eぶらあぼ2017.7月号
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130新潟市民芸術文化会館 主催公演〒951-8132 新潟県新潟市中央区一番堀通町3番地2 http://www.ryutopia.or.jpお問合せ・ご予約:りゅーとぴあチケット専用ダイヤル025-224-5521主催:公益財団法人 新潟市芸術文化振興財団りゅーとぴあオンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/(11:00~19:00)*りゅーとぴあ友の会N-PACmate会員募集中*入会案内をご請求ください友の会事務局025-224-5631(平日10:00~18:00 休館日除く) npac@ryutopia.or.jpおんぶん開館40周年記念事業会場:新潟市音楽文化会館■りゅーとぴあ・1コイン・コンサートVol.91 「透明感溢れる音色“ピアノ”」7/20(木)11:30ピアノ=新居由佳梨リスト/ラ・カンパネララヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌシューマン(リスト編)/ ミルテの花より「献呈」 ほか全席指定 ¥500新居由佳梨©ミューズエンターテインメント■前橋汀子無伴奏オール・バッハ・プログラム7/21(金)19:00ヴァイオリン=前橋汀子バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番    ニ短調 BWV1004    無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番    ホ長調 BWV1006 ほか全席指定 ¥5,000 N-PACmate会員優待¥3,000前橋汀子©篠山紀信■堤 剛無伴奏オール・バッハ・プログラム9/2(土)17:00チェロ=堤 剛バッハ/無伴奏チェロ組曲より    第1番 ト長調 BWV1007    第6番 ニ長調 BWV1011 ほか全席指定 ¥5,000 N-PACmate会員優待¥3,000堤 剛©鍋島徳恭●新潟市ジュニア邦楽合奏団  第22回定期演奏会7/30(日)14:00新潟市音楽文化会館 ホール指揮=鯨岡 徹 川崎絵都夫/めぶき        ※新潟市ジュニア邦楽合奏団委嘱作品鯨岡 徹/風の音・波の音・海の音(初演)石井由希子/海鳴り ほか全席自由 ¥700新潟市ジュニア邦楽合奏団●新潟市ジュニア合唱団 第27回定期演奏会7/23(日)15:00 新潟県民会館 大ホール指揮=海野美栄 ピアノ=斎藤愛子A.ヴィヴァルディ(森重行敏編)/「四季」              (詞:中山知子)越部信義/「くいしん坊の世界旅行」      (詞:中村千栄子)小六禮次郎/「ブレーメンの音楽隊」(台本・詩:大谷美智浩) ほか全席自由 ¥700新潟市ジュニア合唱団●平成29年度 全国共同制作プロジェクト プッチーニ 歌劇≪トスカ≫10/15(日)14:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール演出=河瀨直美 指揮=大勝秀也トスカ= ルイザ・アルブレヒトヴァカヴァラドッシ= アレクサンドル・バディアスカルピア=三戸大久堂守=三浦克次管弦楽=オーケストラ・アンサンブル金沢 ほかS¥12,000 A¥8,000 B¥5,000河瀨直美©LESLIE KEEアレクサンドル・バディア 歴史に「もしも」という問いはタブーだと言われますが、もし新潟市に、この施設が建設されなかったらと想像すると、そこには全く異なる風景が見えてきます。“おんぶん”と市民に親しまれている新潟市音楽文化会館。1977年11月オープン。1階・2階に大・中・小の計13室の練習室を擁し、3階部分には日頃の練習の成果を発表する525席のホールを備えました。昼夜を問わず市民の利用が続く中で、1980年にはジュニアオーケストラ教室、1990年にはジュニア合唱団、そして1995年ジュニア邦楽合奏教室が活動を開始。これらジュニア音楽3教室は、多くの練習室があったからこそ開設できたのでした。以来、たくさんの人たちがここで楽器を学び、仲間とともに練習し、ステージに立って拍手を浴びて地域に巣立って行きました。誰もが気軽に練習したり、その成果を発表することのできるこの施設は、まさに新潟市における音楽文化の【ゆりかご】であったのです。さらに言葉を連ねるなら、このおんぶんが醸成した文化がなければ、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が今あるような形で存在したか、甚だ疑問に感じます。開館から40年。ここに流れた時間と同じ時間を、たゆまぬ努力によって自身の音楽の熟成に結びつけてきた音楽家がいます。ヴァイオリニスト前橋汀子と、チェリスト堤剛。紹介を必要としない巨匠二人がこの夏、おんぶん40周年記念のヴィンテージ・リサイタル・シリーズに次々に登場。どちらも渾身のオール・バッハ・プログラムを奏でます。これを聴きながら、皆様ご自身の40年にどうぞ思いを馳せてください。(事業企画部H)“りゅーとぴあ”今月の聴きもの「河瀨直美版新演出は、今年一番の話題作となるに違いない!」

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