eぶらあぼ 2018.7月号
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94常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 https://yomikyo.or.jp/9月公演までの1回券、絶賛発売中!10~12月の1回券、7月14日(土)発売!小曽根 真©篠山紀信◆天才・小曽根 真が登場!7/28(土)、29(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮=ルドヴィク・モルローピアノ=小曽根 真ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルードビュッシー/牧神の午後への前奏曲ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 第2組曲 他小林研一郎©読響◆コバケン入魂の チャイコフスキー7/5(木)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮=小林研一郎ピアノ=エリソ・ヴィルサラーゼベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番チャイコフスキー/マンフレッド交響曲シモーネ・ラムスマ©Otto van den Toorn◆華麗なる「新世界」8/25(土)、26(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮=ヨーン・ストルゴーズヴァイオリン=シモーネ・ラムスマシベリウス/ヴァイオリン協奏曲ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界から」 他シルヴァン・カンブルラン©読響◆カンブルランの チャイコフスキー9/15(土)、16(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮=シルヴァン・カンブルランチェロ=アンドレイ・イオニーツァチャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲        交響曲第4番 他大友直人©Rowland Kirishima◆《三大交響曲》8/18(土)14:00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮=大友直人シューベルト/交響曲第7番「未完成」ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界から」反田恭平◆《三大協奏曲》8/21(火)18:30 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮=大井剛史ヴァイオリン=岡本誠司チェロ=ラウラ・ファン・デル・ヘイデンピアノ=反田恭平メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ドヴォルザーク/チェロ協奏曲チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番≪2018年7月~8月の聴きどころ≫ 7月5日は、読響特別客演指揮者の小林研一郎が得意のチャイコフスキー作品から、マンフレッド交響曲で熱いタクトを振る。イギリスの高名な詩人バイロンが遺した長編詩劇「マンフレッド」に基づく標題交響曲。演奏機会はあまり多くない作品だが、小林はロンドン・フィルやチェコ・フィルと録音を重ねるなどこの作品に強い思い入れを持ち、「ここぞ!」という際のコンサートで取り上げてきた。読響と演奏するのは1985年2月以来33年ぶりであり、熱演に期待が高まる。ベートーヴェンの協奏曲では世界的巨匠ピアニストのヴィルサラーゼを独奏に迎える。ネイガウス、リヒテル、オボーリンらの薫陶を受けたロシア・ピアニズムの真の継承者として知られるヴィルサラーゼは、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマンなどでも高い評価を得ている。今回のベートーヴェンでも、気品ある温かなタッチで圧倒的な存在感を示すだろう。70歳代後半の円熟期を迎えた二人の巨匠の競演を、ご堪能いただきたい。 7月28、29日はジャズ界の鬼才・小曽根真が登場、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」で会場を沸かせる。昨年11月、ギルバート指揮のニューヨーク・フィルに招かれて披露した際には、3日間のチケットが全てソールドアウト。ニューヨーク・タイムズ紙は「クラシックのテクニックとジャズの自由な表現を存分に発揮し、新しい音楽世界を見せてくれた」と絶賛した。さらに、今年7月にはこの作品でラヴィニア音楽祭に参加してシカゴ響と初共演するなど、世界が熱い視線を送るパフォーマンスをお聴き逃しなく。指揮は昨年ベルリン・フィルへのデビューを飾ったルドヴィク・モルロー。シアトル響の音楽監督を務め、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ウィーン響などに客演するフランスの俊英だ。精緻で官能的なラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲をはじめ、クラシックの可能性を広げたバラエティ豊かな作品の数々を披露する。  8月18日は、《三大交響曲》。名匠・大友直人が、「未完成」「運命」「新世界」の3つの傑作交響曲を一挙披露する。21日の《三大協奏曲》では、ライプツィヒ・バッハ国際コンクール優勝のヴァイオリニスト岡本誠司、フィルハーモニア管などと共演し、欧州で注目を浴びるチェロの新星ヘイデン、幅広い分野で活躍し“情熱大陸”にも取り上げられたカリスマピアニスト反田恭平の3人が共演。両公演とも完売必至。お買い逃しなく。 25、26日は、フィンランドの名匠ストルゴーズが「新世界から」を鮮やかに聴かせる。シベリウスのヴァイオリン協奏曲では、欧米で華々しく活躍するラムスマがソロを務める。

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