッセル音楽院マンドリン科に学び、日独のコンクールで多数の入賞歴を持つほか、欧米の音楽祭・シンポジウムにも広く招かれている柴田高明。楽器の研究も続ける彼が今回の公演で使用するのが、名手ボルトラッツィの教本(1805年刊)で紹介されている「クレモナ型」の4コース単弦の楽器だ。明瞭な音色を追求してきた柴田がバッハの難曲「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」でその成果を試す。矢野凜太郎 & 石井楓子ヴァイオリン・ピアノデュオリサイタル文:近松博郎12歳でパリ国立高等音楽院を卒業し、世界的指揮者・演奏家たちとの共演を経て母校の教授を務めた名ヴァイオリニスト、レジス・パスキエ。瀬㟢明日香はその音楽に心酔し、東京藝術レジス・パスキエ瀬㟢明日香 ©studio MaaR大学卒業後に渡仏し同音楽院で彼の薫陶を受けた。数々のコンクールで優勝・入賞を重ね、第一線で活躍する奏者となった瀬㟢が78歳の恩師を迎えて開催する本公演。バロックから近代に至るデュオ作品を熟成された技術と音色で味わえる。ヴァイオリニストの矢野凜太郎は8歳で渡米しジュリアード音楽院(プレカレッジ)に学び、クリーブランド音楽院を経て2021年にスイスのバーゼル音楽院修士課程を首席で修了。グリー石井楓子グ国際ピアノコンクールで1位、ブラームス国際コンクールで3位を獲得した石井楓子もバーゼル音楽院修士課程を首席修了。飛躍が期待されるバーゼル在住の二人が、シューマンらの名品を介して心地よい新風を届けてくれるはずだ。矢野凜太郎19世紀中頃のパリを舞台に、貧しくも夢と希望に満ちた若き芸術家たちの生活を描いたプッチーニの名作オペラ《ラ・ボエーム》。数々のオペラ制作に携わってきた伊勢谷宣仁山崎陶子の訳詞・美術・演出により、主人公たちの愛に溢れた生き様を「今にリビルディング」した公演だ。キャストに西谷衣代/山崎陶子(ミミ)、中島康晴/上本訓久(ロドルフォ)ら実力派歌手たちを揃え、激しくも切ない物語に新たな光を当てる。プッチーニ没後100年&有楽町朝日ホール開館40周年記念 オペラショウ《ラ・ボエーム》(訳詞日本語上演)4/2(火)~4/5(金) 有楽町朝日ホール4/20(土)14:00 戸塚区民文化センター さくらプラザ・ホール20歳でブゾーニ国際ピアノコンクール第2位、22歳でエリザベート王妃国際コンクール第2位の快挙を果たした若林顕は、早くから卓越した演奏技術を示してきた。2018年から22年にかけては「ショパン:ピアノ作品全曲シリーズ」を成功させ、その演奏にはますます磨きがかかる。そんな若林がシューマンらの小品からリストの超大作までを厳選して並べた公演。円熟期にある名手の華麗なヴィルトゥオジティを存分に堪能できる。4/29(月・祝)14:00 王子ホールこの2月で93歳となったヴァイオリニスト小林武史。東響、チェコ国立ブルノ・フィル、読響などのコンサートマスターを歴任した。ブルノの楽団在籍中には当地ゆかりの作曲家ヤナーチェク(1854-1928)のほぼ全作品を演奏したという。自家薬籠中のヤナーチェクに、夏田鐘甲(1916-2014)、伊福部昭(1914-2006)の近現代作品を組み合わせた旺盛な演奏家魂に脱帽する。ピアノは野平一郎。若林 顕(ピアノ)小林武史(ヴァイオリン)掲載している公演の最新情報は、それぞれの主催者のホームページなどでご確認ください。西谷衣代©Burkhard Scheibe月の4
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