eぶらあぼ 2022年5月号
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6/1(水)19:00 古賀政男音楽博物館 けやきホール6/4(土)15:00 奈良/アートサロン空 6/5(日)14:00 滋賀/太田酒造 道灌蔵問 MIグループ03-6913-3401 https://www.maoito.info5/29(日)14:00 浜離宮朝日ホール問 ソレイユ音楽事務所03-3863-5552 https://www.soleilmusic.com57左より:伊藤万桜、篠永紗也子、石川泰羽文:飯田有抄文:笹田和人https://www.facebook.com/BravoClassic/ぶらあぼ公式facebookトリオ・シシマイ リフレッシュクラシックコンサート20代の3人が繰り広げる麗しきピアノ三重奏 たおやかな感性で紡がれる、美しいど、魅力的な小品を配する。ハーモニーに触れたい。ピアノの篠永 2021年11月にオー・ドゥ・フランス国紗也子、ヴァイオリンの伊藤万桜、チェロ際ピアノコンクール第2位となるなど、の石川泰羽という東京音楽大学・同大学国内外の登竜門で実績を重ねる篠永。院の同級生たちにより結成された「Trio 昨年に発表したデビューCD『フレッシーsisimy トリオ・シシマイ」。東京・奈良・滋ビレ』が好評を得ている伊藤。石川は、賀を巡る、2017年の卒業から5周年の記奈良を拠点とした演奏活動の一方、発念ツアーを行い、音楽の花束を届ける。達応援の音楽教育にも力を注ぐ。3人 ステージは、メンデルスゾーンの第それぞれが、過ごしてきた時間と経験。1番と、最終楽章の民族調の楽想からそれがまた、彼女たちが紡ぐ響きの滋「ジプシー・トリオ」の異名をとるハイ味と化す。ドンの第25番、2つのピアノ三重奏曲の佳品が軸に。ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」やエルガー「愛の挨拶」、メンデルスゾーン「歌の翼に」な有森直樹 ピアノリサイタルピアニスト人生の集大成となる9年ぶりのリサイタル ソロリサイタルの開催、国内外の弦・どちらも恩師・大島正泰が愛した作品だ管楽器奏者やオーケストラとの共演、コという。さらに、学生時代に何度も作曲ンクール審査、そして国立音楽大学准家本人からレッスンを受けたという三善教授として後進の指導にあたるなど、音晃の名曲「アン・ヴェール」を弾く。楽家として広く充実した活動を展開して 浜離宮朝日ホールを舞台に、「これいる有森直樹。ベートーヴェンの室内までの人生が投影されるような演奏」楽作品全曲演奏会全26回に出演した実を目指し、本公演を「集大成であり今績も持つ。2013年のHakuju Hall以来、後の指針」と位置付け、意欲を示す。実に9年ぶりとなる東京でのソロリサイその繊細かつ深い音色による表現をタルでは、ライフワークとするブラームじっくりと味わいたい。スのソナタ第3番のほか、ブラームスの才能を見出したシューマンの「4つの夜曲」「3つの幻想小曲集」を取り上げる。

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