Just Composed 2024 in Yokohama ―現代作曲家シリーズ―究極の時間、究極の空間 ―チェロとエレクトロニクスによる技巧と音響の探求3/2(土)18:00 横浜みなとみらいホール(小)問 横浜みなとみらいホールチケットセンター045-682-2000https://yokohama-minatomiraihall.jp50Interview山澤 慧(チェロ)エレクトロニクスとともに向かう創造と技巧の最前線難曲。簡単には手を出せないと思って 「現代音楽を弾く演奏家にとってはいましたが、やっと挑戦できます」あこがれの場です」 その場で録音した音が遅れて再生 横浜みなとみらいホールの「Just Composed in Yokohama」に出演すされ、生演奏と複雑に重なる。見せてる。毎回の新作委嘱を軸に、選ばれくれたスコアは過密路線の鉄道ダイヤた一人の演奏家がその委嘱作曲家ののように複雑。チェロの右手と左手、選定にも主体的に関わる、作曲家と演そして声。さらに両足の音量ペダルな奏家の双方にスポットを当てた独自のどが別々の段にびっしり図示されてい現代音楽シリーズだ。すべてエレクトて、その情報を読み取るだけでも気がロニクス作品というプログラムを組ん遠くなりそう。 「どんなに複雑な楽譜であっても、ただ。委嘱作曲家は北爪裕道。 「東京藝術大学の同級生。2012年にだ正確に弾くのではなく、人間味を持たせたい。10年間それを意識してい僕が初めて委嘱作品を書いてもらっろんな現代作品に取り組んできましたのが彼でした。音そのものが生きた。現代音楽も結局は古典と一緒で、生きとしているというイメージの作曲家。IRCAM(フランス国立音響音楽一音一音に意味を見出し、音がどうし研究所)でも学んでいますし、今回チェたいかを考える。留学したドイツでアロとエレクトロニクスでやることになっンサンブル・モデルンのチェロ奏者ミた時、すぐに彼に頼もうと決めました。ヒャエル・カスパーに教えてもらったこ新曲のコンセプトは“空間をうまく使うとです」こと”と聞いています。出た音の粒子 シリーズのもう一つの軸であるが客席を自由に飛び回って舞台に戻っ過去の委嘱作品の再演は渡辺愛の「unimaginary landscape」(2012)。てくる。そんなアクロバティックなや「映像が目に浮かぶような作品です」。りとりをしたいと言っていました」自然や雑踏の音が録音されたサウンド 一方の目玉はブライアン・ファーニホウの「Time and Motion Study II」(1973-76)。そもそも今回エレクトロニクスとの共演を選んだ理由が、この曲を弾くため。 「究極の目標でした。20世紀最大のリサイタルホールという、それぞれ響きに定評のある音楽ホールで開かれる。曲目はベートーヴェンのソナタ第14番「月光」および後期の叙情的なソナタ第31番、そしてリストの大曲であるロ短調のソナタだ。キムの繊細で深みのある音色と、明快な構成力とが存分に発揮されそうな期待の高まるプログラムである。2/22(木)18:30 京都/青山音楽記念館 バロックザール2/25(日)14:00 トッパンホール3/3(日)14:00 長野市芸術館 リサイタルホール問 ジャンミッシェル・キム 日本コンサート jm.concertjapon@gmail.comトラックとチェロが絡む。もう一曲、英国のリチャード・バレットの「Blattwerk」(1998-2002)は「悪夢のような激しい変化に振り回される作品」(!)。 新旧さまざまなタイプのエレクトロニクス作品が並ぶ刺激的な一夜。共演のエレクトロニクスは、北爪の新作は作曲者自身、他は斯界のスペシャリスト有馬純寿。取材・文:宮本 明文:飯田有抄©Klara Beck©Ayane Shindoジャンミッシェル・キム 2024年早春ピアノリサイタル自身のピアニズムを名曲プロに乗せて ジャンミッシェル・キムの奏でるピアノは、時空間から音楽美を彫刻してみせるかのように詩的で立体的、内省的かつ情熱的である。1989年生まれ、東京出身。東京音大付属高校とパリ国立高等音楽院で学び、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしてきた。現在はフランスを拠点とし、日本やベルギーで定期的にリサイタルを開く。室内楽や2台ピアノ、声楽との共演にも力を注いで音楽的語彙力を高め、表現力を深めている。 そんなキムの「2024年早春ピアノリサイタル」は、京都のバロックザール、東京のトッパンホール、長野の芸術館
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