SeectiNewReeaseonBooksコンサートギャラリー新譜情報今月の注目公演ぶらPAL海外公演情報l l 111セバスティアン・ヴァイグレ©読響ファルク・シュトルックマン中川優芽花©Susanne Diesner宮田 大林 悠介©読響シルヴァン・カンブルラン©読響ピエール■ロラン・エマール©Marco Borggreve◆名匠ヴァイグレ×豪華歌手陣 アイスラー「ドイツ交響曲」10/17(火)19:00 サントリーホールS¥10,000 A¥8,000 B完売 C完売 指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=ルーカス・ゲニューシャスソプラノ=アンナ・ガブラー メゾソプラノ=クリスタ・マイヤーバリトン=ディートリヒ・ヘンシェルバス=ファルク・シュトルックマン合唱=新国立劇場合唱団 (合唱指揮=冨平恭平)ヒンデミット/主題と変奏 「4つの気質」アイスラー/ドイツ交響曲(日本初演)◆オレッ! 心躍る「三角帽子」10/21(土)、22(日)各14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500 指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=中川優芽花メゾソプラノ=加藤のぞみベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番グリーグ/ピアノ協奏曲 ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」(全曲)◆熱狂の「ガイーヌ」&「火の鳥」10/27(金)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売 指揮=セバスティアン・ヴァイグレチェロ=宮田 大プロコフィエフ/交響的協奏曲ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」から “剣の舞”“レズギンカ”ストラヴィンスキー/ バレエ組曲「火の鳥」(1919年版) 他◆林 悠介リーダーによる室内楽11/8(水)19:30 トッパンホール全席指定 ¥5,000 ※19:00からプレ・トークあり ヴァイオリン=林 悠介(コンサートマスター) ヴィオラ=鈴木康浩 チェロ=遠藤真理 他ブラームス/ホルン三重奏曲レーガー/弦楽六重奏曲◆打楽器が炸裂! カルメン組曲11/30(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=シルヴァン・カンブルラン武満 徹/シグナルズ・フロム・ヘヴンドヴォルザーク/管楽セレナードシチェドリン/カルメン組曲(ビゼーによる) 他◆カンブルラン×エマール12/5(火)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=シルヴァン・カンブルランピアノ=ピエール■ロラン・エマールリゲティ/ピアノ協奏曲〈生誕100年記念〉ルトスワフスキ/管弦楽のための協奏曲 他 10月17日は、常任指揮者ヴァイグレがアイスラーとヒンデミット作品を振り、ナチス政権下の激動の時代を生きた二人の作曲家の魂を蘇らせる。アイスラー「ドイツ交響曲」は4人の独唱と合唱、大編成の管弦楽による全11楽章の大作。ブレヒトらの詩を用いてファシズム批判や抑圧された人々の悲しみが生々しく歌い上げられる。東ベルリン生まれのヴァイグレは「この曲を演奏するのは自分の使命だ」と語っており、今回の日本初演は必聴ものだ。ヴァイグレの呼びかけで4人の世界的歌手たちが集い、新国立劇場合唱団と共に、圧倒的な歌唱を披露する。ロシアの大器ゲニューシャスがヒンデミット「4つの気質」を弾き、深い芸術性へと迫る。管弦楽と丁々発止の演奏を繰り広げ、会場を沸かすだろう。 10月21日と22日は、スペインの劇場での音楽監督の経験を持つヴァイグレが、ファリャ「三角帽子」で情熱的な旋律を生き生きと歌わせ、躍動感あふれるリズムを引き出し、会場を熱狂へと誘う。また、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝したドイツ生まれの22歳の中川優芽花が共演。グリーグの傑作を弾き、その才能を存分に発揮するだろう。 10月27日は、「ガイーヌ」と「火の鳥」という二つのロシアの有名なバレエ音楽を取り上げ、活力に満ちたリズムと華麗なサウンドを響かせる。前半には、実力派チェロ奏者の宮田大が登場。宮田自身が以前から熱望していたプロコフィエフの“隠れた傑作”とされる交響的協奏曲を弾き、超絶技巧を駆使し難曲に熱い魂を込める。 11月8日は、長年ドイツを拠点に活躍していた林悠介がリーダーを務め、ドイツ後期ロマン派のブラームスとレーガーの室内楽曲を披露する。鈴木康浩、柳瀬省太、遠藤真理、日橋辰朗ら精鋭メンバーと、繊細で味わい深い“大人な空間”を作り出すだろう。 11月30日は、“色彩の魔術師”カンブルランが、モーツァルト、武満徹、ドヴォルザーク、シチェドリンと並んだ独創的なプログラムを指揮。前半は主に管楽器が舞台を彩り、後半の「カルメン組曲」で弦楽器と打楽器が活躍する。カンブルランの冴えたセンスにより、刺激的な一夜になるだろう。 12月5日は、カンブルランがルトスワフスキの代表作「管弦楽のための協奏曲」などを振り、近現代作品に長けた持ち味を存分に発揮する。リゲティ・イヤーの最後を飾るのは、現代最高峰のエマール。超難曲とされるピアノ協奏曲を弾き、聴衆を驚かせ、異世界へと誘う。≪10月〜12月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレお申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)10月〜12月公演チケット(1回券) 好評発売中!首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人
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