eぶらあぼ2017.7月号
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17215日。審査委員は、第5回の最高位入賞者であるアレクサンダー・コブリンの他、エリソ・ヴィルサラーゼ、ディーナ・ヨッフェなど11名。第10回浜松国際ピアノコンクール2018.11/8(木)〜11/25(日) アクトシティ浜松http://www.hipic.jp/■軽井沢国際音楽祭2017 記者会見 軽井沢国際音楽祭2017の記者会見が5月15日に都内で行われ、同音楽祭音楽監督でクラリネット奏者の横川晴児、特別協賛企業・ホッピービバレッジ株式会社代表取締役社長の石渡美奈らが出席した。 音楽祭は8月18日〜23日に軽井沢大賀ホール、軽井沢ユニオンチャーチを主な会場として開催され、参加アーティストは横川のほか、ジェラール・プーレ、小林美恵(以上ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)、吉田秀(コントラバス)、野平一郎(ピアノ)、尾尻雅弘(ギター)など。また、横川らが出演するプレ・コンサートが8月12日に都内(渋谷/ラトリエ by APC)で行われることも発表された。横川は以下のようにコメントした。 「私が在籍していたN響のメンバーと一緒に『Karuizawa & Music』としてスタートしたこの音楽祭も今年で16年目を迎え、今では軽井沢大賀ホールをメイン会場として国際的なアーティストも出演する大きなフェスティバルに成長しました。今回のテーマは『ボヘミアン』です。今年は『日本におけるチェコ年』でもありますので、ドヴォルザークやヤナーチェクの作品を多くプログラムに取り入れています。また、ホッピーを使ったオリジナル・カクテルも銀座の『嘉茂 bar kamo』の嘉茂大輔さんと一緒につくりましたので、こちらもぜひ音楽祭でご賞味いただけたらと思います」軽井沢国際音楽祭http://www.kimf.net/■佐藤俊介がオランダバッハ協会の 音楽監督就任へ 国際的に活躍する若手ヴァイオリニスト、佐藤俊介が2018年6月より、世界最高峰の古楽演奏団体の一つ、オランダ・バッハ協会の音楽監督に就任する。5月11日、同団が発表した。  オランダ・バッハ協会は、国内外の17-18世紀の音楽の演奏を専門とする世界屈指の器楽奏者と歌手で構成、ヨーロッパの古楽シーンを牽引する演奏団体。1921年に創設され、2021/22シーズンに創設100周年を迎える。 佐藤は10年にJ.S.バッハ国際コンクール第2位、聴衆賞を受賞。現在オランダを拠点にキャリアを築く。13年から同団コンサートマスターを務めており、33歳という若さでオランダの音楽シーンで最も名誉ある役職の一つを務めることとなる。 現オランダ・バッハ協会音楽監督のヨス・ファン・フェルトホーフェンは後任に佐藤が選ばれたことを受け、次にように述べた。 「21年に迎えるオランダ・バッハ協会創設100周年に向けて、長い歴史に新たな足跡を残す事の出来る、若き才能豊かな後継者を望んでいました。佐藤は完全な適任者であり、大変誇りに思います。佐藤は既にヴァイオリニスト/リーダーとして、当団を新しい次元に導いています」 就任が決まった佐藤は「ファン・フェルトホーフェン氏とこの合唱団、合奏団から受け継いだものを基に、国内外での活動を、そして団体を芳醇させる事が出来る様、邁進します」と抱負を語った。オランダ・バッハ協会 http://www.bachvereniging.nl/■パーヴォ・ヤルヴィがチューリヒ・トーン ハレ管の音楽監督兼首席指揮者に就任 エストニア出身の指揮者パーヴォ・ヤルヴィが、スイスのチューリヒ・トーンハレ管弦楽団音楽監督兼首席指揮者に就任することが発表された。2019/20シーズンから5年間の契約。ヤルヴィがトーンハレ管会見より 左から)石渡美奈(ホッピービバレッジ株式会社代表取締役社長)、横川晴児(軽井沢国際音楽祭音楽監督) 撮影:窪田 亮©Yat Ho Tsang

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