12/1(金)19:00 大田区民ホール・アプリコ問 大田区民ホール・アプリコ03-5744-1600 https://www.ota-bunka.or.jp73Interview島根朋史(チェロ/ヴィオラ・ダ・ガンバ/トレブル・ガンバ)3種の楽器と2つの視座でみせるバロック音楽の豊穣組曲第2番では繰り返し部分に自らの 博士号(音楽・チェロ)を持ち「三刀流装飾を自然に散りばめて、従来のバッ奏者」として活躍する気鋭のアーティスト島根朋史。4年ぶり2枚目の彼のアハ演奏を一味「超えて」もいる。ルバム『AU-DELÀ ―憧憬の紡ぎ』は、 「ピリオド演奏も以前は“作曲者”の驚くほど内容豊かだ。意図や初演時の再現に主眼が置かれ 大バッハ、C.F.アーベル、F.クープラていたけれど、今は当時の“演奏家”とン、M.マレら6人の18世紀作品を、三同じ視点に立ち、どうやって聴き手を種類の楽器で奏でている。「一見、多楽しませるかに取り組む時代かもしれ種多様な作品が入り乱れているかのません」。「バッハのリピート部分を強ように思われますが、チェロ奏者とし弱やスラーの変化だけで演奏するのはもったいない。2回目はさらに面白ての大先輩であり、時を超えた同僚のくしたいですよね」、と新時代の旗手はような存在でもあるジャン=ルイ・デュポール(1749~1819)を軸にすること意欲に燃えている。で、すべてが繋がって見渡すことので 「私自身、聴いていて音そのものからきるCDです」とは、“奏法史研究”と“演“憧れ”が感じられる音色を目指していて、それは直接的にはS.イッサーリスや奏活動”を両輪とする島根ならではの師の一人、A.ビルスマの出すガット弦の視点。デュポールとの関わりを綴った音なんです。チェロもガンバも憧憬をジャケットの挨拶や解説文も面白く、実感じられる音を目指しています」と、サに興味深い。 タイトルの「AU-DELÀ(オドゥラ)」ブタイトルに込めた思いも語ってくれとはフランス語で《越えたところで》とた。収録曲で一番こだわったのはガンいう意味。収録曲の多彩さも並ではバとテオルボで演奏するマレの「戯話」ないが、例えばいつもは低音パートでという小品。この曲は、何度も共演し、支える立場のクープランの楽曲を、今この録音にも参加予定だったリュート回は小型のトレブル・ガンバで自ら旋律パートを歌ったり、ベルトーやバリエールのチェロ・ソナタではチェンバロ、テオルボ、2台目のチェロにヴィオローネ・ダ・ガンバという通常を「超える」贅沢で豊かな編成の響き! バッハの無伴奏坂本龍一が遺したマスターピースである「戦場のメリークリスマス」、そしてピアソラの「リベルタンゴ」まで多彩で盛りだくさん。何よりも“即興性”に長け、聴き慣れたヒット曲を魔法のような編曲センスで生まれ変わらせる名人なので、毎回予想不可能なステージを期待できる。今回はミュージシャンからの信頼厚いベーシスト、ザック・クロクサルに超絶ドラマーの大坂昌彦と、トリオを組む共演陣も豪華で楽しみだ。島根朋史 ソロ・リサイタル 2024【発売記念】2024.2/21(水)14:00 18:30 昭和音楽大学 ユリホール問 ムジカキアラ03-6431-8186https://is.gd/xaZ7bWCD『AU-DELÀ ―憧憬の紡ぎ』コジマ録音ALCD-9257¥3300(税込)奏者、故・金子浩氏へのオマージュを込め、繰り返される主題を装飾ではなく音の表情の変化で描いたと言う。「想い出が年月を経て巡ってきた時の感慨として聴こえる工夫をしました」。確かにその味わいは格別で、ガンバの楽器としての魅力も染みわたる。 音楽史と演奏の要素が見事なバランスで融合した秀逸なる一枚。取材・文:朝岡 聡ジェイコブ・コーラー ピアノ・コンサート ソロピアノ&トリオ人気YouTuberがスタンダード・ナンバーの数々で嵐を巻き起こす!文:東端哲也 ジェイコブ・コーラーは米国アリゾナ州の生まれだが、2009年から日本を拠点に様々なジャンルのミュージシャンたちと共演し、ソロ・ピアニストとして数多くのアルバムをリリース。元祖YouTuberピアニストのひとりであり、現在2つのチャンネルでそれぞれ30万人超えの登録者数を誇る人気奏者が、12月に音楽教室を営む大田区のアプリコ大ホールに登場。 プログラムは来日当初からのお気に入り曲でファンにはお馴染みの「ルパン三世のテーマ」を筆頭に、ジャズ・アレンジによるベートーヴェン作品から、
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