eぶらあぼ 2019.12月号
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167コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL康三郎らの作品が含まれ、第2次予選では山田耕筰の歌曲より任意の1曲を歌うことが規定されている。第1位入賞者には賞状と賞金70万円が贈られる。出場者の応募受付期間は、郵送の場合、20年1月20日(窓口受付は1月31日)まで。ハーモニーホール座間http://www.ny.airnet.ne.jp/harmony/■サラマンカホールが弦楽器貸与プロ ジェクトを始動 今年、開館25周年を迎えたサラマンカホール(岐阜市)が、音楽家を目指す若者たち、さらなる研鑽を積む意欲ある弦楽器奏者たちの支援・育成を目的として、「ぎふ弦楽器貸与プロジェクト《STROAN》」を始動する。同ホールが愛知県在住の音楽愛好家から寄贈を受けた、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ計40挺を、弦楽器を学ぶ人たちに無償で貸与するという新たな試み。日本、イタリア、ポルトガル、フランスの製作者たちによる弦楽器は「サラマンカホール清流コレクション」と名づけられた。貸与期間は原則として2年。また、楽器の貸し出しにとどまらず、弦楽器のワークショップやマスタークラス、コンサートを企画し、コレクションの楽器が同ホールで演奏される機会を提供する。ぎふ弦楽器貸与プロジェクト《STROAN》https://salamanca-stroan.gifu-fureai.jp/■訃報:ギヤ・カンチェリ氏 ジョージア(グルジア)の作曲家、ギヤ・カンチェリ氏が10月2日に心臓病のため死去した。84歳。1959年からトリビシ音楽院で作曲を学び、同地のルスタヴェリ劇場で映画音楽や舞台音楽の創作活動を行ったが(ファンの多い映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』の音楽も彼の作曲である)、7つの交響曲や多種の室内楽曲を、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチやギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットなど西ヨーロッパで活動していたロシア系の世界的演奏家たちが演奏したことで評価が高まった。91年にベルリンに移り、さらにアントワープを拠点に作曲活動を行った。瞑想的で内省的な作風を特徴とし、最近ではクレーメルがパトリツィア・コパチンスカヤらと共にECMレーベルで録音も行った「トワイライト」や「キアロスクーロ」などが話題を呼んだ(同レーベルはカンチェリの多くの作品を録音している)。他に代表作として交響曲第4番「ミケランジェロの思い出に」「風は泣いている」「Styx」など。■訃報:重松みか氏 ニューヨークを拠点に活躍したメゾソプラノの重松みか氏が10月23日に死去した。61歳。1988年、日伊声楽コンコルソで第1位を獲得後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークで学ぶ。その後、サンフランシスコ・オペラのフェローシップを獲得し、契約中に同歌劇場や他の歌劇場で多くのオペラに出演した。93年のボストン・リリック・オペラでの《清教徒》(マリア・マリブラン版)ではエルヴィーラを歌い国際的に注目を浴びた。ベルカント・オペラやフランス・オペラ、プッチーニまで、幅広いレパートリーを持ち、欧米の主要オペラハウスで様々な作品に出演するほか、意欲的にコンサート活動も展開。日本のオーケストラとの共演も行った。Webでもぶらあぼコンサート検索https://search.ebravo.jp/あらゆるフリーワードで自由に検索!さらに、フリーキーワードと発売日、公演日、開演時間、エリア、ジャンル、料金を組み合わせた多様な検索も可能です。ぶらあぼ公式facebookBravoClassicぶらあぼのfacebookでは、クラシック音楽、バレエ&ダンスに関する最新情報を中心に日々更新。『WEBぶらあぼ』とも連動しています。@bravo_tweetぶらあぼ公式twitterぶらあぼのtwitterでは、『WEBぶらあぼ』、ぶらあぼ公式facebookと連動し、クラシック音楽、バレエ&ダンスに関する最新情報をお届けしています。

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