≪11月〜2月の聴きどころ≫99シルヴァン・カンブルランピエール■ロラン・エマール©Marco Borggreveヤン=ウィレム・デ・フリーント©Marcel van den Broekセバスティアン・ヴァイグレ©読響ダニエル・ロザコヴィッチ©Henrik Björlinダニエル・オッテンザマー©Andrej Grilc山田和樹常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ◆打楽器が炸裂! カルメン組曲11/30(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売 指揮=シルヴァン・カンブルランドヴォルザーク/管楽セレナードシチェドリン/カルメン組曲(ビゼーによる) 他◆色彩の魔術師カンブルラン× 世界的名手エマール12/5(火)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売 指揮=シルヴァン・カンブルランピアノ=ピエール■ロラン・エマールリゲティ/ピアノ協奏曲〈生誕100年記念〉ヤナーチェク/序曲「嫉妬」ルトスワフスキ/管弦楽のための協奏曲 他◆完売が相次ぐ人気の「第九」12/15(金)19:00 東京芸術劇場12/20(水)19:00 サントリーホールS¥10,000 A¥8,000 B¥6,500 C¥5,000 指揮=ヤン■ウィレム・デ・フリーントソプラノ=森谷真理 メゾソプラノ=山下裕賀テノール=アルヴァロ・ザンブラーノバス=加藤宏隆 合唱=新国立劇場合唱団ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」◆劇的な「ツァラトゥストラ」 新鋭ロザコヴィッチが登場!2024.1/16(火)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン=ダニエル・ロザコヴィッチワーグナー/歌劇「リエンツィ」序曲ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」◆名匠ヴァイグレが振る「田園」 名手D.オッテンザマーが共演!2024.1/20(土)、21(日)各14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・ヴァイグレクラリネット=ダニエル・オッテンザマーウェーバー/クラリネット協奏曲第2番ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 他◆華麗なる「ラ・ヴァルス」 山田和樹×上野耕平2024.2/3(土)、4(日)各14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=山田和樹 サクソフォン=上野耕平カプースチン/サクソフォン協奏曲ラヴェル/ラ・ヴァルス 他お申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休/12/29〜1/3を除く)11月〜2024年3月公演チケット(1回券) 好評発売中!首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人 11月30日は、“色彩の魔術師”カンブルランが、モーツァルト、武満徹、ドヴォルザーク、シチェドリンを並べた独創的なプログラムを指揮。前半は主に管楽器が舞台を彩る一方、後半の「カルメン組曲」は、弦楽器と打楽器という編成の作品。まるで協奏曲のように打楽器が活躍し、カルメンの音楽に独特なスパイスを効かせている。残券僅少。 12月5日は、カンブルランが東欧の20世紀音楽を振り、血が噴き出すような鮮烈なパフォーマンスを繰り広げる。メインには、ルトスワフスキの代表作「管弦楽のための協奏曲」を演奏。強烈なサウンドで、会場は興奮に包まれるだろう。リゲティ・イヤーの最後を飾るのは、現代最高峰のピアニストとして名高いエマール。今年はアムステルダムやロンドンで超難曲とされるリゲティのピアノ協奏曲を弾いており、東京でも取り上げる。カンブルランとエマールは、聴衆を驚かせ、異世界へと誘う。 12月15日〜24日は、年末恒例のベートーヴェン「第九」公演。今年は、ベートーヴェンの録音でも高い評価を得ているオランダを代表する巨匠デ・フリーントが指揮台に上がる。豪華声楽陣と新国立劇場合唱団が共演し、“歓喜の歌”を高らかに歌う。既に17日、23日公演が完売。ご購入はお早めに! 1月16日は、常任指揮者ヴァイグレが、ベートーヴェン、ワーグナー、R.シュトラウス作品を並べたドイツ音楽プログラムで渾身のタクトを振る。R.シュトラウスのオペラ作品で高い評価を得ているヴァイグレが、交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」を指揮し、ドラマティックなサウンドを引き出すだろう。欧米で飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を浴びる新鋭ヴァイオリニストのロザコヴィッチが登場。ベートーヴェンの傑作協奏曲で、聴衆を魅了する。 1月20日と21日は、ドイツの名匠ヴァイグレによる《土日の午後の名曲選》。ベートーヴェン「田園」など3つの名曲を指揮し、美しい旋律をたっぷりと歌い上げる。前半にはウィーン・フィルの首席奏者を務める世界的クラリネット奏者ダニエル・オッテンザマーが、ウェーバーの協奏曲を吹き、輝かしい音色で会場を虜にするだろう。 2月3日と4日は、首席客演指揮者の山田和樹がハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、ラヴェルのラ・ヴァルスなどで華麗な響きを引き出す。日本を代表するスター・サクソフォン奏者の上野耕平が、カプースチンの協奏曲で超絶技巧を披露する。
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