102林 悠介©読響シルヴァン・カンブルラン©読響ピエール■ロラン・エマール©Marco Borggreveヤン=ウィレム・デ・フリーント©Marcel van den Broek森谷真理©タクミジュンセバスティアン・ヴァイグレ©読響ダニエル・オッテンザマー©Andrej Grilc≪11月〜1月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレお申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)2023年10月〜2024年3月公演チケット公演チケット(1回券) 好評発売中!首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人◆林 悠介リーダーによる室内楽11/8(水)19:30 トッパンホール全席指定 ¥5,000 ※19:00からプレ・トークあり ヴァイオリン=林 悠介、對馬哲男ヴィオラ=鈴木康浩、柳瀬省太チェロ=遠藤真理、富岡廉太郎ホルン=日橋辰朗 ピアノ=佐藤卓史ブラームス/ホルン三重奏曲レーガー/弦楽六重奏曲◆打楽器が炸裂! カルメン組曲11/30(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=シルヴァン・カンブルラン武満 徹/シグナルズ・フロム・ヘヴンモーツァルト/ディヴェルティメント K.187ドヴォルザーク/管楽セレナードシチェドリン/カルメン組曲(ビゼーによる)◆色彩の魔術師カンブルラン× 世界的名手エマール12/5(火)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=シルヴァン・カンブルランピアノ=ピエール■ロラン・エマールヤナーチェク/序曲「嫉妬」 バラード「ヴァイオリン弾きの子供」リゲティ/ピアノ協奏曲〈生誕100年記念〉ルトスワフスキ/管弦楽のための協奏曲◆オランダの名匠が振る「第九」12/15(金)19:0012/23(土)、24(日)各14:00東京芸術劇場12/20(水)、21(木)各19:00 サントリーホールS¥10,000 A¥8,000 B¥6,500 C¥5,000 12/18(月)19:00 フェスティバルホール(大阪)BOX完売 S¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 指揮=ヤン■ウィレム・デ・フリーントソプラノ=森谷真理 メゾソプラノ=山下裕賀テノール=アルヴァロ・ザンブラーノバス=加藤宏隆 合唱=新国立劇場合唱団ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」◆名匠ヴァイグレが振る《田園》 名手D.オッテンザマーが共演!2024.1/20(土)、21(日)各14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・ヴァイグレクラリネット=ダニエル・オッテンザマーニコライ/ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲ウェーバー/クラリネット協奏曲第2番ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」 11月8日は、長年ドイツを拠点に活躍していたコンサートマスターの林悠介がリーダーを務め、ドイツ後期ロマン派のブラームスとレーガーの室内楽曲を演奏する。前半には、温かな音色を誇る首席ホルンの日橋辰朗、ドイツ音楽を得意とするピアノの佐藤卓史と共にブラームスのホルン三重奏曲を披露。躍動感あふれる演奏にご期待いただきたい。後半は、對馬哲男、鈴木康浩、柳瀬省太、遠藤真理、富岡廉太郎という精鋭メンバーと、レーガーの弦楽六重奏曲を演奏する。レーガーが1910年に書いた曲で、ブラームスの影響も感じられる重厚なサウンドが特徴的。繊細で味わい深い“大人な空間”を作り出すだろう。 11月30日は、“色彩の魔術師”カンブルランが、モーツァルト、武満徹、ドヴォルザーク、シチェドリンを並べた独創的なプログラムを指揮。前半は主に管楽器が舞台を彩る一方、後半の「カルメン組曲」は、弦楽器と打楽器という編成の作品。まるで協奏曲のように打楽器が活躍し、カルメンの音楽に独特なスパイスを効かせている。カンブルランの冴えたセンスで、刺激的な一夜になるだろう。 12月5日は、カンブルランによる東欧の20世紀音楽プログラム。メインには、ルトスワフスキの代表作「管弦楽のための協奏曲」を取り上げ、鮮烈なパフォーマンスを展開する。ヤナーチェク作品でも、近現代作品やオペラにも長けたカンブルランの持ち味が存分に発揮されるだろう。リゲティ・イヤーの最後を飾るのは、現代最高峰のピアニストとして名高いエマール。今年はアムステルダムやロンドンで超難曲とされるリゲティのピアノ協奏曲を弾いており、東京でも取り上げる。カンブルランとエマールは、聴衆を驚かせ、異世界へと誘う。 12月15日〜24日は、年末恒例のベートーヴェン「第九」公演。今年は、ベートーヴェンの録音でも高い評価を得ているオランダを代表する巨匠デ・フリーントが指揮台に上がる。豪華声楽陣と新国立劇場合唱団が共演し、“歓喜の歌”を高らかに歌う。巨匠の熟達のタクトが、ベートーヴェンの神髄へと迫るだろう。 1月20日と21日は、常任指揮者ヴァイグレによる《土日の午後の名曲選》。ベートーヴェン「田園」など3つの名曲を指揮し、美しい旋律をたっぷりと歌い上げる。前半にはウィーン・フィルの首席奏者を務めている世界的クラリネット奏者ダニエル・オッテンザマーが共演し、ウェーバーの協奏曲で超絶技巧を披露する。
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