eぶらあぼ 2019.4月号
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181コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL■梶本眞秀がフランス芸術文化勲章 コマンドゥールを受章 KAJIMOTO代表取締役社長の梶本眞秀が、フランスの芸術文化勲章の最高位となるコマンドゥールを受章した。1957年に創設された芸術文化勲章は、フランス共和国文化通信省より与えられる勲章で、日本におけるフランス文化の紹介者、普及の実務者、あるいは支援した人が叙勲の対象となる。パリで開催された文化芸術イベント「ジャポニスム2018」への制作協力や、長年にわたり日本におけるフランス文化芸術の普及に貢献したことが評価され、今回の受章となった。 梶本は、1951年兵庫県生まれ。大学卒業後、ポピュラー音楽の仕事に携わった後、梶本音楽事務所に入社。92年、同・代表取締役社長に就任。海外トップ・アーティストや楽団を招聘するとともに、数多くの優れた日本の演奏家を国内外に広く紹介している。KAJIMOTOhttp://www.kajimotomusic.com/■第29回 新日鉄住金音楽賞に葵トリオ 第29回 新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞に葵トリオ(ピアノ三重奏団)が選ばれた。同賞は、日本の音楽文化の発展と将来を期待される音楽家の活躍を支援することを目的として、1990年に設けられた。「個々の高い技術を備えた3人の、トリオとしてのサウンドと精神のバランスが完璧であった。今回の素晴らしい実績と今後の活躍で日本を代表するピアノ・トリオに成長することが期待される」と評され、受賞が決定した。 葵トリオは、2016年に小川響子(ヴァイオリン)、伊東裕(チェロ)、秋元孝介(ピアノ)の3名により結成され、18年にはミュンヘンARD国際音楽コンクールで第1位に輝いた。室内楽部門での優勝は、日本人グループとして1970年の東京クヮルテット以来の快挙となった。 また、特別賞には林喜代種(舞台写真家)が選ばれた。 受賞記念コンサートは7月3日に紀尾井ホールで開催される予定。新日鉄住金音楽賞http://www.nssmc.com/csr/social/music/prize.html■「GVIDO Ⅸ」メンバー決定 世界初の2画面電子楽譜専用端末「GVIDO」の開発・販売を手がけるGVIDO MUSIC株式会社が、若手音楽家育成プロジェクト「GVIDO Ⅸ」(グイドナイン)を始動、オーディションにより以下の9名がメンバーに決定した。内嶋珠里、長谷川琴美(以上ピアノ)、石原優香、伊藤万桜、倉田りの(以上ヴァイオリン)、江口友理香、黒川実咲(以上チェロ)、千葉友希(クラリネット)、陬波花梨(サクソフォン) 選抜されたメンバーはピアニスト・作曲家など多方面で活躍するプロデューサー・武村八重子のもと、電子楽譜GVIDOを用いたパフォーマンスやインターネットラジオOTTAVAへの出演などさまざまな活動を通じて研鑽を積み、世界で活躍する音楽家を目指して活動する。GVIDO Ⅸhttps://gvidonine.gvidomusic.com/ ©Daniel Delang梶本眞秀 写真提供:KAJIMOTO
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