eぶらあぼ 2019.12月号
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197コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報武蔵野音大・同専攻科に学び、演奏活動の一方、長く母校で教鞭を執ってきたフルートの佐野悦郎。リサイタル・シリーズ第17弾では、まず、盟友のフルーティストたちとのアンサンブルで、岩田学や三浦真理ら気鋭の作曲家による佳品を。後半は、弟子たちによるフルートオーケストラと共に、ハープの井上久美子を交えてのフォーレの小品。そして、バルトーク「ピアノ協奏曲第3番」の第2楽章ほかを紡ぐ。イタリアのマドリガーレをレパートリーの中心に据え、「言葉と音楽の融合」を目指す声楽アンサンブルとして、ソプラノの鈴木美登里ら古楽界の精鋭が2002年に結成した「ラ・フォンテヴェルデ」。今回は「クリスマスの歌と懐かしい日本の歌」と題して、ハープの伊藤美恵やリュートの金子浩との共演。パレストリーナとマンゴンの「アヴェ・マリア」ほか西洋ルネサンス音楽から、「冬景色」「ペチカ」まで、美しいハーモニーで綴ってゆく。佐野悦郎(フルート) リサイタル & フルート室内楽大木麻理(オルガン)MUZA パイプオルガン クリスマス・コンサート2019フレッシュ名曲コンサートベルリオーズ没後150年記念「幻想」ラ・フォンテヴェルデのクリスマス 2019佐々木 真 第18回 フルートリサイタルプラス 有田正広フランスの粋 ドイツの憂愁 大谷淳子(クラリネット) & 戸田容子(ピアノ) デュオ12/23(月)18:30 東京オペラシティ リサイタルホール12/21(土)14:00 ミューザ川崎シンフォニーホール12/15(日)15:00 調布市グリーンホール12/25(水)19:00 Hakuju Hall12/22(日)14:00 王子ホール12/16(月)19:00 すみだトリフォニーホール(小)生のオーケストラの鮮烈なサウンドを、次代を担う気鋭の名手の熱演と併せて楽しむ「フレッシュ名曲コンサート」。今回は、ベルリオーズ没後150年に寄せて、円光寺雅彦指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団が、フランス音楽を披露する。そのベルリオーズは序曲「ローマの謝肉祭」と「幻想交響曲」の2作品。そして、新星・尾崎未空をソリストに迎えて、ラヴェルの難曲「ピアノ協奏曲ト長調」が披露される。円光寺雅彦 ©K.Miura尾崎未空国立音大在学中に渡欧し、ジュネーヴ高等音楽院などに学んで、一線楽団の首席奏者を歴任したクラリネットの大谷淳子。そして、武蔵野音大から渡仏し、パリ・エコール・ノルマル音楽院に学び、ソロ活動や後進の指導に力を注ぐピアノの戸田容子。パリで出会い、共に欧州で活躍する2人の名手が、ヴィドール、ドビュッシーの“フランスの粋”と、シューマン、ブラームスの“ドイツの憂愁”を巧みに描き分ける。大谷淳子 ©Tetsuya Arai戸田容子 ©Frederik Froumentミューザ川崎のホールオルガニストを務める大木麻理が、名人集団「きりく・ハンドベルアンサンブル」と初共演。チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」や三澤慶による新作などを披露。スイス・クーン社製の壮麗なパイプオルガンの音色を、ハンドベルの清澄な響きと美しく調和させる。もちろん、バッハ「協奏曲ト長調」やデュプレ「古いノエルによる変奏曲」ほか、オルガン独奏による名曲もたっぷりと聴かせる。©Mari Kusakari京都大学在学中に日本音楽コンクールで入選、20年以上にわたり、東京交響楽団で首席フルート奏者を務めた佐々木真。退団後は、ソロ活動や室内楽に傾注する。ピアノの石井克典との18回目のリサイタルでは、フルート界のレジェンド、有田正広が共演。クーラウ「三重奏曲ト長調」などを取り上げる一方、佐々木はベートーヴェンの第6番、有田はモーツァルトの第35番(K.379)と、それぞれがヴァイオリン・ソナタからの編曲も吹く。佐々木 真有田正広

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