eぶらあぼ 2018.5月号
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122常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 http://yomikyo.or.jp/世界の巨匠や豪華ソリストが次々と登場! 6月までの1回券好評発売中/7~9月公演の1回券4/22発売開始!クロエ・ハンスリップ©Chloë Hanslip◆華麗なる「展覧会の絵」5/20(日)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮=イラン・ヴォルコフヴァイオリン=クロエ・ハンスリップメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ムソルグスキー(ラヴェル編)/ 組曲「展覧会の絵」 他アルベナ・ダナイローヴァ©Julia Wesely◆ウィーン・フィルの 女性コンマスが共演5/15(火)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮=ヤデル・ビニャミーニヴァイオリン=アルベナ・ダナイローヴァグラズノフ/ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」 他イラン・ヴォルコフ©James Mollison◆「不安の時代」&「革命」 20世紀の魂の叫びを聴く!5/30(水)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮=イラン・ヴォルコフピアノ=河村尚子バーンスタイン/交響曲第2番「不安の時代」ショスタコーヴィチ/交響曲第5番「革命」 他コルネリウス・マイスター©読響◆R.シュトラウス・プログラム6/19(火)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮=コルネリウス・マイスターチェロ=石坂団十郎ヴィオラ=柳瀬省太(読響ソロ・ヴィオラ)R.シュトラウス/交響詩「ドン・キホーテ」 歌劇「カプリッチョ」から前奏曲と月光の音楽 歌劇「影のない女」による交響的幻想曲コルネリウス・マイスター©読響◆新鋭マイスターが振る ドヴォルザーク第8番6/23(土)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮=コルネリウス・マイスターヴァイオリン=長原幸太      (読響コンサートマスター)ブルッフ/スコットランド幻想曲ドヴォルザーク/交響曲第8番 他≪2018年5月~6月の聴きどころ≫ 5月15日は、ミラノ・ヴェルディ響の常任指揮者を務めるイタリアの俊英ビニャミーニが登場。メトロポリタン歌劇場、ローマ歌劇場、フランクフルト歌劇場など世界の一流歌劇場で成功を収めている注目株が、チャイコフスキー「悲愴」などでドラマティックな表現力を披露する。色彩感豊かな美しさをたたえるグラズノフの協奏曲では、ウィーン・フィル史上初の女性コンサートマスターとして活躍するダナイローヴァが、叙情的な旋律を名器ストラディヴァリの艶やかな音色で歌い上げる。 5月後半には、欧州で活躍するイスラエルの鬼才ヴォルコフが読響に初登場。現代音楽をエレクトロニクスやロックと組み合わせた「テクトニクス・フェス」のキュレーターを務め、クラシックの新たな可能性を追求している。20日は「展覧会の絵」などを振り、冴えたセンスで名曲から新たな側面を引き出す。メンデルスゾーンの傑作協奏曲では、ヤンソンス、マリナー、スラットキンら巨匠と共演する実力派ハンスリップが独奏を務める。完璧なテクニックと甘く艶やかな音色で聴衆を魅了するだろう。30日は20世紀を生きた二人の作曲家が命をかけて書いた交響曲、バーンスタイン「不安の時代」とショスタコーヴィチ「革命」が並ぶ。激動の時代を生き抜いた両者の魂の叫びを、ヴォルコフが鮮烈なタクトで露わにする。登場人物たちの心理描写を担う独奏ピアノで共演するのは、ドイツを拠点に国際的に活躍する河村尚子。ジャズやポピュラー音楽の要素も散りばめた作品で見せる新たな境地にご注目を。 ミラノ・スカラ座で成功を収め、2019年にメトロポリタン歌劇場へのデビューを果たす首席客演指揮者マイスターは、6月に3プログラムを指揮。19日は〈オール・R.シュトラウス・プロ〉。チェロとヴィオラの名手とともに描く諧謔さと人間味に溢れた「ドン・キホーテ」に始まり、作曲家最後のオペラ「カプリッチョ」、二組の夫婦の愛と試練を描いた「影のない女」からの音楽を演奏する。ウィーン国立歌劇場で「アラベラ」、ドレスデン国立歌劇場で「サロメ」を指揮し、R.シュトラウスの音楽を熟知したマイスターの手腕が存分に発揮されるだろう。特に「影のない女」は、R.シュトラウスの最高傑作のひとつとされ、数多の糸が絡み合うように緻密に書かれた極上の音楽を、ぜひ生で体験していただきたい。23日はドヴォルザークの交響曲第8番を快活に奏でる。ブルッフの協奏曲では読響コンサートマスターの長原幸太が、才気煥発ぶりを発揮する。28、29日は、マーラーの大作「復活」で、世界が注目するメゾのハレンベリら二人の歌姫をソリストに迎えて壮大な世界を描きあげる。東京公演はすでに完売。◆マーラーの大作「復活」6/28(木)19:00 サントリーホールS完売 A完売 B完売 C完売6/29(金)19:00 フェスティバルホールBOX完売 S¥7,200 A¥6,100 B完売指揮=コルネリウス・マイスターソプラノ=ニコール・カベルメゾソプラノ=アン・ハレンベリ合唱=新国立劇場合唱団マーラー/交響曲第2番「復活」アン・ハレンベリ©Örjan Jakobsson

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