eぶらあぼ 2022年5月号
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Informationサントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2022.6/4(土)〜6/19(日) サントリーホール ブルーローズ(小)【CMGオープニング 堤 剛プロデュース 2022】 6/4(土)18:00 吉田 誠(クラリネット)、堤 剛(チェロ)、小菅 優(ピアノ)【アトリウム弦楽四重奏団 ベートーヴェン・サイクル】Ⅰ. 6/5(日)14:00 Ⅱ. 6/7(火)19:00 Ⅲ. 6/9(木)19:00 Ⅳ. 6/11(土)17:00 Ⅴ. 6/13(月)19:00 Ⅵ. 6/16(木)19:00【クァルテット・インテグラ リサイタル】 6/6(月)19:00 【プレシャス 1pm】 Vol. 1 北国からのソナタ 6/7(火)13:00〜14:00 小山実稚恵(ピアノ)、堤 剛(チェロ)Vol. 2 丁々発止の華麗なる妙技 6/10(金)13:00〜14:00 工藤重典(フルート)、吉井瑞穂(オーボエ)、広瀬悦子(ピアノ)Vol. 3 三味線の室内楽 〜フォークロアからの逆襲 6/14(火)13:00〜14:00   本條秀慈郎(三味線)、善養寺惠介(尺八)、鈴木康浩(ヴィオラ)、辻本 玲(チェロ)Vol. 4 第一人者たちの交歓 6/17(金)13:00〜14:00 吉野直子(ハープ)、ラデク・バボラーク(ホルン)【葵トリオ ピアノ三重奏の世界 〜7年プロジェクト第2回】 6/8(水)19:00 【アジアンサンブル@TOKYO】 6/10(金)19:00 ソヌ・イェゴン(ピアノ)、郷古 廉、東 亮汰(以上ヴァイオリン)、田原綾子(ヴィオラ)、横坂 源(チェロ)【ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会】 Ⅰ. 6/11(土) Ⅱ. 6/18(土) 第6期修了コンサート(6/18のみ) 各日11:00 クァルテット・インテグラ、レグルス・クァルテット 他 【室内楽のしおり 〜ピアノと弦楽器のアンサンブル】 6/12(日)11:00 デンハーグピアノ五重奏団、京トリオ、山本 周(ヴィオラ)【フォルテピアノ・カレイドスコープ】Ⅰ.6/12(日)18:00 デンハーグピアノ五重奏団 Ⅱ. 6/15(水)19:00 渡邊順生(フォルテピアノ)、酒井 淳(チェロ)【ラデク・バボラークの個展】6/18(土)19:00 ラデク・バボラーク(ホルン)、菊池洋子(ピアノ)、アトリウム弦楽四重奏団、福川伸陽、今井仁志、石山直城(以上ホルン)【CMGフィナーレ 2022】 6/19(日)14:00 池田菊衛、原田幸一郎(以上ヴァイオリン)、磯村和英(ヴィオラ)、毛利伯郎(チェロ)、練木繁夫(ピアノ) 他■ サントリーホールチケットセンター0570-55-0017(10:00〜18:00、休館日を除く) https://suntoryhall.pia.jp※2022.4/4(月)〜5/2(月)の改修工事期間中、チケットセンターの電話・WEBは通常通り営業、窓口のみ休業。また5/2(月)は休館日のため電話・窓口は休業。※「CMGオンライン 2022」として7公演に限り有料ライブ配信を行います(リピート配信あり)。7公演セット券:3,500円(1公演あたり500円)もあり。 5/10(火)10:00発売。視聴券の購入については上記QRコードの特集ページでご確認ください。アトリウム弦楽四重奏団渡邊順生酒井 淳 ©Jean-Baptiste Millotクァルテット・インテグラ工藤重典 ©Makoto Kamiya本條秀慈郎 CMG 2022特集ページり」(6/12)。トーク付き、休憩なし75分のコンサートで、今回は現代のグランドピアノとその祖先となるフォルテピアノの音を、名手たちの演奏で聴き比べられる。演奏者と楽器を身近に体験できるし、デンハーグピアノ五重奏団やサントリーホール室内楽アカデミーの京トリオほか注目の出演者で、贅沢な時間となりそう。 もうひとつは「プレシャス 1pm」。「ほっと一息くつろげる60分コンサート」をコンセプトに、平日昼の約1時間をトーク付きで楽しめる上に、トップクラスの名手によるこだわりの演目が用意されており、初心者も愛好家も満足できるシリーズである。4公演いずれも注目だが、ここではVol. 2「丁々発止の華麗なる妙技」(6/10)とVol. 3「三味線の室内楽~フォークロアからの逆襲」(6/14)に注目。Vol. 2はフルート工藤重典、オーボエ吉井瑞穂、ピアノ広瀬悦子という最高の名人たちがそろい、幅広い時代の佳品の数々で、超絶技巧の楽しさと各楽器の魅力が示される。Vol. 3は三味線の本條秀慈郎、尺八の善養寺惠介、ヴィオラ鈴木康浩、チェロ辻本玲というユニークな組み合わせで、やはり最高の名手たちが集う。大作曲家たちの目を通したフォークロアや邦楽の古典、現代作品を交えて、和洋の楽器の邂逅が、古くて新しい世界を作り上げる。

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