eぶらあぼ 2024.2月号
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2/3■■■14■00 ■■■/■■■■■■■2/14■■■14■00 ■■■■■■■■■■東京音楽コンクール入賞者リサイタル■■■■(トランペット)2/24■■■14■00 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(ピアノ)117文:近松博郎ピアニスト仲道郁代がフィリアホールで5年計画の新企画を始動させる。各年のアニバーサリーにあたる作曲家の室内楽曲を紹介するという内容だ。初回は今年ウェールズ弦楽四重奏団 没後120年となるド©Satoshi Oonoヴォルザーク。2008年ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞の実績を有し、仲道が共演を熱望したウェールズ弦楽四重奏団とともにピアノ五重奏曲第2番を軸として作曲家の新たな魅力に迫る。親密な空間で東欧の響きに芯まで浸る貴重な公演。バレンタインデーに名手たちの演奏でじっくり映画音楽を味わう好企画。長らくN響ヴァイオリン奏者を務め、退団後は指揮者としても経歴を重ねる永峰高志とN響団友オーケス片岡一郎トラの手により『美女と野獣』、『アナと雪の女王』、『スターウォーズ』、『タイタニック』ほかのロマンティックな場面の数々が甦る。活動写真弁士として350本以上の無声映画に携わり映画の魅力を熟知した片岡一郎の案内にも注目。トランペット界期待の新人・三村梨紗のリサイタル。2020年に東京藝術大学を首席で卒業後、ハンブルク音楽演劇大学の修士課程で研鑽を積む傍らドイツ・ハーゲンフィルハーモニー管弦楽団契約首席奏者も務め、国内外の多くのコンクールで優勝・入賞を重ねている。ピアノに下田望を迎えてソロの妙技を披露するほか、トロンボーンの伊藤雄太を交えてJ. トゥリンのアンサンブル曲も演目に加え、最後まで客席を楽しませてくれる。■■■■ & ■■■■■■■■■■■(全5回) Vol.1~ドヴォルザークに聴く東欧歴史の香り~■■■■■■■■■■■■■~シネマ・バレンタイン仲道郁代 ©Tomoko Hidaki永峰高志気鋭のソプラノ歌手・種谷典子のリサイタル。国立音楽大学・大学院ともに首席の才媛で、イタリアとスイスに学び、第24回ザンドナイ国際コンクール(イタリア)特別賞を受賞。2021年齋藤亜都沙の《魔笛》パパゲーナ役で東京二期会デビューし、その後もメイン・キャストとしてオペラ出演を重ね好評を博した。今回はオペラ、歌曲と多彩なプログラムでその表現力を示す。ピアノ共演は齋藤亜都沙。期待の歌手の飛躍をぜひ見届けたい。ソリストとして、またバッハ・コレギウム・ジャパン等の主要メンバーとして国内外で活躍する4人の名手、ヴァイオリンの廣海史帆、リコーダーの伊藤粒太、リュートの佐藤亜紀子、ヴィオラ・ダ・ガンバの藍原ゆきによる「テレマンの宴」。有名な「パリ四重奏曲」や各種ソナタの演奏が繰り広げられる。当時一番の人気作曲家であったテレマンのもとに最高の名手たちが集い奏でた音楽を追体験できる演目だ。「生きている以上は輝きを放ち続けなければならない。それがロマンなのかなと考える」。東京音大大学院を経てベルリン芸術大学とモスクワ音楽院に学び、国内外数々のコンクールで第1位を獲得してきた佐藤彦大が、生命と音に寄せる現在の思いを胸に組んだプログラム。昨年亡くなった西村朗の「薔薇の変容」のほか、シューマン、リストらの名作が並ぶ。実力派ピアニストのリアルな音楽思想が実演に転化する瞬間を確かめたい。東京音楽コンクール入賞者リサイタル■■■■(ソプラノ)2/10■■■14■00 ■■■■■■■■■2/17■■■14■00 ■■/sonorium2/27■■■19■00 ■■■■■■■■■掲載している公演の最新情報は、それぞれの主催者のホームページなどでご確認ください。種谷典子 ©Fukaya/auraY2上段左より:廣海史帆、伊藤粒太、佐藤亜紀子  下段:藍原ゆき ©Atsuko Ito(Studio LASP)■■2

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